OSK日本歌劇団・翼和希主演「DIAMOND GUYS」感想

OSK日本歌劇団「DIAMOND GUYS」感想


注意事項

この記事は、2021年という(この記事を書いている2024年1月現在から)2年も前に公演されたOSK日本歌劇団の「DIAMOND GUYS」を最近になってニコニコ動画で視聴して見事に狂わされたオタクが、ただただ「ここが良い」だの「ここが最高」だの騒いでいるだけの記事です。間違った記載や知識の無さ頭の悪さがところどころにあるとは思いますが、温かい目と薄ら笑いで読んでいただけたなら幸いです。
なお、出演者様の敬称について、統一しようかとも思いましたが、書きやすさを優先して普段心の中で呼ばせていただいている敬称をそのまま使っておりますので、お名前の呼び方にばらつきがあることをご了承ください。

「DIAMONDGUYSショートver動画」

1曲ずつの感想

「DIAMOND GUYS」

感想の書き方をすごく迷ったのですが、シンプルに使われた楽曲ごとにそのシーンの感想を書き込んでいき、その後に出演者様お一人ずつに対しての感想と、最後に総括としようと思います。ニコニコ動画のショートver動画とフルver動画(チャンネル有料会員限定)の再生時間も参考までに併記したりしています。

主題歌「DIAMOND GUYS」
何をおいてもまずは、ソロトップバッターの壱弥ゆう君の美声に惹きつけられます。心地良い大人っぽい低音が、この曲の入りに本当にピッタリです。それを引き継いで翼和希君のソロなんですが、こちらも透き通った美声が伸びやかで、スッと耳に入ってくる気持ちよさがあります。ショーの開幕にこれほど相応しいコンボはないでしょう。
【フルver1:25】天輝レオ様の足の開き方が最高じゃないですか。こんなんもう完全に”男”ですよ。
【フルver1:28】ここから怒涛の翼和希君への接触ラッシュ(*ノ∀`)これをショートverでカットしたのは当然ですね。こんなんタダで見せてはいけないです(ΦωΦ)しかしこれだけの数ある色気アタックを受けても、流し目一つで平然と受け流す翼和希君が一番色気があります(結論)。
【フルver2:09】急にフッと音楽が消えたかと思ったら、翼和希君ソロの「DIAMOND GUYS~♪」はあ~美声が場を支配する。
からの【フルver2:20~2:26】までの翼和希君の動きが滑らかすぎて、すらっと伸びた手足が活かされまくってて、ここの振り付け考えた人は天才です。天才とお呼びしたいのでちょっと名乗り出てもらっていいですか。
【フルver2:30】はい!ここ!!歩きながら襟を直す天輝レオ様!!100回は巻き戻した!からの天輝レオ様のソロパート!歌い方も男らしくて、安定の低音がきいており大変素晴らしいです。
【フルver3:00】壱弥ゆう君の人差し指「シー」のポーズはたまらんですね。逆に叫んでしまいそう。こんなん嫌いなオタクおらんて。で、その後ろで衣装の裾をパサァてさせる翼和希君のコンビネーションが最高なんです。
この「DIAMOND GUYS」のテーマ衣装は一人ずつ造りが違うんですが、翼和希君の衣装は裾が長くて、しかも裾の素材が軽くてフワッとしてるので、それを意識してかこの場面のような素晴らしい裾捌きが随所に見られます(以降、「裾ポイント」と呼びます)。
【フルver3:35】【ショートver1:04】一人だけ低音で「DIAMOND GUYS~♪」って歌ってるの、翼和希君でいいんですよね?そんな綺麗なお顔でそんな低音出るの本当に毎度のことながらビックリする。
【フルver3:47~3:58】天輝レオ様、周りと同じ振り付けで踊ってるだけなのに手足が長すぎるから目立って仕方ない。まさに天輝レオ様。足が2mある。
【フルver4:05】【ショートver1:34】この曲の締めくくりもまた翼和希君のソロ「DIAMOND GUYS~♪」敢えて余韻を残すような静かな歌い方が沁みわたる…!からの天輝レオ様の襟直し仕草が色気がすごい…!!その隣の壱弥ゆう君の気だるげな物思いポーズがたまらん…!!!ここには好きしか詰まってないのか。
一曲目からこれですよ・・・見てるこっちはすでに致死量を喰らってます。最初からフルスロットルか。ぜえはあ。

挨拶(はじめ)

トーク部分はショートverでは完全カットされてます。
正直、トーク部分まで感想を書いたらえらい文字数になってしまうんですが、書かずにいられないんです。

オープニング曲であれだけ(上記参照)最高にカッコ良く最高にキメキメで歌って踊っていた方達が、横一列に整列して「○○です」って礼儀正しく名乗っていくギャップにやられます。可愛くて面白くて無理です。
【フルver4:47】「6名合わせてDIAMOND GUYSです」でポーズ取るのも可愛いし、元の姿勢に戻るのにピョンって小さく跳ねる天輝レオ様が可愛すぎて、ここのトークだけでも何回見たかわかりません。
それにしても翼和希君、まったく嚙まないしスラスラ喋りますね・・・とても頭が良い。好き。

