【水曜日はスキレター】「整える」が美しい。
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「恢い」
読めますか?
僕は読めなかったです。。
これでも一応、元国語科教師だったんだけど、面目ないですわ。。。
「ひろい」と読むそうです。
えぇ、調べました。。f^^;
時として、noteではこういう「読めない漢字」とかに出くわします。
ま、なんとなく雰囲気で読んだり、そのままスルーしちゃって気にならなかったりもするんだけど、この字はどうしても読みたかったんです。
noteで素敵なデザインを見つけて、心を奪われ、そこに書かれていたものだったから。
*ALOHADESIGNさま。
とにかく、デザインが素敵でカッコいい。
シンプルに「スキ」。
ツボなんです、僕的に。
この「洗練された感じ」。
「デザイン」っていうと、一見してインパクトな「奇抜な色彩」とか「個性的な世界観」だとか、そういうのをイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんし、確かにそういうのもデザインではあるのは間違いないんだけど。
でも、僕自身も「デザイン」で仕事をさせていただきながら感じる、というか、その立場として色んな人に伝えたいなと思うのは、
「奇抜」よりも「整える」大事さ
のウェイトが多い仕事だと思うんですよね。「デザイン」って。
例えば、ごちゃごちゃした部屋にさらに派手派手なモノを置くより、ミニマリストみたいな何もない空間の真ん中に真っ赤なリンゴをポンと置く方が、印象に残ったりする。
この時、「部屋の整理」があってこその、「リンゴ」がマックスパワーを発揮できるってところに注目してもらいたい。
「リンゴの前に、整え大事」って感じです。
そして、その「整った部屋に何を置くと印象的か」ということを考える。
モチーフに「リンゴ」を選んだり、それが活きるような「整え方」で部屋空間を考えたりする。
「整える」があって、「印象」をつくる。
「デザイン」って、そんな感じのイメージです。
そういうのって、実際に手を動かしてデザイン図面を作成する能力のほかに、いわゆる「アートディレクション」「クリエイティブディレクション」みたいな、頭脳としての「全体整え師」なスキルやセンスが必要になる。
「一見して奇抜」で目を引こうとせずとも、それでも印象に残るものというのは、本物だと思う。一発逆転のホームランバッターよりも、どこのポジションでもレギュラー入りできて結果を出し続けられる選手のインナーマッスルのすごさに刮目したい。
ALOHADESIGNさんのデザインを見たとき、そんな「整え」の美しさが見え、僕はそこに惹かれたのでした。
話を戻すと、その「デザイン」のなかでチョイスされた「恢い」という語だったので、それは読み方含め、すごく気になったわけです。
部屋に置かれる「リンゴ」と同じ役どころの「恢い」だったわけですね。
…って、この「気になる」っていうフックを作るのも、「全体整え師」ディレクションのセンスやスキル。
僕はまんまとそこに引っかかった、というか一応デザイン仕事をやる端くれとして、そこが見える分だけ、見事に整えられてることに反応したのでした。
この美しいデザインを仕掛けているのは、どんな人だろう?
ALOHADESIGNさんのnote更新頻度は、僕に比べては少ないのですが、そこがまた僕の心を惹きつけるわけです。
要らない話は、しないぜ。
そう言われてるようで、犬の僕は「おあずけ」を命じられてじっと待つのです。
「相手を引き込む」プル型の営業戦略なわけですね。策士。
どうしても我慢できずにおしゃべりプッシュ型になっちゃう僕としては、そんな「男は黙ってサッポロビール」なスタンスに憧れたりするのでした。
(…ま、僕には無理だと早々に諦めましたがw)
しかしここにきて(どこ?w)、ALOHADESIGNさんのnoteの記事に異変を感じることになるのです。
…や、僕が勝手にそう思ってるだけですが笑
え? 「嵐」のライブについて書くの?
これは意外でした。。
でも。
読み終わって、、、素敵な内容だった*
「多幸感」なんて表現を持ってくるなんて、
なんだろう、庶民的な話題を取り上げてるのに、この洗練された感じは。。
例えば「嵐」の話題になった時、自分の情報の源がここだったら、ちょっと胸張ってカッコいい切り口で語れるんじゃないか、みたいな感覚^^
洗練された印象のALOHADESIGNさんが、
役者だから、プライベートな素顔は見せないぜ
ではなかったこと。
逆にそこ見せてくれたことで、余計にかっこいいと思ってしまったんですね。ラジオで下ネタ飛ばす福山雅治のようだった。(…違うか?w)
結果的に、この記事があったことで、さらに僕はグッと惹きつけられたのでした。
他にも「少年野球の指導者してた」とか、
「音楽活動をされてた」とか、
「デザイン」じゃない部分のバックボーンが、次々明らかにされてくる。
でも。
その都度それを見る度、ますます「素敵だ」と思えてしまって。
何でもやって、何でも屋
って印象には、全然ならなかった。
逆に、「デザイン」表現自体がすでに魅力的だから、「色んな経験を踏んできた人が繰り出すデザイン」ってところに帰結して、説得力が増す感じにさえなった。
僕の印象なんですが、ALOHADESIGNさんのnoteって、どんな内容のときも一筋とおった「軸」がある感じがする。
っていうか、「軸」を用意して書かれている気がする。
ただ世間話や昔話を思いつくままに「書きたい」「楽しい」で書くんじゃなく、「なぜこの記事を書いたのか」「伝えたいことは何か」という点を明確にした上で書いている感じ。
ブランドでいうところのコンセプトやメッセージみたいなところがしっかり背骨になってて、「読み物商品として成立してます」みたいなロジカルさがあるんですよね。
それって、それこそ「ディレクター」的な目線やスキルを持ち得る方だからなせる技で、そこを意識しちゃう僕にはビンビンと響くのです。
個人的に「スキ」なのはこの記事。
これ、すごくわかる!って思いました。
それを「この曲いいよね」だけで止まらず、「そこがなぜいいのか」ってところまでを言及して書いてくれてるのが、すごくスキな記事です*
「君の瞳に恋してる」のサビ前に、印象的なホーンセクションがあること
そうそう、あまりにもこれで聞き慣れてしまってて、当たり前に「こういうもの」として捉えちゃってるけど、冷静に考えれば「なぜここにホーンセクション?」なんだよね。
この記事でのテーマは、この曲を題材にしつつ、その切り口の奥には「常識やセオリーを疑い、飛び越えられる目とその効果」にまで及ぶ、ALOHADESIGNさんの思想や目線が見える。
「音楽」について書いた記事だけど、「この目や考え方を持つ人」が「デザイン」をつくっているというのが僕には魅力的で。
…って、僕は結局「人」を視たいってことなのねw
「素敵なデザイン」に惹かれて入り込んだら、
奥の「人」にまで触れることができて、
背景や深みを知れたことで、
さらに「デザイン」の説得力が増し増しになった。
「商品」だけじゃなく、「ブランド」ごと好きになる、って感じです。
ALOHADESIGNさん、いつもトキメキありがとうございます*
というわけで、勝手に一人企画「水曜日はスキレター」の本日でした^^
今日は暦的に、特に金運スペシャルな吉日らしいので、新しいクレジットカードに名前を入れてスタートしたいと思います*
ではまた来週。
See you next Wednesday!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。