ヴィーンヌィツャ事変外伝-1暗号システムと満鉄調査部/会話体は内容より劣位なものがChatGPT

・原案　白黒乃犬が書いてます

カーゾン卿は「海外から購入した暗号システムは既に売った国では古くなり解読が容易いので、どうしても自国開発が欠かせないのです。しかし、暗号機械、暗号システムは数学者、工学者、古典学者、心理学者、生物学者によって構成され、予算が潤沢なシンクタンクが不可欠なのです。日本国の満州鉄道調査部のように軍事費の半額に近い額を鉄道会社の収益や鉄道会社が直営する鉱山や油田での収益を調査部へ与え、敵国のラジオ聴取、軍事無線傍受と暗号読解、占領予定地域の地域研究などをする必要があったのですが、先帝も国王もそういう謀略めいたことが嫌いで、各国大使と会食時に個別に話し合い信頼関係を作ると言うことにドナウ王制国の外交リソースが使われていたという陰惨な事実があるのです」とシロネコへ当時の問題点を指摘し、シロネコはあまりの元母国であったドナウ王制国が近世的であることに言葉を失う会話形式の物語

・展開　ChatGPTが生成

カーゾン卿: 「海外から購入した暗号システムは既に売った国では古くなり解読が容易いので、どうしても自国開発が欠かせないのです。しかし、暗号機械、暗号システムは数学者、工学者、古典学者、心理学者、生物学者によって構成され、予算が潤沢なシンクタンクが不可欠なのです。日本国の満州鉄道調査部のように軍事費の半額に近い額を鉄道会社の収益や鉄道会社が直営する鉱山や油田での収益を調査部へ与え、敵国のラジオ聴取、軍事無線傍受と暗号読解、占領予定地域の地域研究などをする必要があったのですが、先帝も国王もそういう謀略めいたことが嫌いで、各国大使と会食時に個別に話し合い信頼関係を作ると言うことにドナウ王制国の外交リソースが使われていたという陰惨な事実があるのです。」

シロネコ: （驚愕の表情を浮かべながら）「まさか、そんな方法が…」

カーゾン卿: 「ええ、ある意味で近代的な諜報活動の手法とは違っていましたね。でも、当時の政治や外交は、個別の交渉や信頼関係の構築も大切な要素だったのです。ただし、それだけでは十分な情報収集や国家安全保障が困難であったことも否めません。」

シロネコ: 「過去の国の姿を知ることで、より良い未来を築くための教訓を得るべきなのかもしれません。」

カーゾン卿: 「その通りです。歴史から学ぶことは、同じ過ちを繰り返さないために重要な一環です。」

・評価　白黒乃犬が書いてます

　会話体と指定していて一応会話体に編成していますが、最初にカーゾン卿の話している部分は原案を復唱しているようです。
　さすがは頭脳明晰でイングランドOxen(雄牛)大学、マンハッタン自由国市立大学で成績優良者の銀時計組です。
　これだけ長いものを寸分誤らずに復唱するなどというのは、ホメロスの古典詩を暗記して述べるグラマースクールで受けた教育の賜です。
　しかしながら、ChatGPTが生成した物語の評価としては後半部分があまりに型どおりなのと前半部分にヒネリがないので60点C評価とします。

・追記　白黒乃犬が書いてます

　カーゾン卿はあらゆる学校時代を首席・次席で過ごしてきていますが、シロネコは皇女の三女ということもあり家庭教師による教育と王宮内のアカデミアの短期大学部で学んでいますが、家庭教師から逃げ回るし、アカデミアでも皇女の三女だからと格段成績表も別扱いであることを良いことにエスケープしては沼沢地でナマズを捕まえてたき火をして焼いて食べたり、樹木の間を飛び移ったりと系統だった学問を身に付ける努力はしていませんが、天性の勘と能力ともいうべき賢明さを持っています。
　白黒乃犬は専門とするべく子どものことより学んだ古典学・歴史学と予備役将校に必須の基礎数学、読図、教練には熱心でそれ以外はあまり力を入れていないために成績としては極めて凡庸なところと最優秀なところが混在し、銀時計組ではありません。
　満州鉄道調査部（満鉄調査部）がここで出てきますが、帝国主義時代の権謀術数で世界情勢は奇々怪々という中で、ドナウ王制国から見ると極東の辺地たるニッポニアが巨大なシンクタンクが植民地経営の主体である鉄道会社内に設けられ、ドナウ王制国とその周辺のことまで徹底して調べていることをカーゾン卿は話しています。
　白黒乃犬の個人的な考えでは2021年のウロ戦争によって冷戦後の雪解け時代は完全に終わってしまい、The Great Game（グレートゲーム）・新グレートゲームを経たグレーテストゲーム（The Greatest Game）に好むと好まずとにかかわらず組み込まれてしまい、GNPの規模、資源の海外調達の度合いなどから主要プレイヤーに日本はなっているので、「低姿勢で、ペコペコ頭を下げて、『遺憾です』としか言わない」というステレオタイプの姿を一新し、小柄でも大柄のウイッテ全権大使を存在で圧倒できた小村寿太郎のような日本人像を築いて行く必要があります。
　そのためにも、優秀な日本人学生は欧米露中に留学をさせ、大学ではロシア語やスペイン語、中国語も四年間教え込むこと、大学では一年間軍事知識（軍事史、軍事一般）を教えること、ただしこれは教練や火器の使い方などではなく、戦争を視る目を養うことと陰惨な戦争の度合いを減らすためのハーグ陸戦条約などの戦争法規を学ばせることが目的です。
　こうした人材育成を 大学で行うことで戦争そのものへ冷徹な態度を取れる（熱狂的に開戦を望んだり、判官贔屓に熱中しない）知識階級の層を厚くすることで最低限の勝てる戦しかしない国へと日本をする必要があるのでは無いかと考えています。

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