OSK日本歌劇団・依吹圭夏主演「レビュークルーズ」観劇感想


注意事項

 令和6年6月23日から7月7日まで上演の依吹圭夏君主演「レビュークルーズ」を観劇しての感想noteになります。各場面ごとにひたすら私が感じた「ここが好き」「ここが堪らん」を書きだしていくだけの備忘録に近い記事になります。ただの観劇ド素人が書いておりますので誤った記載や知識、また身勝手な妄想が随所に散りばめられております。どうかその点はご容赦くださいませ。また、出演者様の敬称については毎度のことながら書きやすさを重視して普段心の中で呼ばせていただいている敬称を使用しておりますので、その点もご了承いただければと思います。
※今後、公演を観ながら随時書き足したり書き換えたりしていくと思います。

パンフレット

 開幕いきなりパンフレットの話ってなんやねん。
というツッコミが飛んでくることは容易に想像できるのですが、ご興味ない方はこの項目をまるまる飛ばしていただいて全く問題ありません。本編にはマジで一切関係しません。
ですが私のこの依吹圭夏君RC観劇を語るにあたってパンフレットはとても欠かすことのできない要素なので、強行突破して書いていきます。
 私の依吹君RC初日は、パンフレットから始まったと言っても過言ではありません。依吹君RC初日。BPに向かう電車の中でいつものごとくXのTLを漁っていると、ふと目に飛び込んできたのは「パンフレット」の文字。どうやらOSKの公式投稿らしい。
「ふーん、パンフレットね。レビューinKyotoかしら、夏のおどりかしら」と、一度はその投稿を流したものの、なにやらTLがざわついている。皆なぜか「パンフレット・・・?」「パンフレットってなに・・・?」と、まるでパンフレットという言葉を初めて聞いたみたいに混乱している。さすがに異様な空気を察知して先ほどの公式投稿を見返せば、
「Revue Cruise(RC依吹)が開幕します!販売パンフレットには写真を差し込めるページを設けましたので、ぜひお好きな写真を入れて思い出にしてください」と書かれてある。

・・・・?
・・・・・・??
・・・・・・・パンフレットって・・・なに??

私ももれなく記憶喪失になりました。

・・・パンフレット?
はて?知らない子ですね。

というか公式投稿は何をパンフレットが当たり前の存在みたいに書いてるんでしょうか。「販売パンフレットには~」じゃないんですよ。まずは「なんと!このたび!BP公演に!パンフレットが導入されました~~~!!」の投稿が先じゃないですか。しかもRC初日当日の開演1時間前とかに投稿することじゃないだろう。そんなだからオタクの思考が置いてきぼりを喰らうんだ。おかげで私は降りるべき駅を乗り過ごして危うく遅刻しかけました。(実話)
梅雨の湿気の中を走りに走って汗だくで到着したBPでさっそくパンフレットとかいうよく分からないものを購入し、人目があるので(?)サッと中身を確認・・・・。

ほ~う、ほうほうほう・・・これはこれは・・・
パンフレットだねえ!私たちがよく知っているあのパンフレットじゃないか!なぁんだ、パンフレットってパンフレットのことだったのか!

という、どう考えても阿呆みたいな思考を開幕前に繰り広げておりました。それもこれも公式が・・・(以下略)
いやでも文句は言いつつも公式様には感謝しかありません。私は本当に本当にBP公演にパンフレットが欲しかった人間なんです。パンフレットの何が素晴らしいって、「作・振付・演出・音楽・歌唱指導・映像・音響プラン」という、普段はあまり表に出てこられない諸先生方のお名前が載っているところなんですよ!!
周知のことと思いますが(自意識過剰)、私は「DIAMOND GUYS」オタクを自称しておりまして、あの素晴らしい公演の振付・演出をされた諸先生方をいまだに探してさまよっております。
「誰か・・・誰かこの中にDGの振り付けをされた先生はいらっしゃいませんか・・・」そういう気持ちで毎日通勤電車に乗っているのですが、DGの頃にもこんなパンフレットがあったなら私のこのさまよえる魂も救われていたことでしょう。
しかし今回!BPにパンフレットが導入されたことで、これから先には私のようなさまよえる子羊はもう現れないのです。なんと素晴らしいことでしょう。そのときBPの歴史は動いたのです。願わくば諸先生方へのファンレターとプレゼントの送り先住所を次回以降併記していただけると、さまよえるオタクの魂がさらに救済されますのでそこのところどうぞよろしくお願いいたします。

