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マッチングアプリに登録してみた話

登録した経緯

前回のnoteでもお話ししたがきゃべつ太郎氏とはマッチングアプリで出会った。

なぜマッチングアプリを始めることになったかというと東京にでてきてからマジで、マジに、出会いがない。

あれ?こんなに縁ないもんだった?
と頭傾げるほど出会いがなかった。

職場に男性が一人もいないわけではない。
ただ職場の男性とはE.T.がきんたまにみえる等の話しかしておらず、そこから互いに異性として意識することが発生するわけがなかった。

ましてやいいオトコほど結婚するのが早い。

そのため私は自分好みのオトコを見つけるため、前田に合ういいオトコがいないか探し回った。

しかし…セイウチやオットセイをみて卑猥なものに見えるような女である私に紹介してくれるいいオトコは見つからなかった…。
当然の報いである。

登録内容

今までマッチングアプリの類いは登録すらしたことなかったが、出会いがないと嘆いていたところ
知り合いから勧められ、とりあえずやってみるか…ぐらいの気持ちで早速登録をしてみた。

だがしかしたかし、
どんなプロフィール写真がいいのか、プロフィール文章はどんなことを書けばいいのかまったくの未知、宇宙であった。

やった事ないことへの不安と恐怖でアプリをDLし、登録したあと削除する行為を3日間で8回程度繰り返した。

今考えれば全く謎の行為である。

もし沖縄の人とマッチングして
もしかしてロマーシアさんですか?
なんて言われたらどうしよう。

とにかく怖かった。

3日間悩みに悩んで
あぁ〜やっぱりオトコと出会いてぇ〜〜〜と内なる欲求に抵抗不可能であった。

改めてアプリの登録をし直すことを心に強く誓い、プロフィール写真で頭を悩ませた。

前田調べによると写真とプロフィール文は大切らしい。
だけど前田ロマーシアであることはバレたくない…………………。

葛藤したのち、私は現在アイコンでも使用している写真を絶妙にトリミングして登録した。

この写真はマッチングアプリに使用するために撮った渾身のキメ顔だ。
気に入ってSNSのアイコンにも現在使用している。

写真のあとはプロフィール文だ。

長々とこう言う場で語るのはカッコ悪い気がして、映画が好きなこと、花が好きなこと、
そして1番大切である体型は肉まんであること
ちゃんと包み隠さず書いた。

いい人とマッチし会えることになった際、
マシュマロマンのような私をみて心臓発作起こされ倒れられたらこちらもどうしていいか分からないからね。

登録後

登録をしてみるとあれよあれといいねが鳴り止まない。

いいねが来ることに嬉しいという気持ちは正直あまりなかった。
なぜなら男性陣のプロフィールは決まって長文で自己紹介を書いてあり、読むのが途中でめんどくさくなるほどだった。

高確率で
旅行が趣味です!コンサルの仕事してます!
などのことが書いてあり、経歴書ですか?と尋ねたくなるぐらい職務経歴を綴ってる人が大半だった。

気持ちはわかる………。

自分を知って欲しい、こんな自分でいいなと思う人と出会いたい!その気持ちは分かるぜ…。
だけど長すぎる…。

自分好みのオトコを探すためにマッチングアプリを始めたが、私は誰でもいいわけじゃなかったんだということにこの時気づいた。

プロフィール文はシンプルがいい
写真は斜めの角度で顎のラインが強調されたようなキメ顔は嫌だ。
派手ではない雰囲気で、かつ見た目はインテリ系なのに童貞っぽい人が私は好みなのだ。

ふ〜ん、私ってそういう人が好みなんだ〜と
マッチングアプリを使用して初めて自分の好みと向き合うことができた。

好みがわかったところでターゲットを絞り、こちら側からもいいなと思った人にいいねを返すとマッチング成立となる。

成立した人たちは数人いたが
アプリ内でやりとりをしてみると

「歯並びみたいです!」
「ふくよかな人好みなんです!会ったら食べちゃうかも」
「今日飲みにいかない?」

など、心底うんざりする内容ばかりだった。

来るのを待つな、自分から行く

基本的に男性からいいねを貰って、その中から私もいいなと思う人にいいね返しをし、マッチング成立をしていたが、待っている側だとどうもこうもロクなのに当たらない。

自分好みのオトコと出会いたいという強い意志を決めたにも関わらず、変態たちに時間をとられこのままだと登録した意味がなくなる。

そう考えた私は自分がいいと思った人を自分からいいねしようと思い、
『ふくよか好き』『外国人好き』にキーワードを絞り、なおかつマッチングアプリを登録したのが一週間以内のフレッシュなオトコ限定でターゲットを絞った。

そして見つけた一人目がきゃべつ太郎氏だったのだ。

きゃべつ太郎とは

彼の写真は夜撮ったであろうかなりピンボケした写真でプロフィール文は『お酒好きです』の一言だった。

いいねをしたところ、すぐいいね返しがありあっという間にマッチング成立。

メッセージをすることになったが初っ端から
『誕生日いつですか?』ときた。

頭の中がハテナで溢れた。

何歳ですか、どこ住みですかとかでもなく
誕生日………………。
一体どういうことなんだろう。

ツッコミたい気持ちを抑え、
「5月3日です。きゃべつ太郎さんはいつですか?」と聞いたら6月2日とのこと。

微妙に近いような、なんとも言えない反応で困った。

その後、2通目のメッセージで
『僕忙しくてあんまり返事返せないです。あと、恋愛はあまり優先事項にならないんですけどそれでも大丈夫ですか?』
とのこと。

なんでマッチングアプリしてるんだよと草生えたが、あまり構われるの好きではないタイプなので特に問題なかった。

その後メッセージは続かなかったのだが
初めてやりとりした3日後には何故か二人で初めて焼き鳥屋さんに行っていたのだ。

そんなきゃべつ太郎氏の話はまた今度。

おわり


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