「HAPPY」

【フルver5:41】【ショートver1:55】空良玲澄君が「Year!」のところで両手上げてるの元気いっぱいで好きです。この公演時まだ三年目だった空良玲澄君ですが、最年少らしい元気良さを随所で発揮してくれています。
からの【フルver5:42】【ショートver1:57】翼和希君の裾ポイントです。裾の扱いが最高です。くるっと回転しながら裾がふわぁっと膨らむ動きの美しさ。
この後【フルver5:51】【ショートver2:04】でも後ろに下がりながら裾をふわっとさせてます。この一連の流れが非常に芸術点高いです。
【フルver6:05~6:10】翼和希くんの「誰にしようかな~」に対して、若手の知颯かなで君と京我りく君が「ハイハイ!」って感じで手を挙げるのが可愛いし、遠慮がちに手を上げれない最年少の空良玲澄君を人差し指でクイクイって指名する翼和希君がイケメンで格好良すぎるし、喜んで出て行く空良玲澄君がもうほんとうに少年で素晴らしい。この間、約5秒ですよ。信じられますか?気を抜いて瞬きしてたら終わってますよ。
【フルver6:15】【ショートver2:32】京我りく君の声、男らしくていいですね~。「back」の言い方が勢いあって好きです。その続きで【フルver6:19】で天輝レオ様と「ん?」って感じで顔を見合わせてるシーンがさりげなく好きです。
【フルver6:21】【ショートver2:35】知颯かなで君の発音すごい滑らかじゃないですか?私は英語は聞き取れない人間ですが、ここの発音すごい流暢な気がする。
【フルver6:30】【ショートver2:44】壱弥ゆう君の「time」この声の掠れさせ方は職人芸です。こんなんなんぼあってもいいですからね。
【フルver7:50】「oh!」みたいな声、翼和希君が出してるんですよね。凄くないですか、このかすれ声。本当に喉が強い。そんなんだから何でも歌えちゃうんです。

この「HAPPY」は、基本的に誰かがソロで歌ってる後ろで皆がハモってる感じなのですが、このハモりも心地よくて素晴らしいです。全員の歌唱力が一定のレベルまで揃っているからこそ歌えるんだなあと実感します(何を偉そうに)。

「HAVANA」

個人的に中毒性高い曲No.1の「HAVANA」です。若手3人を下がらせて、翼和希君と天輝レオ様と壱弥ゆう君の3人が残るんですが、この3人が一気にアダルティな雰囲気に染め上げてくるので脳が揺さぶられます。直前まで皆で楽しく「ハッピー!」って踊ってたのに、ほんまに同一人物か・・・?

【フルver8:23】【ショートver3:13】前奏部分で翼和希君のリズムを取るみたいな指の動きが滑らかで美しい。
【フルver8:30】色気を纏った3人が客席に向かって歩いて来るだけで脳が焼けそう。こんなの生で喰らってしまったらひとたまりもないだろう。
【フルver8:35】【ショートver3:25】天輝レオ様の腰の動きがたいへんエ・・・じゃなくて、色気たっぷりで困ります。
【フルver8:58】【ショートver3:48】ハイ!ここ!翼和希君の裾ポイント!
【フルver9:25】【ショートver4:16】何が良いって言葉で言えないんですが、ここのリズム取るみたいに揺れながら右を向く天輝レオ様が私は何故か好きすぎて、ここだけ延々再生していた時期もありました。
【フルver8:38】ハイ!ここ!翼和希君の裾ポイント!本当に美しい弧を描いています。
【フルver9:58】壱弥ゆう君の滑らかな回転からの跪きポーズ。こちらも衣装の動きと合わせて実に美しい。その右側で獲物を狙う肉食獣みたいな天輝レオ様に卒倒しそう。そんな二人を両隣に従える翼和希君という、ここの組み合わせは危険すぎますよ。演出・振付をした方にちょっとお話があるので名乗り出てください。
【フルver10:43】翼和希君の裾の動きがまたしても美しい。からの、天輝レオ様と背中合わせで頭コツンですよ!なんてもの見せてくれるんだ!いくら払えばいい!?(逆ギレ)
【フルver10:58】こっちに歩いて来ないでくれ・・・脳が溶ける。
【フルver11:13】ハイ!ここ!翼和希くんの裾ポイント!何回でも見せてくれ!
【フルver11:18~11:28】ここの十秒間、歩いてるだけなのになんでこんなに格好良くて美しいのか。

壱弥ゆう君のハスキーボイスは本当にこの曲にベストマッチしていると思います。他の2人ももちろん歌唱力は折り紙つきなんですが、この曲に関しては完全に壱弥君の声質の勝利というか。この気怠い危うい曲との相性が抜群でしたね。
私はこの動画で初めて「HAVANA」を知ったのですが、歌詞を調べたところ「悪い男のことが忘れられない女性」の歌なんですね。歌詞は女性視点なんですが、ここで歌ってる3人は確実に「悪い男」側です。本当に悪いです。こんなん近寄ってきたら悪いと分かってても引っかかります。