そしてこのパンフレットなんですけど(まだまだ続くよ!)、諸先生方のお名前と同じくらい素晴らしい点としてお稽古風景写真が載っているんですよ!皆さん、お稽古風景は好きですか?私は大好きです。お稽古着チェックはもちろんのこと、凝った舞台衣装やメイクで隠されてしまう劇団員様の素材そのものの美しさを見ることができる貴重なお写真なので、私はどのパンフレットのお稽古風景写真もいつも食い入るように見ております。今回のパンフレットではオフショット写真もあったりして、劇団員様がこんなふうに仲良くお稽古してるんだ~とニマニマできてより最高でござました。本当にありがとうございます。

(※しかしここからちょっと物申したいポイントです)
こんだけパンフレットを崇め奉っておきながらアレなんですが、我慢ならねぇ部分もあったりします。
まず第一に、初代レビュークルーズ様の時にこのパンフレットが間に合わなかったことです。こればっかりは公式のスケジュール調整なのでいちオタクがなにを偉そうに、という話なんですが。そうはいってもこれだけ密接した期間で同じ演目を上演して、かたやパンフレットが有り、かたやパンフレットが無いという状況はどうしても悔やまれます。
そしてもう一つ・・・なんでお稽古風景写真に切り込み入れた?(#^ω^)ピキピキ
これあれなんですよ、今回のパンフレットから舞台写真を挟めるページが新しくできてまして、切り込みが入っていてそこに写真を差し込む仕様なんですけど、そのページの裏がまさかのお稽古風景写真のページなんですよ。もれなく劇団員様のお顔とかお体とかに切れ込みが入ってるし、劇団の言うとおりに舞台写真を差し込もうものならその裏のお稽古風景写真が一部隠れてしまうというクソ・・・じゃなかった、ちょっと困った仕様なんですよね。こればかりは温厚なオタク代表の私もちょっと見過ごせませんよ。舞台写真を挟むというアイデアそのものは良いと思いますので、次回からはずうぇっったいに劇団員様のお写真に影響しない所でやっていただきたいです!以上!

「ようこそ アドベンチャーレビュークルーズ依吹号へ」

1曲目

 さてようやく舞台の感想ですよ。ここまで長かったですね。読んでて疲れましたか?初日の開演前の私も突如現れたパンフレットのおかげで今のあなたくらいひどく疲弊していました。
 まあでもそんな邪念は、歌い出しの「ようこそ、レビュークルーズ」の雪妃詩ちゃんと琴海沙羅ちゃんのド美声ハーモニーによる顔面ストレートパンチであっという間に虹の彼方に飛んでいきました。とにかくこの歌い出し第一声に度肝を抜かれるという経験を全人類にしてほしいと私は願っています。
 私は琴海沙羅ちゃんは「大阪ラプソディ」を観てお歌が上手いことを知っていたのですが、雪妃詩ちゃんはほぼ初めましてです。前評判でとにかくお歌が上手いとは聞いてましたが、実際に聞いてみると「上手いってレベルじゃねえぞ!こんなん天使の歌声じゃ・・・!」となりました。そんな歌ウマ娘役様のハーモニーですから、耳が幸せとはこのことか。
 この1曲目の歌い始めでは依吹君がソロで歌ってる後ろで琴海ちゃんと雪妃ちゃんがバンバン踊ってるので、私はどこを見たらいいのか分からなくなります。
 「感動必至」のところで三人一緒に蹴り上げてくれる振付がたいへん好きです。もっと蹴ってくれ!
 「夢~の旅~♪」のハーモニー美しすぎんか。依吹君の低音にお姉さまたちの超絶美しい高音が合わさってめちゃくちゃ声が伸びていくのが、まるで夏の高い高い空に昇る真っ白な入道雲を思わせて気持ち良すぎます。こんなん最高の旅立ちや。
 この一曲目では依吹君のターンの振付が多いところも好きポイントです。依吹君の体幹がしっかりしていて柔軟性のあるターンは何回でも観たいですね。GIF動画にして永遠にそこだけ再生したいほどです。

