【#2】服屋さんが潰れていく中で、若者は何を買うのか

foreverやgap等の外資の安価なブランドが
潰れたと思ったら

レナウン、ワールドの大手ブランドも
倒産、事業廃止等に追い込まれる

今若者は何にお金を払うのか

目次

 
  1.日常的に味わえない体験が好きな理由
  2.負担の少ない小物が好きな理由

今の若者が浪費するものは
この2点がメインだ

1.非日常体験浪費家

非日常とは
休日に日常とかけ離れた空間、時間を
楽しむ場所にいくこと
と定義する

例えば

・テーマパーク
・ライブやコンサート
・期間限定のイベントスペース

がわかりやすい

これらに熱狂する若者が増えたと同時に
金になると分かった大人達がイベントに関して
高値で釣るようになる
(原価が高い場合もあるがその話は置いておく)

どれだけ高いイベントでも
熱狂的信者の若者たちはその一日のために
汗水流して稼いだ金を注ぎ込むのだ

所謂若者のオタク化が
かなり進んでいるということ

キラキラ輝く場所や時間
もしくは
アニメキャラクターや
舞台俳優、ジャニーズ達が
心の拠り所と感じる人が増えた

これはつまり
他人へ依存しやすい若者が
増えた ということ

守られる環境が強すぎたのだ

主体性や積極性の低下が
若者のオタク化を進行させ
服を着飾るという外的な購入意欲より
自分の理想の空間に浸ることで
満たされる心理的な購入意欲の方が
強くなったのだ

2.低価格量産浪費家

ブランドものに借金をしてまで
服を買う若者を近年見た人は
いるだろうか

もちろん
安くても可愛い服が増えた
という理由もあるが

高いものへの価値
を理解している若者が少なくなった

というのが筆者の意見だ

価値への理解がないと
高値もものは購入できないのだ

結果
心を満たしてくれる空間に
価値を置き高値を払う分
ものへの価値は理解が乏しく
安価なものしか買えなくなった


判断基準が
値段
だけだと
たしかにブランド服は
買わなくていいだろう

しかし
ブランド服はその値段に値する
血の滲むような努力と
デザイナーのセンスから生まれるデザイン性
生地や縫製のこだわりなんかもあるだろう

素人でもその価値を理解し
お金を注ぎ込むことに
惜しまなかった時代もあったが
服のオタクはかなり少なくなった

勿論高いものだけを買う人が
お洒落の基準ではない

ブランド物だけで服を
語る人が
センスの良い人ではないことは
充分に承知であるが

服を好きな人の基準は
安い物しか買わないファッショニスタと
呼べるのだろうか

服への愛が減った今の若者が
服のブランドを作った時
売れるのは

服の価値が高い

という理由なのだろうか

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