「BACK WARDS」

ショートverでは完全にカットされた曲ですね。
まず若手が戻って来てくれたことにホッとする自分がいる(´,,・ω・,,`)あのままだったら悪い男に意識が攫われてどうにかなっていたことでしょう。
この曲は空良玲澄君のセンターソロから始まるのが良いですね。小規模なショーだからこそ若手にも存分に光が当たっているし、その期待にきちんと若手が応えている構図が随所にあって素晴らしい。
しかしなんと言ってもこの曲で際立つのは、翼和希君と壱弥ゆう君の歌唱力と体力の異次元さだと思います。二人ともここまで休み無しなうえに、「HAPPY」「HAVANA」はまだ振り付けが緩やかな部分も有りましたが、この「BACK WARDS」は振り付けが存分に激しいうえに翼和希君のソロパートが長いです。
壱弥ゆう君も翼君のソロの後ろで激しく踊りながらバックコーラスを引っ張り続けてくれます。しかし二人ともまったく息切れしないどころか声量も落ちないし動きにキレがある。体力お化けの称号を与えたい。

私はこの「DIAMOND GUYS」というショーが好きすぎるので、もし出演メンバーが変わってしまうとしても再演を強く希望しているのですが、一方で「そうは言っても翼和希君のこの万能さを抜きにしては再演は難しいかもな・・・」と思ったりもしています。この「BACK WORDS」はまさに翼和希君の万能感の本領発揮シーンですね。このシーンに関しては「何分のどこが良い」という書き方は敢えてしません。ただただ翼和希君の飛びぬけた才能を浴び続けるシーンだと思っています。
強いて言うなら【フルver10:45】の一回転しながら裾をひるがえす所が、このショーの中の「ベスト・オブ・裾翻し」ですね(異論は認めます)。

「もっと強く」

天輝レオ様のソロ曲です。この曲もショートverでは完全にカットされてます。
【フルver15:33】まず登場から素晴らしいんですが、天輝レオ様が一人ずつの背中をソッと押していくんですよね。そして最後に残った翼和希君が、天輝様の背を押し手を引き前を向かせるという・・・。ここの翼和希君から天輝様への優しい視線だけでもう泣ける。
私の中の天輝様のイメージはこれまで「いつも強くてがむしゃらに前へ進み続ける人」だったのですが、この曲はそんな天輝様の「強さ」に新しい光を当ててくれた気がします。言うなれば「弱さを認め、弱いままで進む強さ」でしょうか。
【フルver16:28】からお顔がアップになるのですが、弱さや切なさを内包した表情に天輝様の内面の柔らかい部分が見事に映し出されています。
それにしてもこの曲、あまりにも天輝レオ様のための曲じゃないですか。北海道新聞の2024年新年号に掲載されている天輝レオ様の特集記事を読むとこの曲で号泣できるようになるので、お勧めのライフハックとしてここで紹介しておきますね。
この特集記事を読んだ後だと、歌詞の全てが天輝レオ様だと思えてきます。
「DIAMOND GUYS」は背景のプロジェクションマッピングの質も高くて素晴らしいんですが、このシーンの背景が本当に「天輝レオ様用の特注背景」と言う感じがして好きです。【フルver18:00】頃からなんて、背景と天輝様の美しさの相乗効果で「ここは極楽かな?私はもうすぐ死ぬのかな?」という気持ちにさせてくれます。

「太鼓リズムダンス」

最初に笛の音が聞こえて「えっ、ここから和物が始まるの」って初見時は結構ビックリしました。しかし驚いている暇もないくらい激しいダンスが展開されるので、あっという間に引き込まれます。
【フルver20:21】翼和希君の回転からの足上げが迫力もありつつ実に美しい。
【フルver20:59】【ショートver4:27】一個前の翼和希君の足上げもそうなんですが、結構バレエっぽい振り付けになっていて(私はバレエは分かりませんが)、翼和希君の体幹の強さと足のつま先まで神経の通った美しさが堪能できます。
この曲は歌が一切ないので、終始踊りに徹しているのが見どころです。【フルver21:20】【ショートver4:48】辺りの一糸乱れぬ回転は「さすがダンスのOSKだな」と唸りたくなります。

ちなみになんですが、超個人的に、ここから「GIVEN-TAKEN」までの知颯かなで君の長髪スタイルがとても癖です。衣装込みで完成された格好良さに好きが止まりません。

