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自己紹介

いがらしろみです。
菓子研究家、そしてジャムや焼菓子を製造販売する株式会社romi-unieの代表として2002年から活動をしています。Twitterやお店のホームページ、雑誌やWeb magazineなどでインタビューで断片的に私のことをお知らせする場がありますが、時代とともにその形も変わってきて、自分自身でも発信しなくちゃいけないなと思い、noteを始めます。(実は、たくさん書いていて、アップしたり閉じたり・・・していますが、また改めてこのnoteの場所を私の発信の場にしようかと思いました。)

菓子研究家という肩書を大事に使っていますが、現在中心として活動しているのは鎌倉Romi-Unie Confiture・学芸大学Maison romi-unie・鎌倉Chocolate romi-unie・romi-unie Web Shopと4つのお店を営む経営者としてであり、そしてまもなく10歳になる娘の子育てに翻弄されながら、食いしんぼうとして、貪欲に日々の楽しみを追求する日々を送っています。
”菓子”研究家とあえて名乗っているのは、昔からの料理研究家の方々のイメージとして、家庭的な、スーパー主婦みたいな感じがあるのですが、私自身は、まぁそんなわけはなく、ずっと勉強してきたお菓子のことを、楽しみやレシピ、おいしさを共有することを仕事にしていて、自分自身の生活や家事の能力とはまた別ものだと思っています。私は、お菓子のことが好きで、面白くて沼にハマってしまったものの、自分が出会ったお菓子を、多くの方と共有できる喜びを求め、それが仕事となる本や雑誌、お店やWebなど、時代とともに、多くの方とお菓子の楽しさやおいしさを共有できる場を求めて、菓子研究家としての活動を続けてきました。

ここまでの私の道のりは、ふつうの食いしんぼうの女の子がお菓子作りに目覚め、お菓子教室に通い、お菓子屋さんでバイトして、20歳でパティシエ入門してみるも、方向転換して、フランス留学、帰国後フランス料理学校の事務局で働きながら過ごした20代を経て、ちょうど30歳の時に、romi-unieというひとりユニット名をつけ、菓子研究家として活動をスタート。本や雑誌、そしてお店を開くという場を見つけ、お菓子の喜び、楽しさをいろいろな方と共有できる仕事を続けることができています。振り返ると、紆余曲折、楽しいこともつらいこともありましたが、こうして仕事が続けていられるのは、ありがたい環境です。

これまでに出会った人やもの、本やお店、職場の人、いろいろなパティシエシェフとの出会い、カフェブームの時代の人たち、友人との出会い、お店の出会い、憧れの料理研究家の方の活動や本に触れたり、10代の頃からのヨーロッパ旅行や留学で体験した景色や文化などが、私の仕事、活動、ひとつひとつにつながっています。noteでは、そんな昔のお話もしていきたいと思います。


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