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DTM 143日目: メルト(kawaii future bass remix)

romuoです。ボカコレ2020冬でステムデータが配布されたので、大好きな「メルト」をkawaii future bassっぽくリミックスしてみました。

無事期間内に形にすることが出来たので、作ってみた感想を備忘録代わりに雑に書いていきたいと思います。

元々「メルト」をリミックスしようと決めたのは大体投稿日の三週間前で、私がDTMを初めてから大体120日目くらいでした。今まで私は自分が作った曲を動画として公開したことがなかった(Soundcloudには一つ上がっていますが…)ので、せっかくの機会だと思ってやってみました。

リミックスの着想

メルトをどういう風にREMIXするのが良いかなー、と考えた時にパッと思いついたのがkawaii future bassというジャンルです。具体的には、以下の2つの曲に寄せようと思いました。

Ujico*/Snail's HouseさんのPixel Galaxy:

かめりあ feat. ななひらさんのLooking For A New Adventure:

特にPixel Galaxyに関してはkawaii future bassのお手本となるような音作りをしているので、何度も聞きながら作りました。Youtubeに色々動画("HOW TO SOUND LIKE SNAIL'S HOUSE", "Pixel Galaxy Remake 3.0 + FLP Download")とかあるので見ましたが、難しかったです。

制作のポイントとか

ドラムパターンは個人的に気に入ってます。Aメロの冒頭で目覚ましの音を鳴らしたり、180BPMなので時計のチクタク音(60BPM)が上手く噛み合ったり、左右にパンを振ったりして工夫を凝らしたりしました。

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ドロップに関してはPixel Galaxyに強くインスパイアされてます。どういう作り方をするのかよく分からなかったので、とりあえずSerumでSupersawを作ってからReaPitchでオートメーションを書き込みました。色々レイヤリングしてみましたが、あまりしっくり来ませんでした。今考えたらSquare波を入れても良かったかもしれない。音作りの世界は奥が深いです。

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リード音はシンプルにMagical8BitPlugをベースに作りました。全体的に芯の通ってる感があって好きです。

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ミックス・マスタリングはBlack Fridayセールで安くなってたiZotope社のNeutron 3/Ozone 9を試しに導入してみました。AIに任せられる便利な時代になったなあと思う反面、本来は自分の耳で聞いて調整しなければいけない作業なので、今後使うべきかどうか迷うところではあります。が、便利です。

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良かった点

・とりあえず完成して動画にする事はできた。kawaii future bassというテーマに沿って無事作れた。
・シンセを重ねるという考え方が染み付いてきた。音に迫力や深みが出るような工夫を少しずつできるようになった。
・各種プラグインがある程度使えるようになった。具体的には、イコライザーで邪魔な周波数を切り捨てたり、フィルターで音に動きを与えることができるようになった。

改善したい点

・ワンコーラスに三週間かかるのはちょっと時間がかかりすぎ。DTM初心者とはいえ、迷うことがかなり多かった。迷いを切り捨てれば作業スピードが上がると思われる。
・リードやコードの部分と比べて、ベースの音の作り方がかなり適当な気がする。低音部分に対して意識があまり働いていないのかもしれない。もう少しベースの作り方について勉強が必要。
・リミックスを作るだけで精一杯でちゃんとした動画にする余裕は無かった。勿論これは音楽創作スキルとは別物ではあるが、いくらなんでもDAWを写すだけの動画は味気ない。プレゼンテーションについて一考の余地はある。
Vital使いたい。

最後に

ボカコレを終えて次は何を作ろうかと考えているところですが、今度はアニソンのリミックスに挑戦してみようかなと思っています。2020冬アニメのOP/EDのリミックスとかやってみたいです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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