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笠松町長の古田聖人氏がTwitterで裏アカを使って笠松競馬場の問題で罵詈雑言をツイートしていた疑惑の考察

1. 本疑惑発覚までの笠松競馬問題のおさらい

笠松競馬場の調教師や騎手の馬券購入による警察の捜査が話題となりました
八百長の疑惑も当然ありましたが、顛末は元調教師と元騎手の馬券購入による競馬法違反での略式起訴となりました

2020年に警察による競馬法違反での捜査から始まったのですが、当時の笠松競馬場は他の騎手や調教師、厩務員には不正はないとして開催を続行していました
しかしその後の名古屋国税局による税務調査によって、更なる調教師や騎手やその家族等10名にも及ぶ人間が馬券の払い戻しによる申告を行っていない等の脱税行為が明るみとなり、笠松競馬場は当面の間、開催を見合わす事となりました

これによって笠松競馬場の調査不足・公正競馬施行への怠慢が更に露呈した形となった訳ですが、笠松競馬場は第三者委員会を発足して笠松競馬関係者への聞き取りと調査を実施して不正を浄化する事で、競馬開催への望みを託します
そしてその調査結果が発表され、馬券購入に関与した数々の競馬関係者の報告と、調教師のセクハラ問題まで公開して話題となりました


2. 古田町長の人格について

名古屋国税局の税務調査で新たな競馬関係者の馬券購入の払戻未申告等による脱税行為が話題となった後に、古田町長は笠松競馬の開催自粛に際して以下のようなツイートをして話題となりました

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多くの方はこの方は人格者であると感じたようです
なお、私もそう感じた中の1人でした
自らの進退を伺わせるかのような「責任」の取り方まで表明しています
隠蔽、見て見ぬふりをする笠松競馬場とは違って非常に立派で勇気ある発言であると思います

ただ以下の発言は、ほんの少し気になった記憶があります

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「ごく一部の不届き者」との発言は問題の本質を理解されてないのではないかと感じました
当然、不正を行ったものが悪いのは当たり前です
しかし、このような事態を招いた責任の一端は「隠蔽」「見て見ぬふり」をする笠松競馬場にもあったからです
だからこそ、これほどたくさんの人間が不正に加担したわけです
一部の不届き者によるものではありません
「守ってあげてください」という発言も、笠松競馬の管理者でもある古田町長が言うべき発言ではないと私は思いました


3. 疑惑のツイート

そして疑惑のツイートですが、これは第三者委員会の報告書が公開された日の出来事です
古田町長は以下のツイートをします
これは2021年4月2日 17:31のツイートです

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そしてこのツイートに対してリプライ(追加でツイート)をして以下のツイートをしました
このツイートの時刻は同日、2021年4月2日 18:35付近です
これが疑惑のツイートなのです

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過去のツイートを見て頂いたら解りますが、いつもと口調が違います
堂々と朝日新聞の名前を出しておりますし、元調教師をイニシャルでOと書いておりますが、尾島徹元調教師の事を指している事は明白です
そもそもこの内容は報道などされておらず、真偽は謎です
しかしこれが事実でない場合は新聞社の名前も出している事から、名誉毀損に該当する発言と言えます
最後は自らが管理者である笠松競馬を他人事のように腐っていると言い放ち、マスコミを「ゴミ」呼ばわりしています
これは公職者がするべき発言ではありません

しかしその後、古田町長はこの疑惑のツイートを削除します
言い方が適切でないから削除したのでしょうか?
いいえ違います
これは所謂、古田町長の誤爆ツイートだった可能性が非常に高いのです


4. 裏アカウントの疑惑

実はこの疑惑のツイートですが、とあるアカウントが似たような内容をこの日よりずっと前からツイートをしていたのです
そのアカウントはこちらです

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現在は鍵アカウントになっておりますが、これは古田町長が疑惑のツイートを削除した後に、何故かこの近藤勇アカウントは鍵がかかりました
その近藤勇アカウントがツイートしていた内容は以下です
前後のポチちゃんさんのツイート時刻から判明したのですが、これは2週間以上前の2021年3月15日 17:20付近のツイートである事が判明しております

