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ゲームおもろメモ3(Switch)

ネタバレは多分ある
夏だ! ホラーだ! 蒸し暑い夜に、不慣れなホラーゲームを2本プレイしました。怖いね。
怖いといえば歯が完全に虫歯っぽい。怪しい歯を舌で触っては、ゾと鳥肌を立てています。納涼ですね。


Yuppie Psycho

怖い!!! でも楽しかった!!!
普段本当にホラーゲームをやらないので、怯えながらクリア。もちろん攻略も読みました。これを何も見ずに進めるのは無理だ。
あと舞台が所謂会社なゲームもあまりやらないかも。
映像が充実してるホラーアドベンチャー。
時折入るドット絵なムービーが美しい。

日本語字幕もある
素敵な恐怖顔

ゲームオーバーブライアンくん(主人公)で気になって購入。明らかに死んでるのでスクショは貼らない。
気弱なメガネの青年が、入社したてで会社に蔓延る呪いに巻き込まれるお話。この会社に巣くう魔女の正体とは。隣の彼は仲間? 悪人はどれだ?

この気弱なメガネの青年がなんともキュート。ムービーや一枚絵にもたくさん出てきます。やっぱり主人公に力が入ってるゲームは最高。

また、アイテムとしてミステリーなビデオが手に入るのですが、これは実写! 謎なショートビデオ。

雰囲気は怖いけど怖くはない ミステリー

本筋に関係あるのかは、妄想考察でもしないと分からない。社内にいるソーサさんと、彼女の親友のマッピーさんがこれらを楽しんでいるらしい。それって可愛い。
ソーサさん。ミステリーが好きで自主制作ビデオの監督や出演をしているらしい。可愛いです。好きだ。

はしゃいでて可愛い 攻略させて

ギャラリーについて
ゲーム内スチル(一枚絵?)のギャラリーは無し。悲しい。主にムービーが振り返られるっぽいです。でも振り返れないムービーもあった。困った。あと、キャラクターイラストや宣伝イラスト、BGM。
コピー機で顔拓を取ることでセーブするのですが、ここの一枚絵が何種類かあって嬉しい。本当に主人公を可愛く思っているゲーム。良い。はたして全種類見れたのか。スチル解放機能が切実に欲しい。

ゲームの進捗によって雰囲気も変わったりする
最高のこだわりポイント

攻略的な難所は、簡単にセーブできないところ、回復がアイテム消費性なところ。これを歯応えと取れるか不便と取るかは人による。
ヤッピーサイコ(ユッピーサイコ?)では、会社のどこかにあるコピー機で、魔女の紙というアイテムを消費してセーブをします(コピー機のインクが足りない場合は別途補充アイテムが必要)。
魔女の紙と回復アイテムの入手方法も限られているので、どこで使えばいいんだ〜、ここで消費していいのか〜となる。
攻略を見ながら進めて、最終的に数に余裕は出たのですが、どこが死ぬポイントになるか分からない手探り状態でこの制限はキツイ。緊張感がヤバかったです。攻略情報本当にありがとう。

懐中電灯も制限がある
引き出しは漁りまくったほうがいい

(おそらく)即死BADは無し。でも探索パートで、地味に体力を削ってくる敵が湧いてくるので、回復アイテムはできるだけ回収しておく方がいい。攻撃手段は一部の敵にしか効かないので、対抗手段はほぼ隠れと逃げ。いかに敵を引き付け、逃げられるかが勝負。
諸々のアイテムは有限ですが、お金は無限に手に入る温情措置がある。これ無かったらもっと厳しかった。
ただこの無限に金が手に入るポイント、画面点が激しいので長時間やってると具合悪くなるな。てんかん持ちじゃないけど目がチカチカでア〜となったので、キツい人にはかなりキツいかもしれない。

それにしても絵が素敵。ムービーやイラストの他、小物とかにも逐一イラストが入るのも魅力的です。そして苦労しているブライアンくん、応援したくなる主人公。

上の後ろの様子で伺えるようにボロボロ社員がうろついている。中には攻撃をしてくる社員もいる。この会社はおしまいや。
階層によって様子が異なるのですが、自分の部署(5階)に戻ってくると安心できるのが面白い。5階も十分様子がおかしいのに。
急に怖い顔が出てきてビックリさせるといった要素はないのですが、敵の追跡と制限付きの回復とセーブのせいで、じわじわと何かが削られていきます。

