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【日記】ドライフラワーというより干からびた花

部屋の掃除が苦手だ。一度やり始めたら隅々まで片付けたくなるけど、片付けるぞ!って気持ちになるまでにかなり時間がかかる。最近も、そろそろ片付けないとなあっていう思いをうっすらと抱えながら、散らかった部屋で生活していた。

今日は掃除するぞと意気込んでいたにもかかわらず、先延ばしにしてしまった結果18時ごろから取り掛かる羽目になった。
床に置きっぱなしにしていたバッグとか紙袋をベッドに移して、クイックルワイパーの類似品で床のゴミを集める。集めたゴミをハンディ掃除機で吸う。充電式のハンディ掃除機は狭いスペースの掃除にはもちろん、コードが要らないから車内も掃除できて本当に便利だ。

掃除機で髪の毛とかほこりを一通り吸い込んだあと、吸いきれなかったゴミを拾い集める。吸いきれないゴミのほとんどは、干からびたドライフラワーの花びらか、枯れた観葉植物の落ち葉だ。

赤い実が付いた「サンキライ」という植物を、数年前にスーパーの花屋で買った。紐で輪っか状にされた状態で売られていたので飾り方がわからず、そのままカーテンレールに引っかけていた。今朝、暑くて窓を開けていたら、風に飛ばされて床に落ちてしまった。そのときに、あ、もう捨てた方がいいなと思った。

安売りされていたのもあって、買った時から状態はあんまり良くなかった。普段も他の観葉植物に比べてあまり気に留めていなかったんだけど、改めて見たらただ枯れ木がぶらさがっているだけのように感じてしまった。掃除機の中に入った髪やほこりと一緒にゴミ袋の中に入れた。

ずっと捨てていなかったサンキライを捨てた。もう、この機会に他の植物も処分してしまおうかなという気持ちになった。大きな瓶にさしていたドライフラワーに目をやると、日に焼けて変色している。花びらに触れるとパラパラとひび割れて、かけらが床にこぼれてしまった。ドライフラワーだからもともとドライな状態ではあったんだけど、数年経ってさらにドライになっていたらしい。ドライフラワーも劣化するんだなと思った。

あと、インテリアに凝っていたころに買った、壁にかけて飾るツタ植物も処分した。ベッドのすぐそばに掛けていたんだけど、寝ている時に干からびた葉っぱが落ちてくることがあった。捨てどきをとうに過ぎてしまっていたらしい。

これまでも、何度も植物を枯らしてきた。誰かから花をもらうたびに、一週間も経たずして枯らしていた。今は栄養剤を入れることを覚えたので、それなりに長持ちできている。でもやっぱり育てるのは苦手だ。
いま残っているのは、5年くらい前に買った鉢植えのパキラだけ。こいつは本当に生命力が強くて、買った当初に比べて3倍くらいの高さに成長している。今も、毎朝目を覚ますたびにちょっとずつ伸びているような気がする。ここまできたら、葉が部屋の天井に当たるくらいまで育ててみようかな。水やりをサボりがちだったけど、今日からはしっかり育てようと思う。

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