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オミクロンを考えるその2

 2022年が明けてオミクロン株が急速に拡大してしまった。去年の秋頃どこかのAIが冬には第六波が来ると盛んに言っていた。しかし年末鹿児島県は感染者0人が何日も続き、これがどう展開したら第六波になるのかと想像できなかった。新型コロナの収束が近いと思いきやオミクロン株の急拡大でこう来たか⁉️と驚いた。

 2020年の東京五輪を延期して満を辞して迎えた2021年、コロナは変異を重ねながらも収束に向かいつつあると思った昨年末。気が緩み感染対策も緩んだとしか考えられない今年に入った途端の急拡大だ。そして成人の日が来てこれから入試シーズンが始まる。人が集まるイベントが待っている。

 昨日厚労省は感染者の84%がオミクロン株に置き換わった可能性があると言っている。オミクロンはなんと言っても感染力が半端なくて、昨日は全国で感染者が18000人を超えてしまった。東京3214人大阪2452人だ。オミクロン株は無症状や軽症者が多く、罹っても重症化は少ないと言うが、だからと言って無症状の人が街にあふれても良いとはならない。ホント冗談じゃない。私みたいな年寄りに移してもらったら困る。年寄りは持病がなくても体力も無いんだから、寝付くに決まっている。重症化なんてもっての他である。

 沖縄の場合だけど、現行ルールでは濃厚接触者は保健所認定で14日間待機ということになっている。現在余りにも感染者が増えて保健所のマンパワーでは追うのが不可能になって来た。積極的疫学調査が出来なくなり、濃厚接触した人を感染者が自己申告するというルールに変わってきたそうだ。また14日間待機ルールはエッセンシャルワーカーさんを縛ることになりかねず、社会経済活動全般にも影響が出そうでこれも短縮する方向だとか。これが吉と出るか凶と出るか、、。感染防止と経済活動を両立させるのは至難の業というのは理解できる。吉と出ることを心から願います。

 沖縄は基地の島で全国にある米軍基地の7割がこの小さな沖縄に集まっている。この新型コロナで多くの基地関連の感染者を出して気の毒でしょうがないのだが、この沖縄の様子はヤマトンチューの近未来の姿だ。沖縄で感染を止めると玉城知事の悲壮な顔をニュースで見た。これは太平洋戦争末期の沖縄戦の構図と同じだと気付く。どれだけ沖縄に負担を強いているのかと心が痛む。

 1日も早い収束を!!

#新型コロナ #オミクロン株

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