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~ざっくり高校倫理~はじめに

難しいイメージのある倫理学をもう一度見直してみようという試みです。

高校のときの教科書を偶然発見しまして、あれ?これって私が知りたかったことでは…と思ったのです。

枝葉にとらわれてしまうと全体像がつかめなくなりがちで、狭い村の中での議論になりがちです。でも、本当はどこの村での話なのかを把握することが大切かもしれません。「倫理沼」にはまると、どんどんとマニアックな話になっていくと思うのです(好きなら熱を帯びるのは当然です。)が、ここではあえてざっくりと思想の流れを見ていきたいのです。そのため、もの足りなく思う人もいるでしょう。そんなとき、ぜひ図版や用語集を読んでみてください。

ここでは「高校倫理」の範囲を語りたいと思います。範囲を超えるもの、私の思い入れについては別のテキストを用意したいと思います。

倫理に興味のある中高生。日本史、世界史を学ぶ高校、大学生。文学部系の学生。「倫理ってビジネス書みたいなものじゃないの?」と思っている社会人のかた(こうとらえることも可能ですが、もったいないかも)に向けて書いています。

私は占いをしています。西洋東洋思想の流れを知ると、占いの書物に書かれた文言も時代と地域によって違うことが分かります。当時の社会情勢によって思想も変遷していきます。

なぜ私は存在するのか?なぜ私は学ぶのか?答えは見つからない可能性が高いです。はるか2000年前の先輩から話を聞いてみませんか?いろいろな地域のいろいろな時代の人がいろいろなことを言っています。

「西洋思想」「イスラム思想」「東洋思想」「日本思想」と分けていきます。その上で、細かくみていこうと思います。特定の宗教、特定の政治経済理念についてはなるべく偏りなく書いていく予定です。(特定の思想のプロフェッショナルからみれば、「分かっていない」ということになりますがご容赦ください。)

主な参考文献:

「反哲学史」木田元著・

「高校倫理」一橋出版

「倫理用語集」山川出版社

「詳細世界史図版」浜島出版

「日本史総合図録」山川出版社

「詳細日本史図録」山川出版社

「超解・哲学名著辞典」小川仁志著 PHP文庫

「世界のエリートが学んでいる教養としての哲学」小野仁志著 PHP文庫