初めてDLsiteから音声作品を買った話

初めに

 はじめての人ははじめまして、そうでない人は……いないと思う。名前を名乗る程の者ではないので自己紹介等は省かせて頂きます。誰も望んでないからね。
 レビュー3割、日記7割くらいなのでレビュー目的で閲覧しようとしてる方はDLsite様側のレビューを見た方が14747倍参考になると思います。

購入作品

海中ホテルで過ごすおっとりメイドさんとの癒しの時間【耳かき・シャンプー・マッサージ・安眠】 いつきんぐだむ 

概要

 構成は全6部で、フレーバーの役割を持つ導入と締めを除いた4つが本命。(筆者は世界観とか大切にするタイプだから最初から全部ちゃんと聴くよ!)
 当サイトの作品内容にもある通り、短め/長めのパートに分かれ、そこから更に強め/優しめに分かれているので視聴者のニーズに合わせて聴く事ができる。すごい。ちなみに筆者はそんな事お構いなしに順番に聴きました。時間は沢山あったからね。
 それとパートに関して欠かせない補足が1つ。なんとこの作品、トラック2〜5(本命のとこ)はバックで流れてる海の音や反響音の無い「素の味」と呼ぶべきであろうverも同伴されている。もしそれらの演出が蛇足と感じる人がいても安心なのだ。流石いつきさん、ぬかりない。その代わりとても容量が大きい。

購入に至った経緯

 元々同人声優兼歌手である棗いつきさんのファンという事もあり(だいたいElis' Dogmaのサブスクが解禁されたあたりから)、今回初めて音声作品を出すという事で当然購入。この為にDLsiteとPaypayのアカウントを登録しました。実は電子決済デビュー。

 定価は1320円だが割引や各種クーポンを併用し690円で購入。約2.5時間の大容量をこの値段で買えるのはとても安い。(実はこれは嘘で、こういった作品を買った事が無い為値段の比較ができない。)

いざ購入!

 大変でした。DLsite単体でコンビニ決済も可能だったが、この際色々なサービスを自宅で支払えるようにしたかった為paypayで購入する事に。クレカなんていう文明の利器なんて持ってないからね。まあ、paypayに残高を追加する為に結局コンビニのATMを使ったんですけどね。最初からコンビニ決済しろよコイツ……。

いざ視聴!の前に

 購入はあっさりできたんですよ。それはもうあまりにもスムーズに。ブラウザ単騎での支払いってなんか堅苦しいイメージがあったんだけど任天堂のeショップと勝負できるくらい早かった。流石だよ電子決済。
 続いてDL。どうしてもオフラインで視聴したい勢なので一旦パソコンにダウンロードしてiTunesに保存。そのまま無理矢理AppMusicに入れた。容量すごいしDL時間もすごかった。DLが終わるまでは仕方なくブラウザで視聴。いよいよ始まる。

トラック1:導入

 舞台は某島のホテルで、ドバイとかに実在してそうな海中ガラス張りの部屋。というか実在するっぽい。とても高そう。視聴者は旅行作家としてこの島のホテルに訪れ、担当の夏村しずく(cv:棗いつき)さんに時折マッサージをしてもらう……という設定。視聴者さん、良い暮らしをしてそうで羨ましい。
 こういった音声作品を聴く際、声優さんの普段の声を聴き慣れているとどうしても声優さん本人だと認識してしまい集中できない……という話をたまに聞くが全くそんな事は無く、普段と違う話し方だったので本当に気になりませんでした。すごいよいつきさん。

トラック2

 さて本番。短め/強めにあたるここでは肩や頭皮のマッサージ等を含めた耳周りの部位がメイン。また、ここで視聴者の設定等を再確認するような会話をする事でしっかりと世界に浸かる事ができる。それとここからしずくさんから視聴者の呼び方が「先生」で確定する。(若干メタい事言っちゃうとこういった作品は個人の名前で呼べないからね。しょうがない。)
 服の上から肩をマッサージするような音が聞こえ、実際に空気的振動を起こしているのは耳のみなのだがまるで本当に肩や頭を揉んだり叩いているかのような錯覚に陥る。バイノーラル作品、すごい。
 とか思ってたら後半に耳のマッサージも来た。(何言ってるんだ、最初から全部耳だろ!) そして視聴者の旅行先が海外にまで至る事、経営の都合上しずくさんが島から出た事が無い事などの話も始まる。彼女には是非もっと広い世界を見てほしいと思う。

トラック3で起きた悲劇

 音がリアル過ぎるという会心の一撃喰らった後そのまま短め/優しめであるトラック3へ。そしてダウンロードが済んでいたのでここからはオフライン視聴。既に少し眠くなっている筆者だが、ここで悲劇が起こる。

しずくさん「では、右のお耳から耳かきしていきますね。」
筆者「はい!わかりました!」
耳かき音くん「カキカキカキカキ……(左耳)」
筆者「ファッ?!」

 そう、なんとここまで筆者はイヤホンを左右逆に装着していたのだ!トラック2は左右の指示とかないからね、気付かない訳ですよ。世界が反転していました。
 ついでなのでイヤホンについても少々。今回(というか普段)筆者が使っているイヤホンはE500と呼ばれているもので、こういったバイノーラル作品を聴くのに向いているそう。
 問題はその形状。なんと両方同じなのだ。一応LとRの文字は浮き出るように彫られているが、普段の癖でよく確認せずに装着してしまいました(1敗)。


 そういえば耳かきに使うふわふわした大きくて丸いやつ、梵天って名前だったんですね。「あ!この音知ってる!」となり出てきた単語をggったところ、ちゃんと予想していたものが表示されました。いつきさんの梵天はちゃんと梵天だったよ!

トラック4〜5

 ここから所謂夜パートと呼ばれる長めの時間。時間が昼パートの2倍程あり、時間がある人におすすめのトラックとなっている。正直このあたりは半分眠りについていたのであんまし覚えてない。睡眠導入が強すぎる。後でいっぱい聴きます。

トラック6の最後に起きたもう一つの悲劇

 気がつけばもうお別れの時間。とても悲しい。(実はこれは嘘で、リピートして聴いている。)
 トラック1と同様にフレーバー的役割なのだが、なかなかに濃い味を出している。
 さて物語も終盤。感動の別れ際なのだが、ここで最悪の悲劇が起こる。

しずくさん「是非また、いつでもいらしてくださいねっ。」
しずくさん「お待ちしております!」
筆者「はい!わかりました!」
しずくさん「いっ、いらっしゃいませっ。」
筆者「ファッ?!」

 なんとこのガバガバ筆者、リピート再生をonにしていたのだ。チェックアウトと同時にチェックインする意図不明の行為に走る作家のできあがりである。みんなも各種ミュージックアプリに入れてオフライン視聴する時は気をつけよう。(2敗)

総評

 最高の一言。まあ初めてこの手のものを購入したので相対的評価はできないんだけどね。あまり長々と書くのも違うだろうし。
 そしてこれを書いている時にもう一人推しの同人作品が販売開始されたのでそちらも買いにいこうと思っています。そしてそちらに関しても色々と書きたい。

 最後に。素晴らしい作品をありがとうございました。

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