俺から言えるのはただひとつ、Guitarを大事にしろ、だ。

いいか?よく聞け。ギターを大事にしろ。
ギターを大事にしないやつは死ぬほどダサい。
わかるか?

確かに世の中にはギターを破壊したりするパフォーマンスをするやつがいる。俺も知ってる。
だがギターをぶっ壊すようなことに俺から言えるのはただひとつだ。クソダサい。ダサいからやめろ。
相手がジミヘンだろうがイングヴェイだろうが変わらない。ギターを大事にしないのはダサいからやめろ、だ。

お前がギタリストとしてやっていくならギターは大事にしろ。なぜならギタリストからギターを取り上げたらなにも表現できないからだ。そうだろ?
ある日うっかり一本しかないお前のお気に入りをダメにしちまったとしよう。お前はギターをリペアショップとかに持っていくだろう。だが修理には時間がかかる。数日とか数週間とかだ。
そのあいだお前はどうするんだ?
サブのギターを買う?それも手ではある。だがお前のメインギターでなくてお前の魂のブルースは奏でられるのか?それでなくても大事なギターを壊しちまったという心のダメージはどうだ?

だからギターは大事にしろ。大切に扱え。
なにも名前をつけて毎晩一緒のベッドで寝ろとかそういうことを言ってるんじゃあない。ちゃんとギターを弾き終わったらギタースタンドに立てて、動いたときにひっくり返さないような位置に置いてやるだけでいい。1分もかからない。それだけでいい。

正直俺は今でもギターを倒してキズをつけちまうことはたまにある。そしてその度心を痛め当分は罪の意識に苛まれることになる。
だからギターは大事にするべきなんだ。
ギターも悲しいからとかそんなセンチメンタルなことは言わない。いや、ギターに心などない。なぜなら無機物だからだ。
ギターを傷つけて痛むのはギターの心じゃない。お前の心だ。すべてはお前が感じていることなんだ。
だからギターは大事にしろ。お前の心のためにもだ。
いいか、分かったか?ギタリストならギターを大事にしろ。

俺が言いたいのはこれだけだ。歯磨いて寝ろよ。じゃあまたな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?