背水の岸田政権

支持率は気にしてないと公言する岸田総理ですが、わずかでも上がれば反応してしまいます。気にならない政治家なんて居ません、少なくとも民主主義国ではね。例の震災デマはラサールの完全敗北です。総理大臣のアカウントが大量の「デマ拡散は許さない」発言をしているわけで、碌に仕事がない芸人風情が出しゃばれる環境にない。さらにPDF公開して震災の復興スキームを明確化したのでマスコミも仕事が無くなり真っ青案件でした。翔太郎を潰したマスコミには強い不信感があるのだろう。

ここに来て小物界の大物、茂木さんが何か言ってますが、そもそも小渕派だったものを茂木派としているので娘の方について行く人も多いのではないか。父親であり元総理大臣の小渕恵三氏には世話になった人がたくさんいるのではたしてどうなるか。茂木氏は次の総理は自分だと思っているようだが、まあ、頑張ってくれ。だぶん君ではない。

震災対策は他国の例を見ても早い対応でマスコミ脳のワイドショー民にはわからないだろうが、相当な物であった。省庁の連携において少し気になる点もあるが少なくともコキおろすような事では無い。この点は岸田政権の攻勢が上手く行った感がある。攻勢はSNSにおいても顕著で総理のアカウントで大量にそして各種の情報が開示された為、被災地の人たちが食べるはずの食べ物を奪うバカ者太郎など売名リベサヨたちが全く太刀打ち出来ない様を見るに、政権取る気が無い野党は存在価値が危ういと感じざるを得ない。

だが、しかし
岸田政権を少し見直した所もあるが、基本は財務省の犬で増税メガネなのであまり期待できない。解散が出来ない総理なので癇癪を起こして自民党を割りそうだが、もしそうなるのならばそれで良い。岸田は茂木の事を全く信用していないし、なんなら邪魔だと思っている。幹事長を罷免しようとしたのを麻生に止められた経緯がある。それを根に持って派閥の自爆解散をして「お前らもやれ」と圧力をかけた。当然、麻生にも茂木にも相談無し。茂木は昨年岸田おろしを画策した本人で当然岸田を早く追い出したい。しかし今は新年度の予算を通さなければならないので表立って動けない。今後無茶を通しまくる岸田に麻生はどう対応するのかが見物。まあ、頑張ろうがどうしようが、なるようにしかならん。さらに清和会の連中には議員辞職を迫るというアタオカっぷり。総裁が自分の党を割ろうとするとかアタマオカシイ。

オカシイついでに宏池会パー券の3000万円の収入が「不記載であっても全部現金で残っているので裏金ではない」と総理の発言。お金には名前も色もついてないので、その3000万円がパー券売上なのか誰かから都合してもらった金か判断出来ない。わかるのは3000万円の現金があるという事だけ。この話のすごいところは脱税を考えている人には朗報で、「収入があり申告しなくても丸々現金で残っていれば裏金ではなく脱税でもない」と首相自らが言ってる事。

で、清和会の人間だけ政務官などの公職を不記載問題で次々と罷免、辞職している。が、その金額たるや10万円とか70万円。不記載が見つかっても例外対応が1人いる。宏池会も3000万円の不記載見つかっていて、その当時の代表はアナタですよね?岸田さん。10万円で仕事を失うなら3000万円なら命でも失うのか?身内にも自分にも甘い岸田総理にうんざりする。震災対応で上げた株も急降下ですよ。もう本人は喋らない方が良いんじゃないかな。すごい立派な墓穴を掘る事になると思う。

まともな政治家なら中々思いつかない事を平気でやってくれる岸田先生の次回作にご期待ください。

では、また別の記事でお会いしましょう。

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