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20万円のアルミのXC系ハードテイルMTBを持つのは年利50%の投資!

当然、ふざけた記事です。ふざけすぎているかもしれません。授業準備しないといけないのに、いけないと思うと違うことがやりたくなる・・。
写真は、私のStump Jumper君(21歳)です。就職したときに20万くらいで買って、ずっとハードユースしていますが、ぜんぜん元気です。
この記事は20万円のアルミのXC系ハードテイルバイクって、年利50%の投資だよって記事です。

自転車通勤して月に10000円浮かす。
ほとんどの人が電車通勤か、車通勤で、交通費って、1~2万くらいかかっているとおもいますが、アルミのXC系ハードテイルMTBならば、15㎞圏内であれば、1時間以内にはつくので、下手すると電車や車よりかも早いです。15kmくらいの距離までなら苦行とは思わず、毎日いけるんじゃないでしょうか。

それで、自転車通勤にかえれば、年12万浮きます。年利50%ですよね。2年で24万、50年で600万浮きます。150年乗れば、老後2000万円問題もクリアしますね。

ただ、「交通費を実費支給」っていう就業規則で、交通費を浮かすと実際に罰を下す運用をしている(うんこみたいな)会社ではダメなようです。そんなとこはあまりないんじゃないかと思いますが、ネットには、ダメだっていう見解もみられます。「交通費相当を支給」ってなっていれば、就業規則違反にはならないようです。

いい自転車なんか買わずとも、ママチャリでも、できるだろっておもうかもしれませんが、桐谷さんじゃあるまいし、現実的には無理です。人間が依って立つ価値観には、真・善・美がありますが(スナックまゆみに、ついつい立ち寄っちゃうんだよな、じゃないですよ)、ママチャリは、その全てに背いている存在ですから。

なんで20万なのか。
私は、豊富なサイクリング人生の中で、3人くらいの人から、最初の一台には、何がいいかって聞かれています。
こういう質問は、ロードバイクで、おそろいのユニフォームを着て街中をさっそうと走ってるパーティーにも入れるやつで、10万くらいのやつない?っていう主旨のことが多いです(n=3)。そんなのはありません。

趣味と実用に耐えうる自転車の基準は20万と考えてください。それより安いやつをがんばってネットとかで探さないほうがいいと思いますよ。中古ならあるじゃんとか、ドッペルギャンガー安いじゃんとか、weegleで8万であるじゃんとか、デカトロンで12万とか、全部ダメです。
自転車の場合は、20万だせば、AMGとか、ポルシェのカイエンとかと同じ水準のプロダクトが手に入ります。すなわち同じ歓びが得られます。両方とも乗ったことないけど笑 MTBにのればあなたがAMGになれます。ワタシ、イマ、スゴクイイコトイッタ。

20万のMTBなら、ちょっと慣れれば、巡行速度25㎞/hくらいはキープできるようになりますが、ここらへんからが「おー、きもちいー」って思えるようになるんです。
安い自転車で使われている重いアルミや、質の悪いパーツだと、まあまあなアスリートでも25㎞/hで巡行するのは大変です。

それに、自転車は、ちょこちょこ手をかけてあげないといけない乗り物なので、審美的にOKじゃないとダメなんです。20万以下のは、一見高いのと同じデザインに見えても、すぐに鈍重さが目につくようになって、メンテナンスをする気がなくなり、ゴミになります。実用的にどうのこうのの前に、工芸品を手に入れる心持になってください。トロフィーバイクと呼びましょう。

実は、グラベルの方がいい。
この記事は、基本的には自分の自転車を自慢したかっただけなので、MTBって言っただけで、グラベルロードでもいいと思います。むしろグラベルのほうがいいかも笑
グラベルロードは、砂利道とか未舗装路を長距離走るようにつくられたやつです。
グラベルってこんな感じです。


グラベルだと、15万くらいでも、まあまあ走れるかもっていうのがありますけど、「しまなみ海道はしれたらいいな」とか思うなら、20万くらいの買っておいたほうがいいんじゃないかなと思います。

なんでロードバイクじゃないのか
直進性に特化してあるロードバイクの形状や細いタイヤは、障害物や段差があるような環境には適していないんです。市街地は、アスファルトの亀裂や、段差だらけなので、ロードを日常的に使うのはかなりあぶないです。

乗車姿勢も、長年のってたらヘルニアになるねっていうくらい首や腰には不自然な負担がかかります。ロード乗りはヘルニアを理由にやめる人がちらほら見られます。
健康だったら乗ると楽しいけど、乗りすぎると健康を壊すよってことでいえば、ロードバイクは、サイクリストにとって週末やチートディのデザートです。時速40kmで巡行していると、アドレナリンが、梨汁ぶしゃーってなりますから。

なんでクロスバイクじゃないのか
クロスバイクは、下駄です。おわり。
(フレームだったり、他のパーツの質が悪く、パーツのグレードアップも難しくってすぐに飽きて、チェーン錆び錆びで放置されて、薄汚くなるでしょう。コンビニに買い物に行くときや、駅にいくときの足になります。
ただ、私はTREKのクロスバイクをちゃんと手入れして50㎞未満のサイクリングでは愛用していますけどね。性能の悪さを楽しんでいるっていうことなので初心者には無理です。)

なんでカーボンじゃないのか、クロモリじゃないのか
フレームの素材は、カーボンの方がレースや趣味に特化した用途の場合にはいいことは間違いないですが、横倒しにしたりして地面にぶつかって、下手するとそれでカーボンに傷が入って終わりってことにもなります。長年にわたって日常的に使うには向かないと思います。
クロモリ(要するに鉄)も乗り心地はいいですが、錆びるので手入れがまあまあ大変で、通勤には向きません。
アルミは、錆びや衝撃に強く長持ちします。私はアルミのMTBに21年間乗っていますが、チェーンとかサドルとかブレーキシューといった消耗品の交換くらいのもんです。

もっと高い自転車の方がいいんじゃないか
おかねがあれば、それもいいんでしょうけど、お金かけるなら20万のやつを買っておいて、ホイールだけ軽量ホイールを別買いするのがいいかもしれません。
100万とかする自転車で街乗りするのは、カリカリにチューンしたGT-Rで、環七を走っているようなもんです。
また、昔よりかは盗難の被害は少なくなっている気がしますけど、通勤で使ったりするとパクられる危険は高まりますから。

買ったあとのカスタム
MTBのサスペンションの手入れはめんどくさいです。重いし。フロントサスペンションは、1万円くらいのリジットフォークに変えてしまいましょう。ここの部分はカーボンの方がいいです。
 
MTBのタイヤは、ごつごつのブロックタイヤからpanaracerのツーキニストに履き替えましょう。

グラベルの場合には、私なら、フラットバーに交換します。

まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私のstump jumper君、かっこいいでしょう。かっこよすぎたかもしれません。






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