「朧月夜 祈り」

【フルver21:45】ひえっ・・・急に儚げな美青年が現れた(ずっとおったが)。
こちらもショートverではカットされた場面。壱弥ゆう君渾身のソロ曲です。
初見でこの動画をここまで見たときに私は、「壱弥ゆう君てパンチのあるハスキーボイスでちょっと気怠げな雰囲気を纏った男役さんなのね」と思ったものですが、完全に騙されました。彼女の多彩さは見事にその第一印象をここでひっくり返してくれます。
ショーの前半部分とは百八十度違う、清らかで哀愁を帯びた佇まいと、懐かしさを呼び起こしてくれる柔らかな声と歌い方。私は誇張表現なしに、このシーンを再生するたびに涙が出ます。壱弥ゆう君にこの曲を割り当てた演出家の方に万感の拍手を送りたい。
この曲はバックで踊っている若手3人も実に素晴らしいです。
【フルver22:20】壱弥ゆう君のために着物を羽織って出てくる知颯かなで君の滑らかな動きが美しいですね。壱弥ゆう君に着物を着せて、二人で円を描くところも優雅でとても好きです。
【フルver23:13】若手3人が膝をつくところなんですが、このふわっとした着地が、ショールの滑らかな膨らみも含めてとても芸術点が高いです。からの壱弥ゆう君の歌に聞き入りながら遠くへ想いを馳せる3人の表情がとても好きです。
【フルver24:40】ここから壱弥ゆう君が最大の熱量で歌い上げてくれます。私が壱弥ゆう君の熱唱で好きな点は「熱は入っているけど決して叫んでいない」というところです。「熱唱」というと叫ぶような歌い方をする方もいますが(一人カラオケに行った時の私のように)、壱弥ゆう君の歌い方は適度な声量に適度な熱が乗って「正しくちょうど良い」と唸りたくなるような熱唱です。ハラショー。

このシーンは恐らく「月夜の森に舞う蝶」のイメージなのかなと勝手に思っています(知らんけど)。そう思いながら見ると若手3人の舞やショールの動き、壱弥ゆう君の羽織った着物が揺れる様子が非常に叙情的に見えてきて遠い世界に誘われるようです。このシーンの演出・振付を担当された先生にお小遣いを差し上げたいので名乗り出てください。

「GIVEN-TAKEN」

京我りく君と知颯かなで君と空良玲澄君の、若手3人だけのシーンです。私はこのシーンのフルが見た過ぎて、ニコニコ動画のチャンネル有料会員になりました。そしてフルverを視聴した結果こうして見事に「DIAMOND GUYS」に狂ったんですが、後悔は一ミリもありません。
この曲で扇子を持たせたセンスに(笑うところです)何回見ても脱帽してしまいます。
それにしてもこの曲、休むところが一切ない。いくら3人で歌ってるからって、パート分けもされてるから誰か一人の声が小さかったりしたらすぐに分かってしまう。なのにダンスも休みなく踊り続けてるので、歌も踊りも気を抜くことができない。そのうえ3人とも「太鼓リズムダンス」から出ずっぱりなので、このシーンは本当に大変だったろうなとお察し致します。
しかしそんなこちらの心配を軽く蹴とばしてくれるほど、3人とも見事に仕上がっていてミス一つないのが本当に素晴らしい。

【フルver26:33】このサビ部分の振り付けで、知颯かなで君の指先まで神経の通った美しさ、わずかに腰が沿っているポージングが好きすぎて、私の中でリピートが止まりません。【フルver28:14】【ショートver5:16】のサビ部分も同様ですね。
京我りく君は本当に目力のある男役さんです。【フルver26:45】【フルver26:48】なんかの決めポーズが、まるで歌舞伎の見得を思わせます。【フルver27:00】【フルver28:40】「僕の赤い目」の歌唱パートを任されてるのが適任すぎる。
【フルver28:10】【ショートver5:13】空良玲澄君の「But I'm gonna go」が最高に効いてます。ここには歌えるし踊れる人しかいない。

「COMMITTED RED」

「HAVANA」の時もそうだったんですが、若手が舞台からはけて、上のお姉様たちの独壇場になるとなぜか血が滾るものがあります。
しかも曲が「COMMITTED RED」ですしね。「格好良さとはこういうものだ」というお手本を天輝レオ様と壱弥ゆう君が若手に示しているかのよう。
【フルver29:12~29:14】ここの回転が揃いまくっているの見ていて気持ち良すぎる。
そしてまた壱弥ゆう君のパンチの効いたハスキーボイスですよ。ここまで見てくるとこっちの調教がかなり進んでるので、「これこれこれ~!壱弥君のこの声が聞きたかったんや~!」と最高にアガります。
天輝レオ様のソロ曲「もっと強く」の感想で、私がこれまで天輝様に抱いていたイメージは「いつも強くてがむしゃらに前へ進み続ける人」と書きましたが、この曲こそまさにそっちのイメージの天輝レオ様にピッタリな曲だと思います。この激しさ、この男らしさ。これぞレオイズム。
【フルver29:28~29:38】いや、何回転させんね~ん!このわずか10秒の間にどんだけくるくる回らされるのか。しかし二人ともそんなの微塵も感じさせず平気な顔して歌いはじめるから、見てるこっちがビックリする。
【フルver29:56】この腕交差の何が良いかって、やっぱり体格差を再認識させてくれるところです。体格差コンビからしか得られない栄養があるんです。
【フルver30:24】壱弥ゆう君の手の動かし方が、とても滑らかで美しい。
【フルver30:45】【ショートver5:38】ここです!この回転!!天輝レオ様の足が2mあります!いいですか!天輝レオ様の足は2mあるんです!!
【ショートver6:38】ショートverのみで聞ける、天輝レオ様の「くぅ!」の力強い言い方が大変良きです。