2曲目「好奇心」

 みんな大好き「好奇心」。夏らしい1曲で、雪妃詩ちゃんと琴海沙羅ちゃんの美声をこれでもかと堪能できます。曲調がアイドル曲っぽくてノリノリで歌っている二人が本当に可愛くてペンライト振りたくなっちゃうし、重度のオタクの私はかけ声したくなっちゃいます。「ウ・タ~!!」「サ・ラ~!!」「カワいい~!!」ってたぶんみんな心の中で叫んでると思ってるし、少なくとも私は心のペンライトを振り回して叫んでいます。
 振り付けも本当に可愛いんですよね。とにかく可愛いに全振りしてます。可愛いは正義なので何も間違っていません。依吹君がトークコーナーの時に、ここの琴海沙羅ちゃんの振り付けを真似て「この動きの琴海さんがかわいいんですよ~(^^)」と言ってましたが、「いや、可愛いのはお前じゃ~~!!」と叫びたくなるほどにこの曲の振り付けは可愛い。いつか天輝レオ様にもここの振り付けを踊ってみてほしい。その時が私の命日です。

 「曲の後半で雪妃詩ちゃんと琴海沙羅ちゃんが背中合わせするところの振付が好きな人、この指と~まれ!」ってやったら全オタクが飛んできて私の指が骨折するくらい掴まれてしまう自信があります。
しかもこのあと、琴海沙羅ちゃんが雪妃詩ちゃんを押し返して、雪妃詩ちゃんがそれに怒ってプクーってしてるんですよ。可愛いが!!過ぎるやろがい!!(血圧上昇)

吸血鬼の森

問題作ですよ、これは。もちろん良い意味で。
お話の筋としてはいたってオーソドックス。わかりやすい悲恋で、ちょっと失礼な言い方をすれば別に珍しい点とかは無いです。にもかかわらず何がそんなに良いのかって話をしていきます。
まずとにかく何はなくても「吸血鬼」がいいんです。
もうね、「ヴァンパイア」が出てきただけでオタクは喜んじゃう。推しのヴァンパイア姿なんて誰だって見たいでしょう。
推しヴァンパイアが人間を見下して冷たく笑ってる姿が見れるなら6千円なんて安いに決まっています。
そしてさらにこのお話の良さを際立たせてくれているのが、マーガレットちゃんです。髪の毛サラサラ、細くて繊細で折れそうなのに天真爛漫な美少女ですよ。
このカップリングの美味しさだけで白飯三杯は食べられますよね。
ここまでが基礎です。
ここまでの要素は全レビュークルーズ共通の下地だと私は思っています。
この時点ですでに良さしかないのですが、ここにさらに依吹圭夏君演じるヴラドならではの良さがプラスされていきます。

雪妃詩ちゃんが依吹圭夏君演じるヴラドを「大型犬吸血鬼」と評してくれたのが最高すぎて私は雪妃詩ちゃんを天才を呼ぶことにしました。
この依吹圭夏君演じる吸血鬼がですね・・・本当にまさに大型犬なんですよ。まず単純に見た目が大きい!琴海沙羅ちゃんを後ろから抱きしめて手を重ね合わせるシーンは、体格差萌えの弱点を持つすべてのオタクの急所を突いたことと思います。そして依吹君は指が長くて手が大きいので、琴海沙羅ちゃんを抱きしめたときにその背中をほとんど手で覆えるんですよね。すごくないですか?視覚の暴力が過ぎます。
でもそんな包容力のある見た目なんですが、このヴラド・・・大型犬なんですよ。飼い主(マーガレットちゃん)にめちゃくちゃ忠実で飼い主のことが大好きなんですよね。
私のお気に入りのシーンは、ヴラドが跪いてマーガレットちゃんの手に口づけるシーンなんですけど、私はあの時のヴラドが「人間ってこうやって求婚するんだよね?合ってる?」と、まるでコトマーガレットちゃんに喜んでもらいたくて尻尾を振っている大型犬に見えてしまっていつも悶えてしまいます。(完全な幻覚)
そしてコトマーガレットちゃんが「ずっと一緒にいたいわ」と言った時のヴラドの表情がめちゃくちゃ上手いですよね。「ずっとって言ったって・・・ずっとは無理やん(´._.`)」の表情ですよ、あれは。そしてそんなヴラドの内心を察したコトマーガレットちゃんからの「私をヴァンパイアにして!!(逆プロポーズ)」
観てるこっちはあのセリフを聞くたびに口笛吹いてます。ヒューヒュー!!
そしてここでヴラドが結構躊躇なくノータイムで首筋噛みに行くのが私はめちゃくちゃ好きだったりします。もうね、マーガレットちゃんのことが「好き好き」っていう感情が強すぎるのが、あのノータイム首噛みから伝わってくるんですよね。
でも噛まないんですよね。マーガレットちゃんと出会う前のヴラドなら、吸血鬼の方が人間より優れた存在だと信じて疑わなかったから躊躇なく噛んだだろうけど、マーガレットちゃんと出会い儚い命の美しさを知ったからこそ嚙めなくなったヴラド・・・。
自分で拒絶しといてマーガレットちゃんが駆けだして行ったらまるで捨てられた大型犬のように打ちひしがれるヴラド・・・。
ちょっと~マーガレットちゃん~おたくの大型犬が雨に打たれて泣いてるんですけど~!?と思わずヴラドの首根っこを捕まえてマーガレットちゃんのところまで連れて行ってあげたくなります。
雪妃詩ちゃんも言ってましたが、依吹圭夏君ヴラドはマジで母性本能をくすぐってきます。

