【日記】BGMが大きくなるときのわくわく感/2024.06.15
空気階段の単独ライブ「ひかり」を観に行った。過去の公演は映像で観たことがあったんだけど、生で観るのは初めてだった。
幕間BGMでおなじみのYMO「音楽」と、前々回の公演のテーマ曲だった「東風」を聴きながら会場に向かった。
最近は2人のラジオを聴いたりネタを観たりできていなかったけど、音楽のイントロを聴いたら、空気階段のことばかり考えていた頃の気持ちが少しずつ戻ってきた。また踊り場聴こうかな。
席に着いて、開演前BGMを聴きながら静かに待機する。開演の準備ができたタイミングでBGMが徐々に大きくなって、舞台が始まる。「小さく流れていたBGMが大きくなる」のがライブや演劇の始まりの合図として定着してるの、なんかいいなあっていつも思う。早くBGMの音大きくならないかな〜って思いながら舞台を眺めている時のわくわく感も好きだ。
BGMの音が大きくなり、舞台上に2人が登場してからは本当にあっという間だった。ネタバレはできないけど、とにかくめちゃくちゃ面白かった。お腹がぷるぷる震えているのが自分でもわかるくらい笑ってしまった。
お笑いのライブってやっぱり良い。誰の目も気にせずに思い切り笑うのって本当に気持ちいい。一人で行って正解だった。
普段、家族と一緒にお笑い番組を観ているときも、下ネタが飛び出すと部屋の空気が若干凍りつくような感じがする。本当は笑いたくて仕方ないのに、これで爆笑したら引かれるかなあとかそんなことばかり考えてしまう。
それがストレスになっている自覚はなかったんだけど、今日、空気階段のライブで思い切り笑ったら、笑いたいという気持ちを押し殺しながら日々を過ごしていたことに気付いた。家族や友達の前では笑えないようなことでも大胆に笑ってしまって、ちょっといけないことをしているような気持ちにもなった。その若干の背徳感すらも気持ちよかった。
生活の中で押し殺していた「そういう系のコンテンツ愛好家」としての自分が報われたような気がした。空気階段ありがとう。
このネタと「SD」がめっちゃ好きです。
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