FF14から学ぶグループにおける報連相の大事さ

はじめに

みなさんお久しぶりです,ろまさんです.

今までの記事はずっとTRPGやロールプレイについて書いていたんですが,ふと思うことがあったのでこんなコンテンツの話をしていきたいと思います.

決して最近までやっていた固定活動(後述します)に対して不満が溜まりまくっていたわけじゃないです.決して違います,違うと言ったら違うんです.本当はかなり鬱憤が溜まっていたのでここでそのことについて吐き散らかしたかっただけなんです許してください.

さてさて,タイトルにもある通り今回はFF14を絡めたお話をするので,まずは前提知識のお話から始めましょうか.


FF14とは

Final Fantasy 14の略称であり,現在登録者数が2700万人を超えるほど世界中で大人気のMMORPGです.

プレイヤーは光の戦士として,様々な国や地域を巡り問題を解決していくお話です.詳しくは公式HPを見てください!!!!(恥もためらいもないダイマ)
フリートライアルもあるので何卒何卒…………(余談ですが12/23現在セール中です,何故かめちゃくちゃ安く買えます.買うだけ買ってフリートライアルで遊べるところまで遊ぶ…なんてこともできます)

……布教はさておき,今回はそんな膨大にあるコンテンツの中で取り上げる内容は,「レイドと呼ばれる複数人で集まって1体の敵を倒す高難易度コンテンツ」についてです.

高難易度【絶アレキサンダー討滅戦】の導入ムービーの画像

高難易度と言うからにはもちろん難しく,毎回別の人たちとやると進捗もまちまちになる……し,緊張も多くなります.そんな時にプレイヤーは固定を組みます.また新しい言葉出てきましたね.

固定とは,「1つのコンテンツへ毎回同じメンバーで行くために8人が集まり作られるグループ」です.リーダーがいて,みんなで相談しながらギミックをこなしたり,敵の攻撃に対して軽減をどうするかを相談したり…などをします.
よくわからん!と言う方は中高時代の部活みたいなイメージをしてくれるとわかりやすいと思います.1つの目標に対して一緒に取り組みたいメンバーが集まって,チームで頑張る!的なものです.

具体的に今回お話する内容は,FF14における固定の活動(以降:固定活動)についてです.立派なグループ活動です.

報連相とは

これを読んでいる人はきっとわかっていると思いたい内容ですね.

  • 報告

  • 連絡

  • 相談

この3つをまとめたものですね.
グループワークはもちろん,社会に出た際にはめちゃくちゃ大事というか必須スキルです.できないとまずいです,終わりです

今回は固定活動における報連相…と言うことで,このお話をしていきます.

なんでこんな記事書いてる?

さて,「はじめに」のところで若干内心が溢れていましたが固定活動での云々があったので今回筆を執りました.

せっかく固定活動でメンバーを固定しているのに…とか,もっと連絡取ろうよ…みたいなことがあったので愚痴再度起こさないようにしたいという自戒を込めています.

こういう固定活動はグループワークとやっていることはほぼ同じなので,せっかくならグループワークでも使えるような部分をピックアップしてみんなにも知ってほしい…そしてこういう悲劇をなくして欲しい…という思いもあります.

というわけで実際のケースを見ていきましょう.

実際にあったやばいケース

1:遅刻や予定のバッティング

割とよくあるやつだと思います.
「21時から開始だから,それに備えて寝よう!」とかすると寝過ごした…とか.
大学生だとよく絶起とか呼ばれてますね.いつからこんな呼び方するようになったんだ.

1,2限を寝過ごす.よくTwitterを眺めてるとそういう光景が見えます.
おはようございます.

その他にも「よくよく見たら2つの予定が同じ日時で被ってるじゃん!!!」みたいなことが極稀にあります.

すみません、予定記入間違ってて××日を参加可能にしてたけど予定ありました!△△日と□□日が予定ないんですけど、△△日に出張があるので元気があるか時間が間に合えばいけるかと思っています。お手数かけます、すみません!

どこかのコミュニティより(フェイクを含みます)

な~んてことがあります.
これ連絡来たの予定日より少し前だったから余裕があったこともあり,まだ何とかなったけどよ……

2:進捗が生まれない

固定メンバーのモチベがかなりモヨモヨするときですね.

進捗が生まれなかったときの進捗表

上の表を見てくれるとわかるのですが,断絶(絶アレキサンダー討滅戦の最中に出てくる"次元断絶のマーチ"というギミック)を数回ほど練習した日が3日間続いてますね.
1日2時間を3日かけて同じところをずっっっっと繰り返してもなお先へ進めない.進捗がありませんね……

先へ進めない理由は単純です.

