進行形の中で、それぞれの「時」を俯瞰して見ることはできない。
思い入れやボタンのかけ違い、今しか見えない苦しさや哀しさ。
それぞれの「時」のずれから出てくるやっかいなものを抱えながら生きていく、

須賀敦子があの頃の「内なる鬼」のことを昇華させて文章にしたものを読んでみたかった。

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