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ROMA CLUB TOKYOはどのような活動をしていくのか?

takumi KISARAGI (ROMA CLUB TOKYO Presidente)
11月から始まる会員募集の前に、ぼくたちがどのような活動をしていくのか、どのような想いを持っているのかをお伝えしたいと思います。

なぜTOKYOなのか?


なぜ我々はROMA CLUB JAPANではなく、ROMA CLUB TOKYOを名乗るのか。


本来サッカークラブは、その土地に根付くローカルな存在で、それゆえにクラブ名に地名を冠しています。ですが、ローマともなると、日本から1万キロ以上離れていて、ぼくたち日本人にとっては地域感が薄いのですが、そもそもローマがイタリアの首都名であり、また世界中の多くのファンクラブが都市名を冠していることから、ぼくたちもJAPANではなく日本の首都『東京』としました。これがひとつめの理由です。

もうひとつは…30年ほど前に存在した日本で最古のローマ公認ファンクラブの名前を継承しました。

1993年にイタリア商工会議所に所属するイタリア人が中心になって設立したのが最初のROMA CLUB TOKYOです。その後、青山でリストランテを経営するフランチェスコ・サバティーニ氏によって2度目のROMA CLUB TOKYOが始まりました。
しかし、当時公認ファンクラブの運営にイタリア人の協力が不可欠であった為に、サバティーニ氏が亡くなった後、ROMA CLUB TOKYOは解散します。

ぼくは数年前から当時のロマニスタたちと交流を持ち始めました。彼ら、彼女たちは、多くが60代になっていて、自らローマを発信したり、自ら音頭を取って活動をすることはありませんが、ローマの話になると俄然熱を帯びる様は、人生に深くローマが根付いているのだなとうらやましく感じました。

ローマからファンクラブを作りたいと相談されたときに、ぼくは躊躇なくこの名前を提案しました。今のローマに30年前に極東に存在した小さな公認ファンクラブの存在を知る者はいませんが、ぼくたちが同じ名前を受け継ぐのは素敵なアイデアに感じたのです。

ぼくたちと一緒に『ROMA CLUB TOKYO』を受け継ぐ仲間になりませんか?

ロマニスタと繋がろう

ファンクラブはロマニスタ同士の交流を助けます。
現在多くのロマニスタが個人的な気の合う数人の仲間でローマを応援していると思います。その活動はSNSが主体だと思いますが、ROMA CLUB TOKYOは、SNSとリアルイベントで、日本のロマニスタのみなさんたちと一緒に、もっとローマを身近に、家の近所のクラブのように感じられるようにしていきたいと考えています。

11月のローマジャパンツアーに際して

2022年11月にローマは18年ぶりとなる来日をします。日本に滞在する1週間の間にROMA CLUB TOKYOは、ファン同士が交流できるいくつかのイベントを企画しています。

そのひとつとして、地元のファンならば簡単にできるのに、ぼくたち日本で暮らすロマニスタにはやりたくてもできなかったこと。スタジアム入りするチームバスを出迎えたり、空港で選手団を出迎えるといったことをみんなでやりたいと思っています。こういったことが実現可能かどうか、現在ローマに確認をしています。

また、イタリアから熱狂的なロマニスタたちが50人ほど来日予定で、ローマから「彼らと日本のロマニスタたちとの懇親会があるといいよね」といった提案も受けています。ちなみにロモロくんもやってきます笑

ASローマのマスコット romoloくん

つまり、ぼくたちやローマだけでなく、本場のロマニスティにとってもジャパンツアーは大きなイベントなのです。ジャパンツアーを単なる2回のフレンドリーマッチとしてではなく、1週間のお祭りとしてみんなで目いっぱい楽しみましょう!そのためのROMA CLUB TOKYOです。

※Roma Club Verona "Damiano Tommasi" twitterより

会員証を発行します

これが個人的には最も重要なポイントで、デジタルではないカード型の会員証を発行します。ぼくは18年前にイタリアのローマ公認ファンクラブ組織 A.I.R.C(ASSOCIAZIONI ITALIANA ROMA CLUBS)の認可団体に所属していました。
年会費6000円を支払うと送られてきたのは、自分の写真が貼られた見開きの会員証です。

※ARICの会員証 今でも大切に保管しています

ぼくはこの団体の活動…フットサル大会、親睦会などに一切参加しなかったのですが、それでも会員証を眺めては、自分がローマの一部なのだと誇らしく思っていましたし、今でも大事に保管していて、会員証を見ると当時まだ若く、ただひたすらローマのことだけ夢中だった自分に会うことができます。ROMA CLUB TOKYOの会員になった暁には、ぜひ夜な夜な会員証を見ながらニヤけて頂きたいと思っています。

また会員証により愛着を感じて頂けるように、会員のみなさんを対象にデザイン投票を実施しようと思います。

注:会員証交付にはnoteメンバーシップ入会後、googleフォームによる本会員登録が必要になります。詳しくは下記リンクより確認お願いします。
ROMA CLUB TOKYO入会の流れ|RCT運営|note

会報を発行します

会報を制作します(設立初年度は1回の予定)。ROMA CLUB TOKYOがどのような活動を行ってきたのか、ローマに関するトピックなどを盛り込んだ冊子の制作を予定しています。会員のみなさまからアイデアを募り、会員証同様にいつまでも思い出に残る、会員であることを誇れる冊子を制作します。

食事会、観戦会、スポーツイベントを行います

この数年感染症などの問題もあり、ファン同士の食事会、観戦会などが自粛傾向にありました。ですが、ぼくたちは、このトーンダウンしたコミュニティを取り戻したいと考えています。
もちろん新型コロナがまん延する前と同じことはできませんので、食事会、観戦会、スポーツイベントなどは、参加できない方の為に、動画配信、または将来的なライブ配信などを考えています。

※Roma Club Verona "Damiano Tommasi" twitterより

以前ローマ日本公式ツイッターが、日本のロマニスタと他のクラブの対抗戦を行っていましたが、こういった他のクラブとのスポーツを通じた交流をROMA CLUB TOKYOで行いたいと思っています。

如月【ASローマ速報⚡ROMANISMO official】
如月【ASローマ速報⚡ROMANISMO official】

これらの画像は今年9月にロマニスタ有志でパデルテニスをした際のものです。パデルはスペイン発祥のラケット競技で、ローマのレジェンド、フランチェスコ・トッティが引退後頻繁に大会に出場していることで一部ロマニスタにとっても馴染みのスポーツとなりました。ダブルスなので実はそこまで運動量を必要とせず、だれでも簡単に楽しめるのも特徴です。

この画像のパデルはファンクラブの企画ではありませんが、実はこのとき集まったロマニスタたちが現在のROMA CLUB TOKYOの創設メンバーになっています。
みんなでスポーツを楽しみ、その後食事をしながらローマについて話をして人柄を知り、パデル以外でも交流を持つようになり、ローマからファンクラブ設立を打診されたときに、このメンバーで走り出してみようとなりました。

最後に

ぼくたちはROMA CLUB TOKYOを通じて、ロマニスタの輪を広げたいと考えています。会員がよりローマを楽しめるように、生活の中に今まで以上にローマを感じることができるように、その輪を大きく広げていけば、もしかして、いつかローマはぼくたちにとって、おらが町のローカルクラブになると信じています。

ぜひ入会をご検討いただけると幸いです。

ROMA CLUB TOKYO入会の流れ|RCT運営|note

ROMA CLUB TOKYOは非営利団体であり、会費で運営を行っています。会費、noteの支援、サポートを頂いた際は、全てファンクラブの運営資金として活用させていただきます。





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