OSK観劇の大先輩(私の母)はこのシーンを見て「違う種類の美しさがぶつかり合っている」と表現しましたが、まさに言い得て妙だなと思います。私にはこのシーンの天輝レオ様と壱弥ゆう君が、戦場を駆ける戦国武将のように見えます。きっと二人は幼い頃から仲良く育ったにも関わらずお家の都合で今は戦場で敵対していて、壱弥君は病弱な体をおして戦いに挑んでおり天輝様は上辺では正々堂々と相対しながらもそんな壱弥君を内心では案じているのです。え?なんですか?お薬出しときます?ははは、まだそこまでじゃないですって。

「リベルタンゴ」

ここまで見たら「もうお腹いっぱいだよぉ」「頼むから一回脳の整理をさせてくれ」ってなってるんですが、「いやいや、そんなこと言ってもこれは別腹でしょ」と差し出されるのがこの「リベルタンゴ」です。困ったことにほんとに別腹なんで「いくらでも食えるぞ。なんなら脳が一回リセットされた気がする」となります。たぶん劇薬で麻痺してるだけです。

【フルver31:56】【ショートver6:45】暗闇に一筋の光が差し、翼和希君のシルエットが映し出される美しさ。立っているだけで美しいと思わせるその佇まい。登場しただけで一つ前までのシーンを洗い流す強い存在感。
翼和希君って基本にとても忠実なブレない動きをする方なので、タンゴなんて躍らせたら鬼に金棒なんですよ。

【フルver32:28】翼和希君のこの流し目を喰らって立っていられる人はいないと思います。え、もしかして今の流し目って京我りく君に向けられてたの?大丈夫?腰砕けてない?
【フルver32:42】翼和希君が若手3人と順番に組んで踊るところ、大好き。タンゴで男役同士組ませるって、振付の方の趣味が良い。よくわかってらっしゃる。しかしこんな至近距離で翼和希君の鋭い眼光喰らって3人とも大丈夫なんだろうか。私なら泣いてる。
【フルver33:19】空良玲澄君を片手で引き上げる翼和希君の表情にご注目ください。見てくださいよ、この不敵な笑みを。
【フルver34:08】翼和希君の髪を撫でおろす指先の美しいこと。

「EVERY TIME」

さて、リベルタンゴで脳も一回リセットされたことだし(気のせい)、ここらでちょっと口直しのシャーベットでもいかが?って感じの一曲。じつに爽やか軽やか。

【フルver34:21】この、えっ、なにっ?もしかして今、翼和希君が天輝レオ様の肩から足までを撫でて行かれました?あーっ!いけません!ここは子どもには見せられませんよ!この翼和希君の「あとヨロシク」って感じの笑顔がとても良いです。先輩後輩感~。
【フルver34:36】壱弥ゆう君、またしても雰囲気変えてきましたね。この人はどこまで変化するのか。
【フルver34:56】【ショートver7:50】この並んでる天輝レオ様と壱弥ゆう君を見てください。二曲前の「COMMITTED RED」でバチバチにやり合ってた二人ですよ?同一人物に見えません。
しかし天輝レオ様は燕尾服を着ちゃうと足の長さがより際立ちますね。せーの、「天輝レオ様の足は2m~!」
【ショートver7:57】ショートverのみで見られる、空良玲澄君の元気なジャンプ。一人だけめっちゃ跳んでます。可愛い。
【フルver35:14】【ショートver8:05】天輝レオ様から両隣の壱弥ゆう君と京我りく君への軽快なタッチ。この間わずか2秒です。ほんま「DIAMOND GUYS」はこういうことをするのが良くない。
【フルver35:42】ここの若手3人が3兄弟に見えてきたら、あなたもだいぶキマッてる証拠です。ほら、三男・空良玲澄君と次男・知颯かなで君がいちゃついてる間に割り込む長男・京我りく君という構図があなたにも見えるでしょう?
【フルver36:05】ここ、後ろに下がりながら髪をかき上げながら空良玲澄君の背中にソッと手を当てる天輝レオ様が天才的な画角で映ってます。
【フルver36:13】空良玲澄君、いっかい天輝レオ様の方へ首をコテンてやってからの、元気にステップからの、ジャンプ!最年少、可愛すぎる。

「DON'T LET ME BE MISUNDERSTOOD」

ここに来てスパニッシュダンスだと・・・?まさかこいつ、全部詰め込む気か・・・?と戦慄が走る。

【フルver38:17】天輝レオ様に蹴り上げられた前の座席の人、風圧すごそう。
【フルver39:39】ここの髪かき上げシーンは人数分巻き戻して一人ずつ食い入るように見たほうがいい。
【ショートver9:00~9:05】ショートverのみの視点で、ここの天輝レオ様の背中が完全に”男”で好きです。
【フルver40:38~40:58】この曲のラストスパートは天輝レオ様がかっさらっていきましたね。髪かき上げから始まり、手足の長さを活かした迫力のあるダンスは天輝レオ様の真骨頂でしょう。