それにしても琴海沙羅ちゃん演じるマーガレットちゃんの可憐なこと。出てきた瞬間に美少女すぎて目が眩むんですけど、これってたぶんマーガレットちゃんと初めて出会った瞬間のヴラドと同じ気持ちを味わってるんだと思います。ま・・・眩しい・・・!
コトマーガレットちゃんの踊りは、生で観ているときに本当に足音がしなくて驚きました。私はバレエは分かりませんが、あのシーンのコトマーガレットちゃんを観るたびにまるでジゼルのようだとうっとりします。「吸血鬼の森」に漂う儚い霧が目に浮かぶようです。
コトマーガレットちゃんの素晴らしいところは、本当に純真無垢で汚れを知らない少女像が出来上がっているところです。「この子は汚したらあかん」「この子は吸血鬼にしたらあかん」というヴラドの葛藤にめちゃくちゃ説得力を持たせてくれています。

そしてマーガレットちゃんとお別れした後のヴラドのソロ曲が・・・ほんま・・・胸にくる・・・。「私こそ滑稽」のかすれ声が全オタクのハートを切り裂きますよね。

異世界ワールド エルダ

 エルダはねぇ・・・大好きですねぇ。何が好きって、私は強いお姉さまが大好きなんですよ。雪妃詩ちゃんも琴海沙羅ちゃんも、本当に強くて芯がしっかりとした女戦士を演じきってくれています。二人とも演技力の化け物です。琴海沙羅ちゃんは殺陣の経験者とあって、剣さばきも本当に様になっていて格好いいです。惚れます。
そして雪妃詩ちゃんの体を張った演技ですよね。魔怪獣の攻撃を受けた雪妃詩ちゃんがマジで一切の誇張表現なく、舞台の端から中央までぶっ飛んでいくのは何回見ても目をひん剝いてしまいます。雪妃詩ちゃん曰く「氷の世界だから(^^)地面が凍ってて滑るから(^^)」らしいですが、役者魂が素晴らしすぎて泣けてきます。雪妃詩ちゃん、まさかの今回が芝居初体験とおっしゃっていましたが、こんな熱い役者魂を持った娘役様に芝居をさせないなんてもったいなさすぎて吐きそうです。雪妃詩ちゃんは天輝レオ様のレビュークルーズではあのマーガレットちゃんを演じるので・・・今から楽しみで夜しか眠れません。
 私はこのエルダのお芝居を最初に見たときに琴海沙羅ちゃん演じる女戦士様の「なんとかするのよ・・・なんとか」という台詞にとても感動したんですね。文字で書くとすごく中身の無いような台詞に見えるんですが、琴海沙羅ちゃんの台詞回しが上手すぎて、「もはや打つ手は何もなく、気力だけで戦っている」という状況をこの台詞だけで伝えてくる神業なんです。
 たとえばそう、小さい頃に友達と二人で遊んでいて迷子になって(私の実話)、マジでどこに居るのか分からなくてそのうち友達が泣き出してしまって、そのとき私は友達の手を引いて歩きながらこう言うしかなかったんですね。「なんとかなる」と。
 スケールの違いは置いといて、そういう「もう打つ手は何もない絶体絶命の場面でとにかく友を励ます」台詞なんですよね。私はあの台詞が本当に好きです。ちなみに迷子だった私たちは普通に小学校の周りを何周もウロウロしてただけで、最後は勇者様(先生)に無事発見されてお家に帰れました。

