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~11月30日の天体(西洋占星学)~

11月30日の満月から

太陽:いて9度 月:ふたご9度 満月

東京でつくると、アセンはかに9。

無意識のものをすくいあげる少女。泳いでいる魚をとらえようとするがとらえることはできない。魚をつかまえても、それは「泳いでいる魚」ではない。少女が手にしたいのは「泳いでいる魚」少女は「欲しいのはこれじゃない」って泣くのかもしれないな。感情や自分の泉の奥にある水。流れている何かをみることができるから、なんだろうと手にしたくなる。ましてや、自分自身の泉なら身体の意識で感じることができる。でも、とらえたと思ったとたん、するするとすり抜けてしまう。とらえた魚は「泳いでいる魚」ではない。

溢れる感情の波があってもそれをとらえることができないような満月。東京の月は12室にあって、太陽の光によって影がおちている。月が隠れている。感情はあってもそれが何なのかをつかむのが大変な時期。外から見ると地に足をつけしっかりと見えるものの内面では大きくうねっていて混乱している。

水星は他の天体とのかかわりはない(さそり28):言葉は表面に表れていかない。マグマのような深い洞察はあっても、現実になにかを動かすような力にはなりにくい。火星は他の天体とかかわりがない(おひつじ16):目立つところにある火星は「やっている感」。情熱は上滑りし、物事に着地しにくい。本来のサインにある火星は熱を帯びている。暴発の時期を過ぎてなおくすぶっている。火星の逆行も終わり、ようやくスムーズに動き出した世界。それでも、この満月は火星の上滑り感が目立つ。

ⅯⅭ近くの海王星は、世の中の空気。海王星は霧のように覆いつくす。本当はたくさんの問題を抱えて、本当は外の世界に物騒なものがたくさんあるのに。嘘やまやかしが横行するかもしれません。すでに横行しているのかもしれません。

霧の中に金星(さそり11)と天王星(おうし8)美意識や価値観を再考するとき。霧に包まれた状態ではわからない何かを見つけることができるかもしれない。天王星によって自分の信じているものが揺るがされるかもしれないけれど。それでも宝は個々人の中にあって、その宝が霧の中を行く道を照らす灯になる。

太陽はいて9:「小さな子どもをリードして一歩一歩急な階段を上らせる女性」月はふたご9:「矢でいっぱいの矢筒」

不安は知ることによって克服していかなければならないと思うのね。自信があるから行動するんじゃなくて、不安でも行動していくことが大切なのね。行動していってわかることもあって、少しずつ話をすすめていくことも大切で…。不安なら学ぶしかない、不安なら知るしかない。不安だからといって瞳を閉じないように気をつけたいもの。

今日お誕生日のかた、おめでとうございます!2月末、5月末、8月末生まれの人にとっても大きな変化になりそうな満月。この規模だったら半年くらい続くかな。社会的な看板と私的な私の葛藤がしばらく続きそう。自分の中の不安や混乱を直視しなくてはいけないような出来事に出くわすかもしれません。そのときに鍵になるのは「学び」です。ひょっとしたら「いまさら?」と思うような基本的な理論かもしれないけれど、大切な学びになりそうです。上へ上へ…。本当に何かがわかるかどうかは分からないけれど、歩いてみるしかなさそうです。でも、それには必ず助けになる人がいるはず。先生かもしれないし、親かもしれない。過去の自分かもしれない。人間ではなく著書かもしれない。きっと助けになるものがあるはず。混乱の渦に巻き込まれることなく何かをつかんでいきたい時期です。