麻雀のいろは(基本編)
なぜだかLABO内で麻雀がブームになっています。
でも始めたばかりなので、戦術とか役とかわからん・・・とかの声がありまして。いろいろ検索すると初心者向けや中級者向けのサイトはあるけど初心者脱出系は割と少ないので、雀歴20年以上の俺が一応考えていることとか方針を教えていこうかなと思います。
なお、一応ですが麻雀格闘倶楽部では黄龍レベル62(8年くらい前までやってた)、MJでは今年1月中旬から復帰して2か月ちょいで秋刀魚10級から現状覇者、R1820レベルなので上級者の方々は参考にならないです。
ってわけでここから開始。
初心者脱出のため、初心者の方は他のサイトを見ることをお勧め。牌の種類とかは基本中の基本ですし、組み合わせに関してもそうですね。
なお全4回予定です。基本、秋刀魚・4麻共通セオリー、秋刀魚特有のセオリー、4麻セオリーの予定。多分秋刀魚セオリー書いてから共通にする予定です。
最初に。
麻雀は1位を取るゲームです。
なので逆転できる目があるときに逆転手を作らずに安手をあがるとか正直ありえない。1位をたすけるような麻雀はあかんですよ。
まぁリーグ戦みたいに点数の積み重ねが必要なときは別ですが、MJや麻雀格闘倶楽部のようなルールであれば長丁場でないのでいかに1位を取るか。秋刀魚では確定事項です。4麻なら2位以上を。これは4麻セオリーの際に書こうと思います。
そんな麻雀にならないように必要なこと。それは役です。それでは次。
符計算より先に覚えよう。基本役。
役名は書くので形は各自調べてね。これに関してはいろんなところに乗ってるし。
ピンフ(平和)
符がつかない状態で、順子4組と頭1つで完成する役。最強の基本役です。鳴きは無効。
頭でも役が付くもの(白發中、場風、自風)ではピンフになりません。そこだけはご注意。
割と複合役が狙いやすく、面前で上がれるため重宝する役です。
タンヤオ
これも超基本。2~8からの牌(中張牌)のみの組み合わせで上がる役です。
鳴きはルールによりますが麻雀格闘倶楽部でもMJでもできます。喰いタンってやつ。
まぁこの役はドラが中張牌のときに鳴いて狙う役ですよね。こいつも後述の一盃口とか組み合わせ結構あるので起点にしやすい役です。
一盃口
同じ順子を2個組み合わせてできる役。鳴きは無効。
後述の七対子と天秤をかける役。まぁおじさん大体一盃口狙うけど。
この役はとにかく役単体でも上がれるし組み合わせも割と自在なところ。
ってわけで超基本な役は終了。自風場風はもうわかっていると思うので省略。
残りの1翻役は割と限定される(面前ツモ、ハイテイ、槍槓、嶺上開花など)は調べてくれって感じ。リーチなんて基本中の基本だし。
2翻~役
花形役です。4麻編で追記します。ここでは割と難易度が低い役を中心に。
一気通貫(イッツー)
2翻役。鳴いても1翻。
同じ種類の牌を1~9でそろえる役。後述のホンイツとか組み合わせで高い役が狙いやすくなります。
こいつは面前だとホンイツやチンイツ狙い?と思わせて違う種類の牌で上がることができるので重宝します。特に4麻。
鳴いても1翻なのでドラ絡むときは狙ってもいい役です。その場合はあまり鳴きすぎないように。割とばれやすい役だし。
対々和(トイトイ)
2翻役。鳴いても2翻。
刻子(同じ牌3つ)4個と頭で完成する役。鳴きでも成立するので割と有用。こいつは3麻で重宝します。牌の数が4麻より少ないので成立しやすい。
後述の七対子と迷う役ですが暗刻1個あればトイトイのほうが上がりやすいです。鳴きでプレッシャーもかけられ、ドラ絡みで脅しもできるのですが、待ちは狭くなり、上がりづらい役であることは理解すべき。
七対子(チートイ)
2翻役。こいつは特殊役。