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「元調教師O」「朝日の新聞記者O」「馬主K」
言っている事が全て一致しています
これはもう偶然で片付けられるものではないでしょう


5. 近藤勇アカウントが古田町長の裏アカウントである検証の結果

この疑惑について5ちゃんねるの方で、近藤勇アカウントに関する重要なツイートをアップしている人がおりました
以下は2021年3月17日 19:19のツイートです
これもまた疑惑のツイートとほぼ同じ内容である事が解ります

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そして決定的なツイートは以下です
これは疑惑のツイートの1日前である、2021年4月1日のツイートです

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同じようなツイートですが、少し解りにくいでしょうか
では、疑惑のツイートと横並びにしますのでもう一度ご覧ください

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文章の最後の2行を除いて、句読点からハッシュタグのつけ方まで全て一致しています
一応念のために登録の電話番号の情報も調べてみました
その結果は以下となりました

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これだけの状況証拠が揃っているのならば、もう疑う余地はないでしょう
この近藤勇アカウントは、古田町長の裏アカウントであると考えてほぼ間違いないと思います

古田町長は裏アカウントを使って、過去にも幾度も名誉毀損に該当するような発言や罵詈雑言をツイートし続けており、今回、古田町長のツイートに対して近藤勇アカウントでリプライをしようとしたところ、誤って古田町長のツイートでリプライしてしまい、慌ててツイートを削除した
また、それによって近藤勇アカウントのツイート内容がバレ、同一人物である事が発覚するのを恐れて、近藤勇アカウントに鍵をかけたのではないでしょうか


6. 今回の疑惑についての考察

まず最初に言っておきます
今回の笠松競馬の騒動においては、不正を行った人物が悪いという事は間違いありませんし、その悪事についての評価はブレる事はありません
しかし何度も申しますが、「隠蔽」「見て見ぬふり」をする笠松競馬の体質にも大きな問題がある事は明白です
それを踏まえての考察となります

古田町長の今回の疑惑のツイートの誤爆、裏アカウントの使用についてですが、私はこれは「やってはいけない事」であるという認識です
人間ですので誰しも色々な感情や考えは持ち合わせて居るでしょう
その中には当然、誹謗等の考えや感情もあると思いますが、しかし、それを公職者がツイートする事は決して許される事ではないと考えます
ツイートの内容の真偽は解りませんが、真偽不明な噂をツイートしたとしても、内偵情報をツイートしたとしても、公職に就く人間としてのコンプライアンスはどうなっているのでしょうか

ましてや今回は、古田町長が第三者委員会の報告を受けての「管理者としての責任」を表明してお詫びするといった「立派な姿勢」を見せておきながら、そのツイートに第三者が暴露的にリプライをする事で多くの閲覧者の目に留まるよう工作しており、これは悪意を持っての行動であると言わざるを得ません

この行動はそれこそ第三者委員会の構成員や、聞き取り調査に協力した競馬関係者、並びに競馬開催を祈る馬主やファンを裏切る行為なのではないでしょうか

今回の疑惑については 2021年4月2日 23時頃に、古田町長に真偽を問う形でリツイートしておりますが今の所、回答はございません
当然、気が付いていない可能性もあるので、この度記事にして声を大きくしてみた形です

それでは今回の総括です

もし今回のこの疑惑について古田町長から一切の回答がない、沈黙を継続するのであれば、私は笠松競馬場の廃止を希望します
先にも挙げましたが今回の騒動では「隠蔽」「見て見ぬふり」をする笠松競馬場の体質にも大きな問題があると考えています
全ての不正を全て洗い出して浄化し、また1から再開を目指す笠松競馬場
そしてその笠松競馬の管理者が再開前の今の段階で「隠蔽」するなら、笠松競馬場に未来などはないと思います

古田町長から真摯な回答があると信じます


本件の続きの記事は以下


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