戦争と富裕層ビジネス。なんの関係性もなさげに見えるが、大金持ちの金融ビジネスであった富裕層ビジネスが市民権を得てきた背景には戦争が大きく関係している。

元々貴族のお金を侵略者から守るために作られたプライベートバンク。戦争だらけだった時代には自分のお金だけを守ってくれる銀行が必要だった。

特に前世紀後半から戦争が少なくなってきて、お金守るだけではなくもっと楽しく生きたいものだね、という人間のサガが生み出したのが、フィナンシャルなことではなく、ライフスタイルマネジメント系のサービスだ。

物理的な戦争は減っていくものの、新たな脅威である感染症との戦いが富裕層ビジネスをどう進化させていくのか注目しておきたい。

食に関することは、その中でも要注目だ。曙橋のヒロミヤは知るところコスパNO1だと思う。

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