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【イベントレポート】さとうすぐるさんに聞く!GPT-4o徹底解説!

皆さん、こんにちは!
ぶっちゃけ系エージェント、ROSCA広報のSahoです。

6月17日(月)にROSCAが運営する「ROSCAFE」にて「さとうすぐるさんに聞く!GPT-4o徹底解説!」を開催しました!

この記事では企画と運営、そして当日のモデレーターを勤めました私、Saho目線でイベントの様子をお伝えしたいと思います。

それではさっそく見ていきましょう!


今回のGPT-4oイベントの講師は株式会社Uravationのさとうすぐるさんです。AI情報を中心に発信しているSNSで5万人のフォロワーを持ち、生成AIツールを活用したチャットボットや社内業務効率化ツールの開発に注力されています。

最初に、GPT-4oの基本情報とその特徴についてお話がありました。GPT-4oは、これまでのGPT-4Turboに比べて大幅に性能が向上しており、特に無料版ユーザーにとって有益なアップデートとなっています。無料版では5時間で20メッセージ、有料版では3時間で80メッセージを送ることができ、画像生成機能も有料版で利用可能です。また、GPTs(Generative Pre-trained Transformers)についても触れ、無料版でも他のユーザーが作成したGPTsを利用できるようになったことを説明いただきました。

GPT-4oの機能向上については、3つの観点から説明があり、まず、精度の向上については、文章生成の評価結果が公式から発表され、GPT-4oは他の大規模言語モデルと比較しても高い精度を誇っています。特にMLU(Machine Learning Utility)という指標でトップのスコアを記録しており、様々な学問分野の問題に対して高い精度を示しています。GPT-4oは、GPT-4や他の競合モデルと比較しても、特に日本語の自然さや文章生成の精度において優れていることが分かります。

次に、応答速度の向上については、GPT-4oは前モデルに比べて出力速度が3倍以上速くなっていて、非常に迅速な応答が可能です。実際のデモンストレーションでは、同じタスクをGPT-4とGPT-4oで比較した際、GPT-4oの方が圧倒的に速く結果を出すことが確認されました。画像認識と音声認識の精度向上についても触れ、特に画像認識では、画像の内容を正確に理解し、適切な応答を生成する能力が向上しています。例えば、画像に含まれるテキストや特徴を正確に認識し、それに基づいた詳細な説明を提供することが可能です。音声入力に対する応答も非常に迅速で、自然な会話が可能となっています。

実用性の観点からは、対話型のAI教師としての利用や同時通訳、経理関係の仕分けなど、具体的な活用例が紹介されました。対話型のAI教師としては、数学の問題を解説する際に生徒と対話しながらサポートする機能があり、プログラミングやデザインなどの分野でも応用可能です。例えば、数学の問題を解く際に、ステップバイステップで解説を行い、生徒が理解しやすいようにサポートします。

同時通訳機能については、Zoomミーティングでの多言語対応が可能であり、海外のクライアントとのコミュニケーションが円滑に行えるようになりました。GPT-4oを利用することで、リアルタイムでの翻訳が可能となり、言語の壁を越えたコミュニケーションが実現します。経理関係の仕分けでは、領収書の文字認識精度が向上し、効率的な仕分けが可能となっています。具体的には、領収書をスキャンしてアップロードするだけで、自動的に内容を解析し、適切なカテゴリに仕分けることができます。

ビジネスにおける今後の可能性については、ウェブサイトの構築や画像生成、ライティングなど、様々な分野での活用が期待されています。ウェブサイトの構築では、イメージ画像からコーディングを行う機能が紹介され、特に日本語の部分も正確に認識できるようになっています。

例えば、手書きのワイヤーフレームやデザインスケッチをアップロードするだけで、それを基にしたHTMLやCSSコードを自動生成することが可能です。これにより、ウェブ開発の初期段階を大幅に効率化することができます。画像生成については、同じキャラクターを統一して生成できる能力が向上しており、デザインなどのクリエイティブな分野での応用が期待されています。例えば、広告やマーケティングキャンペーンで使用するビジュアルコンテンツを一貫性を持って生成することができます。

最後に、GPT-4oの文章生成の速度が速く、たくさんの記事を効率的に生成できる点が強調されました。これにより、ビジネスにおける生産性が大幅に向上し、コスト削減にも寄与することが期待されています。例えば、ブログ記事やニュースレター、マーケティングコピーなどのコンテンツを迅速に生成し、公開することができます。また、グラフの生成についても触れ、データ分析や可視化の分野での応用が可能であることが説明されました。具体的には、データセットを入力するだけで、自動的に適切なグラフやチャートを生成し、視覚的にデータを理解しやすくすることができます。

いかがでしたでしょうか?
今回はGPT-4oの多岐にわたる機能と、ビジネスへの応用可能性を感じられる、参加者の方にとって非常に有益なイベントとなったと思っています!
皆さんもぜひ、GPT-4oを日々の業務に役立ててみてはいかがでしょうか?


今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!


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