「FEELING GOOD」

翼和希君、渾身のソロ曲。こちらもショートverには収録なし。
そっか、翼和希君ここまでソロ曲なかったんだ・・・とハッと気づく。ここまでのシーンでずっと歌いっぱなしの印象だったので、ソロで歌っていないことに気づかなかった。もしこのソロ曲が無いまま舞台が終わったとしても、私は「いや~翼和希君の歌がいっぱい聴けて満足満足」となったことでしょう。そのくらいずっと歌ってる。

【フルver42:46】この一秒の腰使いを見逃すな。
【フルver43:13】だからなんでそんなに喉が強いのか。天が何物も与えすぎている。
【フルver43:34】えっ・・・翼和希君、解いたネクタイを咥えて・・・?そこから髪をかき上げて・・・?いったい何回やらかせば気がすむんですか、「DIAMOND GUYS」は。そろそろ逮捕されたらいいと思う。
【フルver44:10】ここの「ハッ」ですよ。この嘲笑。
【フルver44:37】ここのくたびれた闇を背負っている感じが本当にたまらない。暗い背景に、薄汚れたニューヨークの街並みが見えてきそうだ。

これはもうね・・・拍手もできんやつです。思考とかすべて忘れて「今見たものはなんだったのか」と打ちひしがれるやつ。動画の向こうの客席の空気も、喰らった衝撃を消化できずに困惑している感じがヒシヒシと伝わってきます。

「RUNAWAY BABY」

この曲の前に入る「お稽古風景」の動画がとても好きです。可愛い!お稽古の時点で完成されすぎている!わちゃわちゃしてる!仲良しか!劇団ばっかりこんな素晴らしい動画を持っててズルいぞ!もっと見せろ!

OSK観劇の大先輩(私の母)は、この「RUNAWAY BABY」という曲をショーの「オチ」だと表現しましたが、まさに言い得て妙だなと思います。
もし一曲前の翼和希君のソロ曲で舞台が終わっていたら、客は喰らった衝撃を消化できないまま茫然として帰ることになったでしょう。あの曲を歌い上げた翼和希君はちょっとおいそれと近づけないオーラがあるので、最後の挨拶を気さくに可愛く喋ってくれたとしても、こっちの感情が追いつかず「お、おう」となること必至です。
しかしここで「RUNAWAY BABY」を持って来てくれることで、「ほ~ら怖くないよ。愉快な仲間たちだよ」という安心感を貰って楽しくショーを見終えることができます。

【フルver46:15】前の曲で翼和希君から受けた衝撃で頭がぐらついてるところに、颯爽と天輝レオ様が飛び込んできてくれる登場の仕方が私はすごい好きだ。広い肩幅とスマートな笑顔に安心感を覚える。
【フルver46:28】もはや壱弥ゆう君の歌がうまいことを今さら言っても仕方ないんだけど、ここの「holding holding」の言い方が好きすぎる。ここだけリピート再生していた時期もありました。
【フルver47:06】【ショートver9:11】この「Uh」の皆の悩まし気なポーズ楽しいですよね。
【フルver47:07】【ショートver9:12】ちょっと待って。ここの「Ah Yeah」って翼和希君の生歌なんですか?私ずっと音源の一部だと思ってた。気づいたときの衝撃たるや。こんな声出せる人おる?ここにいるんだな~。OSK日本歌劇団の翼和希!翼和希です!
【フルver47:08~】【ショートver9:14~】ここからの一連の流れ楽しすぎますよね。
【ショートver9:14】ショートverのみ、ここのカメラのアングルが神がかってる。フルverもこのカメラアングルでぜひ見せてほしかった。
【ショートver9:19】ショートverのみ、一番後ろでピョコピョコ跳ねてる壱弥ゆう君が可愛くて癒しです。仕事に疲れた夜なんかは、犬猫動画を見る感覚でここだけリピート再生しています。
皆の「うぇ~い」が本当に男子高校生すぎて愛おしい。
京我りく君のビンタで、空良玲澄君が知颯かなで君の腰にしがみつくわ、壱弥ゆう君と手を握り合って「こわいね~」みたいにしてるわ、あざといぞ最年少。
ビンタされちゃった京我りく君、ショートverだと翼和希君に頬をペチってして慰めてもらえるんですが、フルverだと放っとかれるの可哀そう可愛い。
【フルver47:40】ここ、翼和希君が後ろを向きながら前髪を指で跳ねてる動作、見逃さないでください。からの両手の人差し指をクイクイしながら全員を呼び寄せ客席に向かって歩いて来てしかも前髪をかき上げるっていう。フィナーレゆえの最強コンボを決めてくる。
【フルver48:00】天輝レオ様の投げKissが炸裂する!背景に大量の薔薇が見える!幻覚じゃないです!本当に見えたもん!
【フルver48:04】空良玲澄君の三枚目っぷりが最高に可愛い。
OSK観劇の大先輩(私の母)は、「三枚目が上手い男役様は二枚目も上手い」と言いましたが、その理屈でいくとこの曲で見事に三枚目を演じきった京我りく君と空良玲澄君は将来有望すぎるということでしょう。間違いない。

