【日記】6月の晴れた日に食べるアイスが一番うまい/2024.06.26
先週末からわたしを苦しませていた風邪がようやく治った。お腹も空くし、足取りも軽い。どこからともなく沸き起こる、将来への漠然とした不安も少し落ち着いた。体調を崩すと、心の調子もいつも崩れてしまう。体と心はひとつなんだなあって改めて思った。
午前中にひと仕事終えて、どうしてもアイスが食べたくなったのでコンビニに行った。白くまくんのバーにした。
天気が良かったので公園のベンチで食べた。梅雨の晴れた日、今日くらいの気温の日に外で食べるアイスが一番うまい。30度を超えるとアイスがあっという間に溶けて、手も地面もベタベタになってしまう。アイスを食べる心地良さよりも、手がベタベタになる嫌さと、暑さによるだるさの方が勝ってしまう。
もう、今日が夏でいいと思う。頼むからこれ以上暑くならないでくれ。夏の曲で歌われているような爽やかな暑さがずっと続けばいいと思った。
アイスを食べたあとしばらく散歩していたら、両手に大きな袋を持ったおじさんが向こうから歩いてきた。すれ違った時はなんとも思わなかったんだけど、通り過ぎて間もなく、風とともにラベンダーの香りがした。ラベンダーの芳香剤のような香りというより、さっき畑で摘んできたばかりのような香り。思わず振り返ったけど、おじさんの後ろ姿しかなかった。ラベンダーの香りがするおじさん、とても良い。
退勤して日が沈み始めると、昼間に比べてグッと涼しくなった。今日は風が心地よかったので、数年ぶりにランニングした。普段はウォーキングばかりしているので走れる自信はなかったんだけど、早歩き程度の速度とはいえ3キロも走れた。すごい。
走りながらふと田んぼの方を見ると、かなり大きい白鷺がいた。驚いてカメラを向けると飛んでいってしまい、羽ばたいた方向に目をやると綺麗な夕空があった。思わず、わあって声が漏れた。鳥に視線を誘導されたことでいい景色に巡り会えて、なんかうれしかった。疲れたけど良いこともたくさん起きた一日だった。
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