 そしてこの後の「ヘルプミー」ですよ(正しい曲名は知らん)。この曲が・・・!本当に・・・・!泣ける・・・・・!!雪妃詩ちゃんのクリスタルボイスがここぞとばかりに雪に閉ざされた世界のもの悲しさに合っていて素晴らしいです。雪妃詩ちゃんと琴海沙羅ちゃんの美声ハーモニーを最大限に堪能できる一曲です。(なお私はいつも涙をこらえるのに必死で堪能できるほど余裕がない)
 か~ら~の~?チャラ勇者様登場~!!
 もうね、すごい好き(好きしか言ってないが)。まず見た目が最高に好きですね。全身真っ白。依吹圭夏君はほんまに白が似合う(GM2の時も白いパンツがめっちゃ似合ってた)。そして三つ編み長髪ですよ。見た目に癖しか詰まってない。
 この依吹圭夏君勇者様は本当にいぶ君の本領発揮ですよね。いぶ君と言えばお笑いができる!お笑いができる男役様と言えば依吹圭夏君です!!今日はこれだけ覚えて帰ってください!!
この出てきた瞬間のね、めちゃくちゃ格好つけてポーズ決めてるやつ。あれ絶対に「キャ~!勇者様よ~!」みたいな歓声を期待してたでしょ。でも何の反応も無くて「あれっ?」ってなってるの可愛すぎか。
 三枚目を表現するのに長髪三つ編みにして三つ編みをイジイジする動作を入れたの、本当に神やと思う。三枚目やらせたらいぶ君の右に出る者はいないかもしれませんよ。そう言いたくなるくらいチャラさが似合っています。叶うならばもっと大胆にチャラくてもいい!!むしろその方が好きだ!!(個人的希望)

 続いての好き好きポイントとして、魔怪獣が出た瞬間に勇者様の表情がスッと研ぎ澄まされるところですね。勇者様の強者感が出ていて最高です。この魔怪獣と闘うシーンで、三人の視線が架空の魔怪獣に本当にピッタリと焦点が合っていて素晴らしいです。本当にそこに”居る”という説得力があります。そしてこの場面でも、雪妃詩ちゃんのぶっ飛びに観てるこちらは度肝を抜かれます。う、うたちゃ~~~ん!!どこまで飛ぶね~~~ん!!ほんま、何度でも言いますが素晴らしい役者魂を持った娘役様です。好きです(突然の告白)。

 それにしてもこの勇者様は本当につよつよで優秀でシゴデキですよね。光属性の攻撃蘇生魔法ブリリアントをキメたあとに「すぐに元どおりとはいきませんがね」と悔しそうに言っているのですが、勇者様退場してすぐに花咲き乱れる大地に戻ってるんですよね。勇者様の己に求めるレベルが高すぎて、チャラい三枚目とのギャップにやられます。惚れてまうやろ~~!!
 

ビューティフルワールド

ビューティフルワールド

 依吹圭夏君渾身のソロ曲ですよ!!依吹君!ソロ曲おめでとう!!めちゃくちゃいい曲だ!!
 依吹君って天輝レオ様とか、今回の雪妃詩ちゃんや琴海沙羅ちゃんとのやり取りを見ていて分かるんですけど、愛情表現がすごく素直な人なんですよね。なので上級生のお姉さまたちからめっちゃ可愛がられてるイメージなんですけど、その素直さがこの優しい曲と本当にマッチしていて、依吹君の歌声が胸にスッと届いて来るんです。私はこの曲でも毎度泣くのをこらえています。
 そして依吹君のお歌が・・・!上達しておる・・・・!!
ダンスや日舞が上手すぎる一方でお歌はちょっと苦手かな、という印象だったのですが、これがもう成長が著しいです。夏の家庭菜園くらい成長しています。「楽しんで~楽しんで~」のところ、本当に柔らかい美声がはっきりと伸びていて素晴らしいんです。しかも客席をしっかりと見つめて見渡しながら歌ってくれるのが好きすぎて…何度でも聴きたい。

世界旅行

 このシーンのタイトル何なんだろう?「アラウンド・ザ・ワールド」かなって思ったんですけど、とりあえず「世界旅行」としときます。
 めちゃくちゃ楽しいシーンですよね。出演者様もとても楽しそうで、三人の息がぴったり合っていて大好きです。三人とも表情がコロコロ変わるのが素晴らしくて、一度観ただけでは絶対に足りないんです。
 好きな箇所を箇条書きしていくとですね、
・フランスの脚上げ(ぜひいぶ君も一緒に脚上げしてほしい・・・!いぶ君の脚上げほんまにほんまに美しくて芸術点高いから・・・!)
・インドの依吹君脚上げターン、からの娘役様との絡み
・中華の雪妃詩ちゃんむちゃ可愛い
・中華の扇子もって出てきた琴海沙羅ちゃんから雪妃詩ちゃんへの扇子の受け渡しがスムーズすぎて神業
・依吹圭夏君の日舞が美しい格好いい!!ドキドキする!!扇さばきが様になっている!!
・間奏で「桜咲く国」が使われてるの好き
こんな感じです。今後また観ていくたびに増えて行くでしょう。