「RUNAWAY BABY」という曲名は日本語にすると「(悪い男から)逃げろ、カワイ子ちゃん」ってことらしいんですが、「HAVANA」と違ってこっちはまだ頑張れば逃げられそうなのが良いですね。助かります。

挨拶(終わり)

このラスト曲が終わった後に運転のポーズで定位置に移動するの可愛すぎませんか。楽しくなっちゃって一人だけ腕を振り上げてる天輝レオ様も天然で愛おしい。翼和希君の「駐車した?」の声掛けがセンスがあって好きです。

これだけのショーをやり終えた直後にも関わらず流暢に喋れる翼和希君はほんとに体力が底なしだし、トークを引き継いだ空良玲澄君のまだまだ経験不足だけど頑張ってる感じが対比的でとても良い。
それにしても空良君、先輩たちにめちゃくちゃいじられてしまう。可愛い。普段のお稽古からこうやってわちゃわちゃしてるんだろうな~と思わせてくれる一幕。
ここの撮影シーンがですね、翼和希君が毎回撮影の声掛けをしてくれるんですけど、その言い方を毎回変えてくるんですよね。こういう所に彼女のアドリブ力というか、本番強さみたいなものを感じさせてくれます。
【フルver50:45】空良玲澄君の喋りに合わせて「しまい、しまい」って感じの動きをしてくれる京我りく君、ナイスアシスト。さすがお兄ちゃん。
【フルver52:58】翼和希君の「準備!」に皆すごい従順に従う。あんなにわちゃわちゃしてたのに。
それにしても翼和希君のトークは本当に噛まない、詰まらない、頭がいい。

お一人ずつの感想

翼和希君

翼和希君に対して私は何を言えばいいのか・・・もはや言うことがないほどです。彼女にはきっとできないことが無いのでしょう。翼和希君は動きに無駄がなく、すべての動作がお手本みたいに美しく完璧です。それ故、言おうと思えば毎秒「美しい」「完璧」となってしまいます。彼女の素晴らしいところは、かと言ってじゃあ臨機応変なアドリブが苦手かと言えば全くそんなわけもなく、「HAPPY」や「RUNAWAY BABY」で見せてくれたようにさりげなく動きを変えてきたり、トーク部分のように機転をきかせて客席に笑いを提供してくれたりもします。本当にできないことがないのです。私はこの先、翼和希君出演の舞台の感想を書くとしても結局最後は「今回も翼和希君は完璧だった」という結論に行き着くのだろうなという気がしてなりません。

天輝レオ様

天輝レオ様は本当に存在感の塊です。顔良しスタイル良し、手足が長い。
【フルver1:49】の腕の振り下ろしとか、こういうさりげない動作が、さりげないのにダイナミックで目を引き付けられます。こういう動作が随所にあります。
【フルver2:40】周りと同じ振り付けなのに、天輝様だけ腕がぐるんぐるん回ってる気がするのはやっぱり手足が長いから。
しかし体格やゴージャスな見た目という持って生まれた才能だけが彼女の武器ではないです。その才能を1ミリも無駄にせず最大限客席に届けよう、そしてお客様に楽しんでもらいたいという気概が彼女からは常に溢れています。詳しく書くとネタバレになってしまうので書けませんが、天輝レオ様のことが少しでも気になっている方はぜひぜひ北海道新聞2024年新年号の特集記事をお読みください。彼女の良さがそこに詰まっています。

壱弥ゆう君

壱弥ゆう君はねえ・・・本当に、いい意味で期待を裏切り続けてくれる人ですね。このショーの中だけでも、彼女の印象は何回変わったか知れません。あれだけ迫力ある卓越した歌やダンスを散々披露しておいて、トークになったらあんなに大人しくなってしまうのは驚きました。もし私が少女漫画のヒーローだったら、壱弥君を壁ドンして「ふっ、おもしれー奴」と言いたくなるくらいには彼女は多彩で面白いです。
各曲の感想では壱弥君の歌にばっかり焦点を当ててしまいましたが(なにせ歌がうまいので)、彼女の上品でしなやかな踊り方もとても好きです。【フルver1:40】の手つきとか、本当に上品ですよね。

京我りく君

目力が本当に印象的。生で見るのと画面を通して動画で見るのではきっと破壊力が違うはず。ぜひ生で見たかった。【フルver1:50】の指差ししながら客席に向かってくるところとか、撃ち落されるぞ、気を付けろ。彼女はきっとあと数年すれば「HAVANA」を歌える悪い男役になることでしょう。恐ろしや恐ろしや。