ラストや魔女については分かりやすかったです。ホラーゲーム特有の、軋轢の被害が広範囲すぎるやつ。憎しみの暴走。負の連鎖。あの時違う選択をしていれば。もっと私を愛してくれていれば。そもそもの世界観が独特なので、結局あれはなんだったんだ……といった部分も残ります。余韻。
もしかしたら、追加EDで何か分かることもあるのかもしれない。体力がすごい削られるので、もう少し待っててブライアンくん。
あと、もっとエピローグでみんなと話したかったと思ってしまう。そのくらいソーサさんが可愛いゲームです。
後半で始まる社内パーティー前の雰囲気が良かったな。ソーサさんが可愛かった。無論パーティーなんてしている場合ではない。様子のおかしい社員と、まともだけど囚われている社員。どうして僕は入社初日でこんなことを任されているんだ! 本当だよ。

ちなみにテキストについては、ちょっとフォントが大きめなので、テキストが微妙なところで改ページされたりする。気になる場合もあるかもしれない。


死印

面白かったーーー!!!
どんどん楽しくなっていきました。八敷さん(主人公)がめちゃくちゃ良い!!!
あとメインテーマが良い。サントラとか配信されてないのかな。

そのシルシを刻まれた者は近いうちに死が訪れる。喪失した記憶は最後に何を映してくれるのか。
恐怖に抗い生に執着するのは、みっともなくて美しい! それも生きているから言えることだ。

セールをしていたのでついつい。マジでホラゲ慣れてないのに。
スクショを貼るのはアレかなと思って調べたら、最近、画像使用のガイドラインが更新されていました。
結構前のゲーム。Vitaとかで出てるのを見た気がします。2017年にVitaで出てたんだ。割と最近だ。
HPに載っていた、八敷さんがかっこいいのと、大門さんが気になったのが購入の決め手です。キャラ萌えでゲームを始めるオタク。

探索パートが怖い!!! そして怪異との選択肢が難しすぎる。生存ENDに向けたヒントを提示してもらえるのですが、普通に頭が悪いので死んで終わる。

特性ものひろい

探索の随所随所、謎にお色気スチルが出てきてウケた。なくてもいいようなエロが恐怖を和らげてくれる。でも本当にイラストが綺麗。女の死体。肢体。柔らかい肌に咲いた花、空いた穴。
グロテスクなのは平気なのですが、やっぱりビックリさせる要素が怖い!(ホラゲの醍醐味)

1章の途中で参加してくれた真下さんが、2章でもいてくれてときめきました(ときめき真下)。

一蓮托生だもんね

え!?!??!?!?!?!?

そんな……

もう駄目です。せっかく運命共同体が出てきて、楽しくなってきたと思ったのにいなくなってしまうなんて。真下……。
けれど慣れとは不思議なもので2、3章はずっとウキウキしていました。4章でまた学校へ。学校はちょっとまだ怖い。建物怖い。逃げ場がなさすぎて。人も動物も神仏も平等に死んでゆく。ビックリフラッシュ防止に、移動毎に手で画面を隠してやってました。

とにかく会話パートが楽しい。探索中にもちまちまパートナーキャラが喋ってくれるのが素敵ですね。1章ではこちらの余裕もなく、小癪なガキが……と悪態をついてプレイしていましたが、頼りになるキャラクターも出てくる。嬉しい。最終的には、全員修羅を潜り抜けた仲間だ! それでは一献!となる。吊り橋効果。
ところで、テキストは色分けされてるけど、その時のメインのキャラのセリフだけ色が違うのかな。時々誰が誰か分かんなくなる。

木の上のものを取るため小学生をおんぶしてバランス崩したり、アイドルが抱き付いているのに襟が詰まって苦しいから離れて欲しいと言ったり、死体を見て具合悪くなってるところをレディに心配されたり。
ホラーの間に挟まる緩衝材がありがたい。

ここ好き
これは4章 貼ってもいいはず ちょっと心配
素敵なレディと夜の学校に忍び込めるなんて
いい夏の思い出ができた

そしてたまに、画面にドアップでフェードインしてくる人間の顔に心臓を冷やされる。探索怖くてLINEの通知で悲鳴をあげたりしてました。馬鹿。
怖すぎて攻略見てやってたせいで今気付いたんですけど、ゲームオーバーになっても少し前からやり直せるんですね。バッドテキスト見つつクリアすればよかったな。もう一周しよう。

怪異のデザインも、本能的に嫌悪したくなる捻じ曲がったニンゲンだったもの的な怖さもありながら、怪異が怪異たる理由が落とし込まれている。
同情を誘う誕生秘話。死への恐怖に苛つきながらも、怪異を心のどこかで気の毒に思う主人公。この、いつか首根っこ掴まれて持っていかれそうな主人公が堪らん。霊を生み出すのは結局人間。神を産んだのもきっと人間。

そんなことを考えつつ進めていたら考えてたら大門さんが。

その言葉が聞きたかった

キャラクターが良いっすねえ。いろんなキャラと探索できて楽しい。心細いから全部の章に全員居てくれ。

体が弱そう 心配だよ

エンド後、ぶっ続けで6章(追加シナリオ)が始まった。公式のイラストとか見ると、相棒ポジは真下さんなんですかね。あと彼だけ6章でボイス有りな部分が多い気がする。嘘。広尾さんがすごいことになってら。スケベシーンにあやかろうとしたら死んでしまった。即死BAD。今まで読んでたエロ漫画は!?

