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~12月の天体・西洋占星学~

11月29日・海王星逆行終了(うお18.9)

11月30日・月蝕(ふたご8.6)

12月2日・水星がいてに移動

12月15日・日蝕(いて23.1):水星(いて20.0)はノースノード(ふたご19.9)とリンク<アメリカ大統領選参考人選挙>

12月16日・金星がいてに移動

12月17日・土星がみずがめに移動

12月19日・木星がみずがめに移動

12月21日・太陽やぎへ・水星やぎへ

12月22日・木星合土星(みずがめ0.49)

12月23日・火星□冥王星

天王星逆行中(8月15日おうし10.4~1月14日おうし6.4)


11月には水星・火星・海王星が逆行から順行に切り替わっています。ゆっくりとした動きではありますが、そのものがそのまま発揮されるような天体配置です。

水星は12月2日を過ぎると軽やかに動き出します。じっくりとした思考世界から風通しのよいコミュニケーションに。自分と離れた人ともコミュニケーションができるかもしれません。16日になると表には見えなかった楽しさが表面化していきます。ちょっとしたレジャーが楽しい時期です。一人で楽しんでいたものをオープンにしてみるのも楽しいかもしれません。思想哲学世界や勉強のなかに楽しみを見いだせるときです。SNSでのやりとりも楽しい時期でしょう。

火星はもともと暴れん坊ですが、その強い力を現実に落とし込める工夫ができるようになりそうです。11月初めに空回りしていた火星(現場で頑張っている人のイメージ)が、水星とリンクして火星の力を広く認められるようになるのは、15日の新月のあたり。本当は頑張っていた人たちが注目されるでしょう。混乱した問題本当の敵はなんなのか、目に見える形で提示されていきます。

目に見えるようになるきっかけはインパクトのある事件であるかもしれません。15日の新月は今までの混乱の答え合わせのように働きます。霧の中、どのように動いてきたかの成果が表面化するでしょう。

思想が形になるのは22日。年末になってちょっとだけ展望が見えてきます。明るい兆しとは限りませんが「新しい世界」を覗き見るような感じだと思います。おそらく「変わらなくてはいけないんだ」という意識を多くの人が持つことになるでしょう。どのように変わらなくてはいけないのかを個人個人問われるような出来事が起こるかもしれません。そして、翌日23日には個々人が「現場で頑張っていこう」という意識を持つことになるでしょう。

思想世界は毎日の生活と地続きで、生活の中から知恵を得て、思想世界から生活の工夫を編み出すのでしょう。そのような意識改革が進む時期です。

変革の天体冥王星を刺激する火星。この火星をどのような存在にするのかは個人が火星をどのようにとらえてきたかにかかわります。個人がなにを頑張ってきたか、どのような行動をしてきたか、どのような意識を持ってきたのか。この火星を「トラブル」「男性」「性的な出来事」にしてしまうのはもったいないかな?という感じがします。底知れぬパワーをもつ12月後半の火星を味方にしていきましょう。

年末におこる満月はかにで起こります。さて、11月末に「目に見えないもの」をすくい上げようとした少女はどうしていますか?どんどんと進んでいた変化を曇りなき目でみていれば、豊かな気持ちで年末を迎えられるでしょう。