麺類のヒエラルキーをまとめてみた。


 15の夜とか歌詞に年齢が出てくる歌を聴くともうその年には戻れないのかとちょっとおセンチになる。駿と申します。初めまして。

 竜とそばかすの姫を見るために外出し、そのついでに昼食をとっている。久々に来たはなまるうどん。前来たのは中学生の頃だった。野口先生に連れられて帰国子女のコール君に学校周辺を散歩しようって感じで行った。コール君元気かなぁ。

 ということは置いといて、うどんを食べながら世の中にある麺類がどのようなポジションなのか自分なりにまとめてみることにする。

 ここではうどん,そば,そうめん,ひやむぎ,スパゲティ,フォー,焼きそばについて考える。


 初めにうどん。うどんは仲間を一人二人連れた外弁慶味を感じる。何故か外で食べたくなるうどん。フードコートに丸亀があると安定して木の桶に入ったうどんを食べる。でも家では体調悪い日に食べるだけでいい。普通の日に食べるうどんは量不足だし、なんか心も満たされていない感じがする。うどん屋に行くとうどんと共に天ぷらを食べないと気が済まない。昔は海老&烏賊が定番だったが今では茄子や蓮根,竹輪天を食べるようになった。書いてみるとすんごい年取ったのかもしれないと思った。

 続いてそば。そばは勉強もできて運動もできるのに読書が趣味のようなクールでハイスペックな印象を持つ。そばは家でも外でも美味い。でも和風の建物のいいお店で食べるそばは最早そばでは無いような感動がある。以前一人で昼食を取るときに何を血迷ったのかそばと天ぷらのセットで2000円する蕎麦屋に入ったことがある。当時高校生もしくは浪人中でそばの金額を見て血の気が引いたのと同時になんとも言えない高揚感を感じたのを覚えている。そのそばは本当に感動した気がする。正直覚えていない。話は変わるが蕎麦湯ってどこで飲み方を教わるんだ。普通に生きてたら一生出会うことがないであろう蕎麦湯。最初見たとき本当に戸惑った。店の各席に蕎麦湯の飲み方を書いておいて欲しい。意外とアタフタするの恥ずかしいから。

 次にそうめん。そうめんは人数合わせに集められた名前も知らん奴味を感じる。正直そうめんの美味しさをまだわかっていない二十歳なのだが、そうめんは麺つゆを合法的に飲むための糸としか認識していない。流しそうめんのそうめんは美味いと聞いたことがあるがやったことないし分からない。特段やってみたいと思わせないのもそうめんであるから故なのではないか。だから揖保乃糸だろうがやっすいそうめんだろうが関係ない。なんならこの漢字「いぼのいと」って読むんだって思ったぐらいどうでも良い。

 続いてひやむぎ。ひやむぎはそうめんと一緒。以上。ちなみにひやむぎの方がそうめんよりも太い。太いひやむぎがうどんである。

 続いてスパゲティ。スパゲティは遠くから見ると近寄り難いが話してみるとめっちゃ親密になれるようなイタリア人でしょう。イタリア人は安易かなと思ったけどイタリア人でしょう。家で食べるスパゲティは安くて簡単で美味い印象なのに外で食べるスパゲティは何であんなに高くて量が少ないんだ。いつから高級料理になったのだ君たちは。あのサイゼリアの値段と量でも満足してないぞ。サイゼリアの高級料理の椅子にふんぞり返って座っているスパゲティたちを私は許さない。でもイカスミパスタは美味い。一人暮らしの味方であれよスパゲティ。

 続いてフォー。フォーはシンプルタイ人。何も思いつかないからタイ人で。あれはパクチー好きしか馴染みがない麺であろう。タイ料理屋に行くのはパクチー好きかパクチー好きに連れられた生贄のみであろう。タイ料理用に作られた麺といっても過言ではない。まず一般の日本人の家にはフォーは置いていない。なんならスーパーでも見たことがない。自分も食べた記憶がない。

 最後は焼きそば。焼きそばは酒飲んだら一気に陽気になる普段は大人しめの奴味がある。あんなもん土日の昼飯か祭りの日だから食べてられる料理である。祭り飯のレギュラーを取った焼きそばは本当によくやったと思う。これを取っていなかったらいつ食べられるんだ。何で祭りの時の焼きそばを何の疑いもなく食べられるのか冷静に考えると謎である。あんな安く売っている焼きそばが何であんな高く売っているのだ。少しは冷静になれよ。私はカップ焼きそばで言うとUFOが好き。でも欲を言えばUFOの麺にペヤングのソースかけて一平ちゃんの辛子マヨネーズかけたやつが食べたい。


 めちゃくちゃ長く書いてしまった。麺でこんなに熱くなれるなんて幸せものだな。私は竜とそばかすの姫観てきます。

本日も皆さんお疲れさまでした。ありがとうございます。


昨日腕の毛剃ったわ。

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