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西洋占星術を学ぶこと~最近、読んでいる本~

最近、改めて占星術書を読み直しています。占星術に関する良書が増えていて、わくわくしています。最近、じっくりととりくんでいるのは


の2冊です。

古典にはもともと興味があったのですけれども、じっくりと取り組んでいます。「クリスチャン・アストロロジー」は昔ながらの表現が残っていて、読んでいて感動してしまいます‼訳すばらしい!!脚注すばらしい!!とても詳しく載ってあるので、言葉につまずいて挫折するリスクが少ないように思います。ここから、天文学者の流れを調べてみるのも楽しいですね。恒星などの表記は恒星の動きも感じられて、とても楽しいものです。(北極星も動いていることを実感できる感じ)

「クリスチャンアストロロジー」には恒星について次のように書かれています。

**********************************恒星にアセンダントがディレクション:恒星の性質に従って幸運・不運を意味する。

シグニフィケーターがプロミッター自体にくるときや恒星と同じ影響をもつ惑星にきたとき強く作用する。

行動様式のシグニフィケーターが、1等星か2等星の恒星と合し、黄道からほんの少ししか離れていないと行動様式において大きな意味をもち、より明確に意味する。恒星は大きな才能に与え、たとえ貧しくても極端な繁栄の極みへと昇進させる。しかし7つの惑星はそうはしない。アングルにある恒星は素晴らしい昇進を与える。しかし、惑星が恒星と一緒になく助けていなければたいてい不幸に終わる。

**********************************

恒星の影響の大きさを考えたり、どのような恒星が重要視されてされてきたのかが時代によってかわることを考えたりできました。恒星の占星術的解釈っておもしろいです!!



「占星術ガイド」に関しては感服!すべての占星術を勉強する人におすすめしたい。ある程度知っている人ほど読んでほしい!初心者にやさしい仕様ながら、西洋占星術を知る人も大満足の内容。そして、あまりお高くないのです(本体3000+税)

「このサインにこの天体あったらこうなる」ってクックパッド的に覚えてしまっていることを丁寧に解説してくれます。なぜ月にとってさそり座ややぎ座は居心地悪いのか?古典的な解釈を嫌う人には、あまりぴんとこないかもしれないけれども、やはり古典的技法は大切なのだと再認識させてくれます。古典的な解釈にとどまることなく、わかりやすく説明してくれる感じもわたし大好きです!

例えば:月やぎの解釈「演技過剰の傾向があると批評家に酷評されたがために才能ある女優がどんな感情を込めた演技をすることを恐れるようになってしまったようなものだ」

水星うおの解釈「他の人々とは極めて異なる宇宙についての見解をもっている。他の人に伝えることはかなり困難。伝えるためにはまず自分とは異なる視点から世界を見る方法を学ばなければならず、その2つの翻訳に努めなければならない」

書き込み式のワークも付属しています。コピーして練習がたくさんできそうです!!必携の一冊‼