面前でトイツ7個で成立する役。必然的に単騎待ちになるので上がりづらい。
でもこの手のいいところは何でも待ちを変えられて、リーチかけなくてもいいとこは優秀。配牌でトイツ4つあってその中にドラがあるか、字牌ドラのときには狙う役かなと感じます。とまぁ優先的には狙わない役。
俺はガチアンチです。でもこれしかないときはやるしかないので使います。トイツ理論が有名(MJ解説者の土田さんの理論)ですが、俺には使いこなせないです・・・。
ホンイツ
秋刀魚での基本。有用すぎる役。
3翻。鳴きで2翻。
この役は同じ種類の牌と字牌のみの組み合わせでできるため、秋刀魚では相当作りやすい役です。俺が一番好きな役。
2翻なので後2翻あれば満貫取れて、ドラとか複合して跳満、倍満と点数を伸ばしやすくて使いやすいのですが、狙いが相当ばれやすいのとテンパイがわかりやすい(いらない同じ種類を切る→大体テンパイ)のでツモでしか上がれないと思ったほうがいいけど、ツモもツモで最強なのでよいでしょ。
MJはリプレイを見直せるのですが、俺ホンイツ率多すぎなんだよな・・・www
チンイツ
ホンイツから字牌なしで上がる役。
6翻、鳴きで5翻。
こいつはホンイツ以上に待ちがわかりやすく、そろえるのも苦労するけど単体で満貫以上とかなので相当強いです。まぁ上がれないと思うのでホンイツ狙いでツモがいいときに字牌切って上がる役というイメージでいいでしょう。
チャンタ・ジュンチャン
チャンタは一九の順子絡みか刻子と字牌、ジュンチャンは一九牌の順子絡みか一九の刻子で作る役。
チャンタは2翻、ジュンチャンは3翻。鳴くと1翻下がる。
まぁこの辺は配牌で考えるレベルなので特には。特に秋刀魚では忘れていい役。4麻編で話します。
三暗刻
3つの暗刻で上がる役。
2翻、鳴いても下がらない。こいつはトイトイとの複合になりやすい。
まぁ面前だと四暗刻で役満になっちゃうよね。
三色同刻
2翻、鳴いても下がらない。これマジで上がれない。考えなくておk。
三槓子
これもまず上がれない。カン3つでできる役なんてそうそうあがれねぇ。
歴長いけど1回しか上がったことないので忘れていいと思う。
他にも役あるんだけど主な役はそんな感じ。流し満貫はわかると思うし三色同順は4麻で書きます。秋刀魚ではないですし。
役満
この辺は調べればわかるんで省略。調べろ。
点計算のいろは
まぁ簡単な役を覚えたところで基本的な覚え方。
合計4翻→満貫(ピンフ複合でツモ4翻は5200)
合計6翻→跳満
合計8翻→倍満
合計11翻→3倍満
合計13翻→数え役満
ここは基本。
3翻以下は符計算が必要ですがカンがない場合・・・
ピンフがあるとき3翻→ツモなら2600、ロンなら3900
それ以外の3翻→ツモなら3900、ロンなら5200
1翻下がるごとに点数は半分になります。
1翻つけるごとに点数は倍になるってことを覚えておきましょう。
これは子。親は1.5倍。まぁ計算に関してはサイト見るのが詳しいです。
カンが絡むと点数計算めんどくさいのですが、一九字牌の暗カンは大体1翻クラスで点数が上がるイメージを持つといいと思う。
ってわけで
超基本編です。要は役を覚えて点数計算を簡単にできるようにしましょうって話。
役がわからなければ立ち回りもできませんし、守りながら攻めるってこともできません。まずは主な役を覚えて攻撃、守備のタイミングを覚えましょうって話。牌効率とか役がわからない限りはリスクリターンがとれないのでとにかく役は重要です。
牌効率に関しては次回以降に書きたいと思います。まずは基本的な入口から。
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