6章嬉しい〜。
エピローグでその後の皆は……な文章も、想像が掻き立てられるので楽しかったのですが、やっぱり皆出てきてくれる後日談追加シナリオって最高すぎる。
死闘を掻い潜った仲間が、ちょっとわちゃわちゃっとしてくれるのがありがたい。そういう成分で息をしています。けれどもちろん怖さとやるせなさがメイン。

ギャラリー機能
はエンディング後に解放。各スチルとパッケージイラスト、イメージアート、コンセプトアート、近付いてくる怪異を振り返れる。全滅イメージアートが見れて感動しました。絵が綺麗〜。

真相に近付いていくのが面白い! 最終章で一気に畳み掛けられる! 普通に察しが悪いのでラストでエッ!となりました。本編は全体的に気持ち程度のボイスでしたが、いい声だな八敷さん。
立ち絵の差分は通常と恐怖顔。戦闘では主人公の苦痛顔もあるんだ。主人公の立ち絵も見たすぎると終始思いながらプレイしていたのですが、DLC 「カエラズの遊園地」では八敷さん(本編主人公)を訪ねてきた萌ちゃん(本編1章の登場人物)を操作するらしい。
主人公を他キャラ目線で見れるのいいな。買おう。クリアできるかな。
ところで、ダウンロードコンテンツ一覧にボイスドラマってあるんですけどこれは一体。当時出てたドラマCDのDL版かな?
あと死噛が続編らしい。めちゃくちゃやりたいな。もう八敷さんの虜だよ。舞台が学園っぽいから怖そうすぎる。探索パートの視点が一人称視点じゃないんだ。ヒエ〜。


MazM: ジキル&ハイド

だいぶ前にクリアしたやつ。
ハイドのキャラデザに萌えたので購入。『ジキル博士とハイド氏』自体は読んだことがある状態でプレイ。
霧の街ロンドンで起こる不可解な事件、その先を辿ると必ず件の男がいる。

ロード画面で、風景画のような一枚絵が表示されるのが好き。

この絵とかカッコいい
まさしくハイド・アンド・シークだ 対が好きなオタク

ハイドのツラしか眼中になかったです。

黒髪ウェーブギザっ歯目付き悪高飛車男
ツラがいい
カッコイイ

聞き込みパートと簡単な謎解きを進めながら、事の真相に辿り着くアドベンチャーゲーム。切り替わる2つの視点で、物語を追っていきます。セーブはオートセーブ。

当時の流行とか雰囲気
クリア後もタイムラインで物語をもう一度楽しめる

話の流れがわかりやすい。絵本で読んでる感覚。
一方通行なので詰まることもなく進めます。
街にいる人に話しかけたり、辺りを確認したりすると辞書も集まる。小説の注釈みたいな感じで好きだ。だいぶいろんなとこ調べたはずが、埋まっていない!? 辞書攻略wikiをください。

辞書要素好き

ストーリーもログが残る!

話を進めると人物図鑑も更新されてゆく。

『ジキル博士とハイド氏』自体読みやすい小説ではあるので、進めるとどうしても、字が足りないと思ってしまったりしました。小説をコミカライズするのと同じで、活字を絵と動きに落とし込むため。つらつら説明されても、なら小説でいいしなってなるからね。
古典小説ではあまり伝わらない表情筋の動きが見れて楽しかったです。絵好き。ニコニコアターソンも可愛い。でも原作同様救われない!

キャラデザが好みで原作厨でもないので、クリア後、普通にif創作な話が読みたい……と嫌なオタク仕草をしながら公式Twitterを見ると、め〜ちゃめちゃなんかアップしてくれている。急激に大満足しました。

最高です。
あと公式が萌え萌えFAを引用してたりする。ビビった。海外の文化だ。
しばらくTwitterを漁ってしまった。
ついでにジキル&ハイド関連のツイートをまとめました。何か問題があったら削除いたします。

それにしてもこの制作チーム様のイラスト、好みなキャラクターが多すぎる。でもどのゲームに出てるのか分からない。このロン毛モノクルは一体どこで登場するんだ。






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