フィナーレ

ここも曲名がわからないのでとりあえず「フィナーレ」としておきます。
「出会ってくれてありがとう」って・・・こっちの台詞じゃ~い!!
この曲を聞くたびに心の中でそう叫ぶこと必至です。
なにをそんな・・・優しい笑顔で・・・とびきりの美声で・・・「ありがとう」「ありがとう」って・・・・ワイが言いたいねん(号泣)
もう完全にオタクの涙腺を崩壊させにきている。容赦というものがない。

撮影タイム

 あの有名な、自己(?)紹介撮影タイムですね~。ここの紹介文を誰が考えているのかいつか明かしてほしいなと思います。お互いに考え合ってるんだとしたら尊すぎて私が泣きます。
 まず琴海沙羅ちゃん!ダンスがキレキレでポージングがいつ観ても完璧。どの角度からどのタイミングのお写真を撮っても完成されてる!スカートの動きが計算され尽くしていてこれぞ職人芸!
 そして雪妃詩ちゃん!笑顔がたまらん!脚上げが素晴らしい!振り付けがぴょんぴょんクルクルしてるの可愛すぎる~!
 そしてそして、依吹圭夏君!この撮影タイムの依吹君、すごい大人びた表情をしている!GM2の「鬼」とか「パラディッソ」とかで見せてくれたレオ様仕込みの依吹君だ・・・すごい好き。あとね~依吹君の紹介文を読んでくださってる雪妃詩ちゃんと琴海沙羅ちゃんが、すごい気合入れていぶ君を紹介してくれてるのがもう嬉しくて。お姉さま~ありがとうございます!!
 この紹介文はなんといっても依吹君のが大好きですね。「時代が依吹を呼んでいる」って・・・ほんまにそう!首がもげるほど同意したい。この紹介文を考えた人にお小遣いをあげよう( ˇωˇ )

出演者様ごとの感想

雪妃詩ちゃん

 素晴らしいクリスタルボイス様です。彼女の歌声は美しく繊細なガラスの芸術作品ですよ。今回BPであの至近距離で雪妃詩ちゃんのお歌が聞けたことは、一ミリの誇張表現なく私の人生の財産の一つです。とても良い体験をさせていただきました。
 しかしその素晴らしい歌声に負けず劣らず、彼女の役者魂に感動させられました。何度でも言いますが、お芝居未経験なんて信じられません。エルダの女戦士はまったく違和感なく、そしてあの体を張ったぶっ飛び芸は誰にも真似できませんよ。今後ますますお芝居でのご活躍が楽しみで仕方ありません。

琴海沙羅ちゃん

 めちゃくちゃ可愛い。天使です。でも可愛いだけじゃない。歌が上手い、演技が上手い、ダンスが上手い。完全無欠か・・・?たぶん出来ないことがないと思う。マーガレットちゃんから女戦士に変わったとき本当に別人でした。「あら、さっきまでマーガレットちゃんだったのに今度は雄々しい戦士なのね」なんて一ミリも思いませんでした。マジ別人です。
 トークタイムの可愛さたるや。仕草がいちいち可愛い。可愛いしか出てこない。でも性格はとてもしっかりされていて、「プロフェッショナルですから」のお言葉に頼もしさが滲み出る。好き。

依吹圭夏君

 いぶ君・・・!こんなに大きくなって・・・・!!(もともと大きいが)
やっぱり主演で真ん中を張るという経験のなんと偉大なことか。
GM2からわずか2カ月とは思えないほどの成長ぶりです。ほんまにほんまにほんまに、依吹君は今が少年から青年への過渡期です。一番美味しい時期です。(コラ)
でもご本人にとっても自分の成長が楽しいんじゃないかなと思うんですよね。それくらい今回の依吹君は随所に楽しんでいる感が出ていて最高です。エルダの勇者様なんか、じつに舞台を楽しんでいますよね。
それもこれも、両脇を固めてくださっているお姉さまたちが優秀で頼りがいがあるので依吹君も安心して楽しめているのだと思います。面倒見の良いお姉さま二人と、甘え上手で素直な依吹君の組み合わせは相性もバッチリの座組でしたね。この関係性をもっともっと見つめていたい。これから千穐楽まで、お姉さまたちの胸を借りてどんどん高みへ昇って行ってくれ・・・!



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