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チョコ屋のこと

小さなチョコレート屋さんを開きたいという夢は、実はジャム屋さんを開く前からあったのですが、ようやく実現したのは3年半前の10月。今年はコロナの影響で店舗での販売はせずに製造のみに集中しています。

私はチョコレートのお菓子を食べるのも、作るのも好きです。年に一度、Jour du Chocolatというチョコのイベントを開催していてもう18回目。こんなに続けていれば、チョコレートのテンパリングもトランパージュも多少上達してきて、年に一度はショコラティエの気分になります。今年のJour du Chocolatのチョコは予約販売だけで、すでに完売してしまったので、販売は引き渡しだけで何かあっけない・・・私も一日白熱のイベントの坩堝にいるのを楽しんでいたのだなぁと思います。

今年もChocolaté romi-unieでは、10種類のボンボンショコラを作っています。ボンボンショコラはショコラティエの華だけど、人気があるのはチョコがけクッキーだったりする。何年か前から作り始めたホワイトチョコレートがけのブラウニーもすごく人気があります。チョコレートは限られた期間に手間をかけたお菓子を作るので、かわいい抜型で抜いたサブレとチョコレートを組み合わせたものなどもお店に出しています。

ショコラテというのは、ショコラティエとちょっと違ってちょっと気の抜けたチョコがけのお菓子などを中心に作ります。そんなわけで『チョコがけ』の意味があるショコラテというのを店名につけています。ゴリゴリのビターのチョコよりも、ミルクチョコが好き。romi-unieにチョコのお菓子を買いに来てくれる方は、ビターなショコラのタブレットよりも、すこしマイルドなチョコのお菓子が好きな方多いようです。そんなお客様達と私のお菓子の趣味が合うような気がして、とてもうれしいです。

さていよいよ、今週末はバレンタインの本番。おいしいチョコレートとコーヒーでよき時を♡

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