知颯かなで君

知颯かなで君ってすごいおとなしいんですよね。でも踊れないとか歌えないということではなく、なんならめっちゃ踊れてるし歌えてるんです。一度でいいから知颯かなで君から目を離さずに見続けてください。彼女の凄さが分かります。さりげなく完璧に仕事をこなす職人気質というか、必殺仕事人のような格好良さが彼女にはあります。一歩下がったところから俯瞰して見ているかのような冷静さと静かな微笑みは癖になります。もし私が小学生でこの「DIAMOND GUYS」を生で観たなら、確実に知颯君に初恋泥棒されたことでしょう。分別のある大人になってから画面越しに観れて良かったと心から思います。

空良玲澄君

空良玲澄君!なんだろう・・・名前を呼ぶだけで元気になれる。このショーではずっと最年少キャラとして明るく楽しく元気よく振る舞ってくれてました。愛されキャラ感が随所で存分に発揮されてましたね~。この過酷なショーを、初舞台から三年目にしてよくぞやり切ってくれたという感動を覚えます。しかしそうは言っても、空良玲澄君と知颯かなで君と京我りく君はそれぞれ一年ずつ違うだけなので、この若手3人は本当に皆よく頑張ってくれました。涙が出そう。

「DIAMOND GUYS」感想まとめ

2023年の年末にX(旧Twitter)でこの「DIAMOND GUYS」の動画を紹介してくださっている方がいまして、それをきっかけにショートverを視聴し、数日後にはフルverを見るためにニコニコ動画のチャンネル有料会員になっていました。年末年始はひたすら「DIAMOND GUYS」を見続けて今に至ります。もういい加減他のOSK動画を見たいと思うのに、手が勝手に「DIAMOND GUYS」の再生ボタンを押すんです。そして見始めればやっぱり素晴らしくて最後まで見てしまう。

「DIAMOND GUYS」のへの個人的な考察

なぜ私はこんなにも「DIAMOND GUYS」に憑りつかれてしまったのか。この舞台の構成はいたって単純で、「多種多様なヒット曲をひたすら歌って踊ってくれる」というものです。恐らくそれが私の観劇スタイルと相性が良すぎたのかもしれません。
これはもう個人的な趣味嗜好の問題なので、それが良いとか悪いとかでは断じてないのですが、私はいわゆる「客が一緒に手拍子」「客が一緒に振りを踊る」「客席降り」というものが得意ではありません。誤解のないように言っておくと、嫌いではないんです。得意じゃないだけで。
朝ドラ・ブギウギで大和礼子様が「お客様は現実を忘れたくて舞台を見に来ている」というようなことをおっしゃっていました。私はその志向がかなり強い人間で、舞台に求めることは「とにかく現実から引き離してほしい」ということです。なので手拍子などを求められると、「今ここで手拍子をしている自分」に意識が引き戻されてしまうのがどうしても苦手なのです。まあそんなこと言ってますが、子どもの頃は私も客席降りに大喜びで手拍子してたんで、ただ単に私が歪んだ大人に育ってしまっただけです。悲しいですね。
そしてこのDGでは、初めに挨拶を挟みはしますがとても短いもので、それを除けば本当に一切の休憩やトークなしにひたすら踊り続け歌い続けてくれます。しかもその内容たるや、上述してきたとおり現実なんて思い出す暇もないほど怒涛です。そりゃもう意識も飛びますよ。最初から最後まで、私は私を忘れてこの舞台に見入ることができました。画面越しとはいえ最高の観劇体験ができたことを感謝しております。

「DIAMOND GUYS」の質の高さ

そんな私の個人的な趣味嗜好なんか置いといたとしても、「DIAMOND GUYS」はやっぱり最高のショーです。ここまで書いてきたことが全てですが、内容の質が高すぎます。数秒間の振り付けにも一切手を抜かないし、それを間違えずに踊り切り歌い切った出演者様もまた全員レベルが高いのです。このショーで使われた楽曲は英語の曲も多かったですが、英語の歌詞なんて私なら一曲も覚えられないですよ。私は何も分かっていないただの素人ではありますが、この6人の出演者様が相当難しいことをやってのけたということは分かります。何回でも拍手を送りたい。

できることなら再演を・・・

X(旧Twitter)でも書いたのですが、この「DIAMOND GUYS」の最も素晴らしい点をあげるなら、二年前(これを書いている2024年1月時点で)の舞台にも関わらず、出演者様が一名も欠けることなく在籍してくれているという点に尽きると思います。OSKに限った話ではありませんが、二年もあれば退団される方は一定数いらっしゃいます。この素晴らしい「DIAMOND GUYS」の出演者様が一名も欠けていないのは奇跡としか言えません。そして私はこの動画を見るたびに泣くほど感動する一方で、「このショーを生で観れなかった」という悔しさを抱えてまた涙しています。当時観に行かなかった己が悪いのであって、そこは涙を飲んで耐えるしかないと重々承知はしていますが、もし万に一つも叶うことなら、このメンバーでの「DIAMOND GUYS」の再演をいつまでも強く望んでおります・・・。

ということで、恐ろしく長くなってしまった感想ブログを締めたいと思います。果たして最後までたどり着けた方が1名でもいらっしゃるかはわかりませんが、このような乱文長文をここまで根気強くお読みいただき、誠にありがとうございました。



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