  • 純粋に操作を間違えた.

  • ギミック処理として自分についた番号を見間違える.

  • そもそもギミックを覚えきれていない.

大体この3つが原因なことが多いです.
ですが,これらは傍から見るだけでは気づけません.

本人は「ちゃんと予習/復習してきたぞ!」と思って来ていることがほとんど(諸説あり)なので,質問なんてしてこないし,ギミックミスしても「そうだったそうだった,次は大丈夫」とか何とか言って流しちゃうとかありますね.そしてそのままミスするんです,う~ん.

3:苦手なところを苦手と言えない

当たり前ですが,こういうレイドに出てくるギミックは様々な種類が存在します.いくつか例を挙げますと

  • PTメンバー全員で攻撃を受けてダメージを分散させる頭割り

  • 敵の攻撃が着弾する際に吹き飛ばされるノックバック

  • PTメンバー全員の頭に番号を振られ,その番号の順番に攻撃が飛んでくるサイコロ

  • 当たるとダメージを受ける範囲が均等感覚で何度も出現し移動するエクサフレア

…などがあります.挙げればキリがありません.

数が多ければそれだけ対処法が増えますよね.
すると,プレイヤーの中で得手不得手が出てきます.

覚えゲーのようなギミックは得意だけど,エクサフレアのようにタイミングを掴んで隙間を縫うように移動して避けるギミックは苦手.

なんてこともあります.そりゃそうですよね,人ですから得手不得手は出てきます.

しかし,FF14では一部の界隈だとこんなことが言われています.

「エクサフレア踏むやつなんておる???」

直近で出たレイドの中にエクサフレアのギミックがありました.
避け方自体はかなり簡単で,確かにしっかり処理が出来るのであれば何も怖くないギミックではあります.

このレイドが実装されてから少し経つと,「何も怖くないギミック=簡単=ミスをするわけがない」のという曲解した意見を持つ人が出てきました.

こんなことを言われ続けると,エクサフレアが苦手なプレイヤーは「簡単なギミックって言われてるからミスすることが絶対に出来ない」というプレッシャーに襲われます.
加えて,周りが「踏むやつおる?w」なんて言いまくってたら「実は苦手で…」とは言いにくいですよね.なんて返されるかわかったもんじゃない.

…私ですか?実は過去に一度エクサフレアを踏んで,自分のTwitterのスクリーンネームを自戒を込めてエクサフレアにしてた時期もありました.懐かしいですね.

それはさておき,私みたいにメンタルを保てる狂人でも無い限り,どこかしらでスリップダメージが増えていきます.
そうするとモチベにも影響が……まぁ大変.

実際それが原因で固定が爆発四散してしまったところもあります.
あまり笑い事ではないですね.

どうすれば良かった?

さて,ここまでは実例を出してきましたが……あくまでも私の個人的かつ主観的かつド偏見5000兆%でお送りする解決策になります.異論反論は認める.

1:予定を確認しろ!!!!!!

当たり前だよな!?!?!!??

いいですか,人と予定を建てるということは「相手の貴重な時間を貰う」ということです.

もし予定の日時を間違えたりブッキングしたりしても,自分は別にいいかも知れません.
ですがされた側はどうでしょう.

「この時間にやるって言ってたのにドタキャンされた」

なんて事になったら信用を失いますよね.
例えそのドタキャンした内容が急に入ってきた用事だったとしても,相手がどれくらい付き合いが長いか(勝手を知っているか)によっては「本当に急用なの?」と疑ってしまいます.

固定内における日時のすり合わせは,メンバーが揃って何かをするための前提条件です.
その前提条件を設定したのにも関わらず,行かない,もしくは当日になって行けないことが分かった等が発生した場合,それは前提条件が成っていないということになりますよね.

そんなことが起きるような固定でいい進捗を出せますか?出来る場合があるかもしれないけど,少なくとも全員がちゃんと納得した形で出来るかはわかりません.

ちゃんと日時を決めたら予定としてしっかり入れて,遅刻/ブッキングが発生しないようにすることで,安心して目の前の作業に取り掛かることができます.

もし遅刻しちゃった;;;;や,ブッキングしちゃった;;;;
とか,そういう時はしっかり理由を説明して謝りましょう.許されるかどうかは知りませんが,そもそも謝ろうとしない人は終わってます.絶対やめましょう.

