今日の学び #13

2022年にノーベル物理学賞を受賞したジョン・クラウザー博士は脱炭素に意味はない、という主張をしています。大気中に0.04%しかない二酸化炭素の中で人間の活動で産み出されるのはその中の3%程度。つまり人類の排出する二酸化炭素の量は大気の中の0.0012%に過ぎないとの事。

大気全体からしたら、人類の排出する二酸化炭素の量はそんな程度のものなので、脱炭素しようが今まで通り排出を続けようがほとんど変わらない、という主張です。

まあ、世界のどこでも良いですけど火山がひとつ噴火したら人類が産み出す何年分もの二酸化炭素が一度に排出されるわけで、確かにどうしようも無いですね。プレートテクトニクスに干渉して噴火が一切起こらない世界でも構築出来ればあるいは変わるかも知れませんが、現在の科学ではそれこそ無理というものです。

地球的には今まで絶滅した生き物はたくさんあったので、そこに「人類」という生き物が新たに加わったとしても何も変わらないのでしょう。

さて、どうしましょうか。
地球の保てる恒常性の閾値を越えて一気に高温な世界に突入すれば、全球平均気温が今の14℃くらいから30℃を超えるくらいには上昇するでしょう。氷床の融解は地球の地図を描き換え、日本においても夏場は50℃を超える気温となり相当数の死者が出る事が予想されます。

温暖化を止める手立ては人類に残されていないのかも知れません。好きな人が居るなら躊躇っていないで告白した方が良いですよ。明日がその日(人類の終わる日)かも知れないので。

では、また別の記事でお会いしましょう。

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