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それなりにおいしいパスタのつくりかた

どういうこと?

PvPの話題がマンネリで横道にそれはじめました。
あと暇なんですよ今日。

どれだけうまいの?

うちのひとには「外で食べるパスタが物足りなくなった」と好評です。

コツは?

旨味の出る素材+オリーブオイル+チーズ+パスタの茹で汁+熱+振動
です。いわゆる乳化ですね。
ヘッダー画像にあるペペロンチーノのコツですが、このコツは流用できます。

ざっくり教えて!

冷蔵庫にある適当な素材を切ります。
オリーブオイルで炒めます。
味を整えます。
茹でた麺を和えます。
食べます。

おいしい!!!!!!!!!!!

もうちょっと詳しく

冷蔵庫にある適当な素材を切ります。

いろんな素材を少しずつ入れるほうが、おいしくなる傾向にあります。家庭料理ですし、原価なんて無視していきましょう。
炒めものではないので、小松菜ひと束とひき肉大さじ1~2程度でも成立します。もちろん具材たっぷりで食べたければ、都度増量しましょう。

旨味が出る素材、できれば動物性の素材をひとつは入れましょう。野菜だけだと物足りなくなると思います。
鶏肉、豚肉、ひき肉、ソーセージ、ベーコン、ツナ缶、アンチョビ、オイルサーディンなどなど。肉と魚は混ぜると喧嘩してしまうので、確証がないかぎり混ぜないようにします。
野菜ならセロリ、にんじん、きのこなどなど。葉物野菜を入れて彩りを出してもいいですね。トマトは今回紹介する調理のペースだと、結構酸味が残ってしまうと思います。

切ったら放り込めるように、お皿とかに分けておきます。
並行してこの段階でパスタを茹でるお湯を沸かしはじめましょう。茹で汁には絶対に塩を入れましょう。塩味はパスタの茹で汁で調整するので、ちょっとしょっぱいかな?と思うぐらいの塩味にしておきます。

オリーブオイルで炒めます。

フライパンで素材を炒めていきます。オリーブオイルは少し多めがポイントです。中華ではないので、常温スタートでOKです。
にんにくの香りをつけたければ、素材を入れる前ににんにくを入れてオイルに香りをうつしていきます。
にんにくを包丁で潰して、ひとかけら入れましょう。チューブにんにくだと跳ねて火傷するので、わたしはできるだけ生のにんにくを入れています。少しきつね色になってくるぐらいまで加熱して、一度お皿に取り出します。香り出しなので食べなくてもOKですが、もったいないので盛りつけ時にお皿に乗せてしまいましょう。

素材の細胞壁を破壊しやすくするために、少しだけ……味がつかない程度の塩を入れます。
どれだけ加熱するかは好みですが、わたしは結構しっかり火を通します。
お肉を入れるときは、すこし焦げ目がつくように焼くとおいしいです。

味を整えます。

味の方向性を決めていきます。わたしがよくやるのは味の素、ブラックペッパー、(飲んでる)ワイン、バルサミコそれぞれ少々。味見しながらワインとバルサミコを煮詰めつつ味を整えていきます。塩味はこのあとパスタの茹で汁で調整するので、薄めで!旨味重視です。

味がうすい場合はあとで塩をふってリカバリーできますが、味が濃い場合はリカバリーが難しいです。あとで入れる粉チーズと茹で汁にも塩が入っているので、あらためてこの時点で塩味はかなり薄めを意識していきましょう。

味つけが一段落したら、ソースはできあがり。一旦火を止めて、鍋にパスタを入れて茹でます。

パスタの茹で時間は麺を和える工程を考慮し、袋に書いてある時間から45秒~1分短くします。

茹で時間残り2分ぐらいでフライパンに粉チーズをちょっと多めに振り、パスタの茹で汁を入れます。少しずつ様子を見ますが、塩味に慣れてしまうので味見しすぎるとしょっぱくなります。雑に言えばお玉に1/3~半分ぐらいでしょうか。
フライパンを揺すりながら加熱して、ソースにとろみを出していきます。
オイルと茹で汁とチーズが1:1:1になるイメージでやると、ちょうどよくまとまると思います。

麺を和えます。

麺のお湯を切って、フライパンに入れて揺すりながら和えていきます。あまり長々とやると乾燥してしまうので、30秒程度で十分です。

いい感じに混ざったら、お皿に盛りつけます。ここでソースがフライパンに残らなければいい感じ。成功です。

ベビーリーフとかあったら、少し上に乗せるとお洒落な感じに。

食べます。

おいしい!!!!!!!

ワインと合わせてどうぞ。味が物足りない場合は、塩を振りましょう。

余談

色々やって一番味が変わったのはチーズです。粉チーズではなく、パルミジャーノ・レッジャーノを削って入れると味が別次元になります。

パスタはAmazonのこれを買っています。12キロで4000円ぐらいと驚きの価格。でも日々の食事なら十分なお味です。

参考にしたのはこの2冊。あとは日々のごはんで試行錯誤です。


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