あと予定時間よりも前に別件が入って,どうしてもそっちを優先しないといけない場合はしっかり連絡を入れましょう.

普通じゃん…とか思ったでしょ,でも普通が出来なくなる場合があるんです.あるでしょ?多分,知らんけど.

普通なことを普通にこなすことがどれだけ難しいか.
このことを頭に入れつつ,改めて日々の予定を組んでみてください.
固定活動は個人戦ではなくチーム戦です.チームの一員として予定を組み,他メンバーに迷惑をかけないよう心掛けましょう.

2:ちゃんと進捗の確認をしろ!!!!!!して!!!!!

も~~これはね,本当にあります.

固定メンバー8人の内6人がギミックをしっかり理解していたとしましょう.
さて,ここでそのギミックを突破できた際に「よし!出来た!」とみんな思います.そりゃそうですよね,突破したんですから.

でもそれは,たまたまそのギミックを理解している人が処理担当に選ばれたからという可能性があります.

もしそうだった場合,理解していない人が処理担当に選ばれたらどうなるでしょうか?

答えは簡単ですね,待つのはのみです.

本当にそのギミックは固定メンバー全員が理解した?
全パターン覚えてる?
動き方とかちゃんと把握している?

メンバー同士で理解度チェックをしたり,リーダー各の人は動きが怪しい人にアドバイスをしたりとか,色々する必要があります.

固定活動において,独断で思い込むことは危険行為です.
1人で歩いたって固定内では意味がありません.

他メンバーと歩調を合わせて進めないと,そもそも固定全体が前へと進めないんですから.

先へ進むためにしっかり固定メンバーたちと相談をしましょう.

3:周囲の人も気遣って!!!!!

2の項目と若干被るところがありますが……

固定メンバー同士でも,場の雰囲気づくりが上手くいかないと中々モチベは上がらないものです.

例え冗談で「こんなのミスるやつおる?」なんて言っても治安が悪い固定じゃない限りは誰かしらが「ウッ……」とどこかに刺さってる場合が多いです.

治安が悪い固定しか私は知らないので信憑性は低いかも知れませんが,実際にそういうのが原因で固定を抜けちゃう人も居ました.私のフォロワーにも居ました,悲しいね.

そうなると固定主としても,他メンバーとしても,抜けちゃった人としてもいいことなんて何もないです.
場の雰囲気に合わない人をあぶり出せたと言えば格好はつくかもしれないけど,新メンバーを探すという時間が余計にかかってしまいます.

極力そういう事態が起こらないような場を作ること.
もしくは,冗談や身内ネタを言うなら程度の線引をしっかりしておくこと.

あと,もし「ギミックが苦手だな…」や「わからない…」とか感じた場合は,ちゃんと報告して相談をしましょう.言われた側は「え?なんで?」みたいな冷たい反応では無く,どうしたらいいかを一緒に考えたり,提案したりしてみてください.

これをするだけでもかなり違います.
場の平穏を保つことが可能でしょう,みんなで楽しく固定活動しよう.

グループワークにも同じことが言えるんです

長々と書いてきましたが,上記で書いたことのほぼ全部が,日頃から講義中に行われるグループワークや,社会に出た時に発生するであろうグループワークにも応用することができます.

ざっくり各パーツでの言いたいことは

  • 予定はしっかり合わせよう(連絡)

  • お互いの進捗は確認し合おう(相談)

  • 無理な圧はかけないようにしよう(報告・相談)

です.

ほら,ちゃんと報連相.
こじつけとか言わないで.

これらのことが普通だなと思う人は,それをしっかり普通としてこなすように.
知らなかったという人は,しっかり意識できるようになりましょう.

それだけで先が思いやられるようなグループワークもまだ比較的マシな活動になる場合があります.

まとめ

え~っとですね……色々書いてきましたが,あまり面白くない話だったかなぁと書いてて思いました.いや実際そうだと思う.

でもここで書いたことは,絶対にグループワークにおいては大事なことだと自負してます.
ただでさえしんどいグループワークをさらにキツいものにするのは嫌じゃん……ねぇ……

正直自分はプ学習が一番キツかったので,同じような境遇に陥るような人が減るように祈って今回はこんな内容に仕上げました.

報連相,怠らずにしっかり意識してみてください.
ゲーム上の付き合いであったとしても,同期同士の付き合いだったとしても,社会に出てから発生するビジネスライクな関係だったとしても,絶対につきまとってきます.

今から意識して練習すれば,後々後悔しないと思いますよ.

以上!

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