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2年半でやっとワールドやアバターを作れるようになった話

この記事は clusterユーザーと加速する非公式 Advent Calendar 2020 10日目の記事です。


自己紹介的な内容になってしまっているのとclusterだけでの内容ではないのですがよろしくお願いします。
技術的な内容は他のつよつよな方におまかせします。何か作りたいけど迷ってる方向けに、何も知らない所から時間かけてこのくらいの人もいるのでみんなも頑張ろうという話をします。

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①VRやunityを触り始めたきっかけ(2018年)

vtuberブームが起きてからもうすぐ3年、VRを本格的に利用するようになったのもその影響からが大きく、最初は約2年半前VRchatを体験したのですがコミュ症のおじさんではなかなか入っていけなかった所へclusterがvtuberさんによるイベントを頻繁に開催し始めました(2018年7月~12月) vrchatのアバターアップロードで初めてuniyを触りwikiなどを見ながらなんとかだっ所、clusterではVRMモデルが必要という事で2018年の12月くらいから本格的に触るようになった覚えがあります。当時はマテリアルやシェーダーなど全く分からなかったのでネットの情報や動画を見ながらなんとかアバターをアップロードできていた感じでした。

②アバター改変とblender(2019年)

2019年2月vtuberであるのらきゃっと量産型のますきゃとがアバターとして販売されました。そらとも(ときのそらファンの総称)兼ねずみさん(のらちゃんファンの総称)であったのでもちろんすぐ購入してメインアバターになっていきます。ただclusterの制限を通すにはポリゴンやボーンなどを削る必要があり、ちょうどモデリングも覚えたかった事もありblenderを触りはじめます。なんとかclusterに持って行けたあと5月にはclusterでvtuberときのそらお誕生日会とCD購入者特典VRイベントの2つがありそのために改変モデリングも開始。その後もclusterのイベントではちょっとした改変を施していきました。

③自作アバターモデリングとワールド作り

そして今年2020年5月のバーチャルマーケット4の参加を決め自作アバターを作る事を決意。人型は最初は厳しいので何となく作っていたペンギンを完成させる事になりました。もちろんclusterでも使えるVRM同梱で作っています。vket4の前にclusterでは大型アップデートでプレイヤーによる常設ワールドがアップロードできるようになっていました。そちらはまだ機能も少なかったのと手がまわらなかったので最初はテストワールド上げただけでした。ワールド自体はVRchatの自宅ワールドを販売アセット+αでその数か月前にアップロードしてちょっとした仕掛けが楽しかった事もあり、ギミック待ちな所もありました。アバター作りはペンギンアバターを作る前にZENさんの動画でかぼちゃアバター作成で予習した感じになっていたのである程度スムーズに進めていたと思います。後からみるとUV展開とウェイトがかなり雑だったのが分かったのですが。

④clusterのワールド作成

clusterのワールド作成は6月のトリガーギミックがリリースした後に本格的に取り組んだワールドを3種ほど作りました。

シューティング&カサッカー

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初期のCCKのギミック、シューティングのサンプルを使ってゲームワールドを作ってみました。シューティングの的を当てながらボールを移動させて最後に出てくるゴールに入れる比較的に簡単なゲームワールドでしたが説明やリセットに時間かかりました。少し前に作った傘をアイテムにしたり自宅ワールドでも使ったマグロをお邪魔で泳がせたり好きに作りました。

まぐろしゅーと

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シューティングカサッカーでマグロを撃つのが思いのほか楽しかったのでそれだけのワールドをテスト的に作りました。高速で泳ぐマグロを撃つと増殖したり、あらぬ所へ飛んで行ったり、最終的におすしになったりと笑ってもらえればいいなと思って作りました。

悠久の湖畔工廠(改+)

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unityアセットストアで購入した物(湖に艦船を浮かべてみた)を合わせてみたら好みの情景ができそうだったので作りました。こちらは改良された3つ目のバージョンになります。

一番最初に浮かべただけのスクショ

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ファンタジー風な森の中の湖に絶滅してしまった艦船が転生して余生をすごしている、守れなかった空母を駆逐艦が今度はいつまでも守り続ける、そんなイメージです。改+バージョンでは夕日のなか駆逐艦が花火を打ち上げます。

ワールドはアセットストアのパッケージを置くだけでもかなり綺麗なものも多いので作りたいイメージが合えば少し改良して、あとはできれば軽量化してアップロードすれば結構簡単に自分の作った世界がVRで楽しめます。軽量化とギミックをいれる場合はすこし手間がいりますね。ゲームになるとそこから結構ハードルがあがるので内容によっては大変かもしれません。

⑤現在進行形、人型アバター作成

vket5に向けて一応完成販売はしているのですがクォリティアップと衣装追加などまだ進行形の作業になります。

こちらは一番最初6月頃に試しで作って難しくて進んでなかったお顔から始まり8月下旬に再開後9月1次入稿までの進み具合です。

アバター進捗1

今回はボディはvroidの素体をベースにして全体のクォリティをアップして完成させようと進めました。1次入稿のあと10月は2次入稿に向け専用衣装を作りながらハロウィンカラーを作ったりしました。 

アバター進捗2

そしてVRMのアバターミュージアムとvketの11月最終入稿を終えたのですが、avatar3.0対応や衣装追加などまだまだかわいくして育てていきます!

アバター進捗3

ここまで一つのアバターにこだわって作れているのは9月中旬頃のお顔が出来上がってきた頃の出来が思ったよりよく出来たと思ったからですね。お顔の出来でモチベーションは変わって来るので一番頑張る所だと思います。

2年くらい前にそのうちかわいいアバターを作りたいという思いがやっと第一段階達成でた所です。ただ色んな人に使ってもらえるようになって本当の達成といえるような気がします。そもそも何故目標になってたかというのは若い頃に漫画家やアニメーター、ゲームキャラデザインなどに憧れて挫折した後は死んだように生きていたのがVtuberとVRによって掘り起こされ、一番やりたかった事、自分のキャラクターを作りたかったというのを思い出し、イラストも長い間描いていなかったのを復活して描いたりしてたのですがなんとか昔の感覚で描けても遅い。どうせ時間かかるなら3Dモデルなら完成した後も自分で動かせるしパーツ変えていろんなパターンも作れる、頑張ればアニメーションで動かしたり、アバターとして配布して誰かが気にいって使ってもらえれば魂が入って動いている所を見れるなど楽しみが広がって行くのではないでしょうか。

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最後にまとめ

ワールド作成は間があいてギミックなど結構忘れていきそうなので、今後は自作アバターを動かせる世界としてすこしずつ作っていければいいなあと思います。来年からの目標ですね。

自己紹介的な内容で長くなりましたが、つたなくて内容がない文章をここまで読んで頂いて恐縮です。ありがとうございました!

まとめておくと自分の世界、キャラクターが表現したい方は3DとVRの世界は最高なのでぜひゆっくりでも頑張って欲しいという事です。

ワールドはclusterが分かり易い記事や公式サポートがあっておすすめ!アバターも今は色々使えるVRMモデル目指して作るのがオススメですね。

それでは良いVRライフを・・・・

明日は t_furuさんによる「clusterアイテムを使ってみる【入門】」です。ワールドの花となるアイテムを誰でも作れるようになるかも!





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