見出し画像

西洋占星学を学ぼうと思いはじめたあなたへ~

西洋占星学(術)って星うらないなんですけれどもね。この書き方だと、多くのかたに怒られるかもしれないってちょっと思っています。それでもあえて「星うらない」だと表現する理由は、むずかしく語られていることによって「占い」というものが社会から切り離されていくことを危惧しているからです。「占い村」といった、小さな世界のなかで「占い」をすることは占いを衰退させることにつながるのではないかな?と、思っているわけです。

学術的になりすぎて、もしくはスピリチュアル的に語られすぎて、あまりに敷居が高くなりすぎたのではないかなって思っています。(これは東洋系の占いにもいえることなのだけれども)そんなわけで、西洋占星術ってそんなに構えずにいろいろなかたに知っていってほしいと思うのですね。

では、実際何を学んだら初級・中級・上級なのか…。というのは実のところわかりません。学校のテストのようにこの英単語を覚えたら、この漢字を書けたら何級というものでもありません。そこで、「実習・占星術入門」(石川源晃著・平河出版社)を開いてみました。

初級;基本的ホロスコープの読み方

中級;プログレス、トランシット、ハーフサム

上級;アディー調波、石川の分割調波

さらに上級;マップ{世界地図}、四季図、月の位相図

ほかにも

個人的な問題;(初級~上級)

会社の設立・合併・企業協力、人事・任免、新製品;(中級~上級)

ボイド占星術;中級

スポーツの勝負、タレント運;中級

飛行機事故、事故処理、交通事故、事故防止;上級

天気予測、地震予測、火山爆発予測、戦争・事変予測;さらに上級

政治、経済、外交;上級~さらに上級


とのこと。西洋占星学でなんでもできるのね、ということはわかっても、では何をどうすればよいの?って思うかもしれません。

「12サイン、10天体を覚えること。使うこと。」

いろいろな手法やいろいろな理論があるのですけれども、ほんとうはここにいきつくような気がします。とくに忘れがちなのが「使うこと」。メモ帳に書き込んだり、ぶちぶち口にしてみたりしていく(アウトプット)することです。読んだり聞いたりするだけで理解できたら天才です!おそらく多くの人はインプットとアウトプットを繰り返して覚えていくのではないかしら?

複数の本を開いたり、ノートにまとめたりする原始的な「面倒さ」を避けないでほしい。「すぐに分かる」とかいうキャッチフレーズに流されないでほしい。それで、星の言葉を使って一緒に話をしたいなあ。