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仏様の拠り所?! 川崎山薬師寺(各務原市)にお参りしてきました

はじめに

GWもおわり五月晴れか? と思いきや梅雨のような雨が降ってますね。おはようございます。ROOTONです。
昨日、ふとニュースをみたら気になる記事がありました。

江戸時代に制作?実は平安後期、観音像の修復で判明 頭部は後付け、岐阜・各務原市内最古級に|岐阜新聞Web

岐阜新聞Web https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/380200

江戸時代の仏像かとおもいきや、実は平安時代後期の作であったという聖観音がこのGW期間中に御開帳とのことでしたので行ってきました。

川崎山薬師寺とは?

本堂を正面から

川崎山薬師寺
岐阜県各務原市那加雄飛ヶ丘町129
本尊:薬師如来

昭和13年  川崎航空機(川崎重工業)を施主として法相宗大本山薬師寺・橋本凝胤大僧正によって創建。終戦で混沌とする世間に心のより所をと、薬師寺より薬師如来をお迎えして祀った。

https://kawasaki-yakushiji.blogspot.com/2020/03/blog-post_11.html?m=1

お寺の創建は、比較的新しく昭和の時代
なんと川崎航空機が関係してるお寺なのだとか。
本尊の薬師如来はその際に奈良の薬師寺よりお迎えしたとのことです。

聖観音についての新聞記事

今年は花会式に合わせて、聖観音の修復後の開眼法要があり、合わせて薬師如来、聖観音菩薩、不動明王三尊の御開帳を行うとのことでした。


聖観音菩薩とのご対面へ

拝観料の代わりとなります宝印(御朱印)をいただき、本堂へあがらせていただきます。
GWということもあってか、あるいは新聞記事を見てか、朝方からお参りに来る方も多く見えました。

そして、本堂左側に安置されております。

修復後の開帳となった聖観音菩薩

静かな本堂で、目と鼻の先まで近寄って拝見することができました。
明るい環境かつ、ガラスなどもなく間近で拝見できるという貴重な機会に大興奮でした!
さっぱりとしていつつも、がっちり安定しているような感じをうけました。
頭(宝髻?)の部分がどちらかというと三角帽のような形に見えるのも可愛い?!ですね。
拝見後、なんかこうすっと晴れやかな気持ちになりました。天気はめっちゃ曇り空でしたが…

また、今回写真撮影が許可されておりましたのでありがたや…と思いながら写真を取らせて頂きました。

もともと、修復前は十一面観音のお姿をされていたそうですが実は江戸の時代に聖観音だったものが十一面観音にフォルムチェンジ…改造されたものとのこと。姿新たにこうして目にすることができました。

そのほか見どころ

その後、本堂の地下部分にある地獄極楽戒壇めぐりにも行きました。
薄暗い闇の中閻魔大王、鬼👹など地獄の様子を目の当たりにした後
本堂下にあるという極楽への錠前に触れ、仏様と対面する戒壇めぐりでした。

ご開帳の期間は終了してしまい、また次拝観できるのはいつになるのかはわかりませんが、機会ありましたら是非見られるのがいいと思います。

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