れいわ新選組の政策を評価するわけ

今日、一月万冊さんのYouTubeを見ていました。安冨さんが出演されていて、山本太郎さんの消費税撤廃論がなぜ歓喜の声で受け入れられないのかについて話し合われていました。借金が多くて消費税がないと国が破綻するとか、高齢化社会で福祉の財源が足りない、という財務省の刷り込みが功を奏しているからではないかと私は考えています。

けれど、景気さえ良くなれば、税収はUPするんです。

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このグラフは、財務省のサイトに掲載されているものです。インバウンドで景気の良かった2017年と2018年は、消費税はそれほどでもありませんが、所得税と法人税が前年より多かったことがわかります。消費税が上がった2019年に、所得税が減り、消費税が少し増え、法人税がぐっと減っているのが象徴的です。つまり、景気さえよくなれば税収は自然と増えるのです。だから、消費税が絶対必要というわけではないのです。

れいわ新選組は、消費税0を掲げています。あの党にとって、これが一番大切というか、基礎の政策なのだと思います。消費税をなくせば、貧困層が助かります。なのに、なぜれいわ新選組の主張が浸透しないのか、今日の一月万冊さんは、皆は自分が払っている税金の金額を知らないのではないか、と言っていました。それも面白い見立てだと思い、自分の場合で計算してみることにします。

自分の給料を事細かに晒すのもなんなので、端数は端折ります。金額みればわかりますが、非正規です。まず、通勤手当を除いて、月額19万3千円ほどの支給です。そこから所得税と住民税合わせて12000円ほど、健康保険その他で31000円ほどが引かれます。なので手取りは15万円ぐらいです。

浪費家とは言いませんが、倹約家でもありません。毎月14万円ほど使ってしまいます。このうち、54000円ぐらいが家賃その他で非課税です。すると、86000円ぐらいが課税対象の支出です。食費は大体2万円から3万円の間です。計算しやすいように仮に26000円としましょうか。食費はコロナ禍のためすべて自炊か持ち帰りですから、消費税は8%です。およそ2000円の消費税を払った計算になります。残りの6万円がその他の出費です。水道光熱通信、日用品に衣料品、書籍、ガソリン、薬、オタ活等々です。これにかかる消費税は10%ですから、5500円ぐらいです。合わせて毎月7500円を消費税として納めていることになります。消費税が0になれば、この7500円が手元に残ります。1年で9万円。遠征に2回行けますね。

こんな感じで計算すると、自分がいくら消費税を払っているかがわかりますよ。面倒くさければ、私の支出を基に自分の支出ならいくらぐらいになるのか、ざっと計算してもいいかもしれません。

消費税が0になって、浮いたお金を貯金に回す人もいるでしょうが、少しでも消費に回れば、景気が良くなります。山本太郎さんの口癖、「あなたの消費はだれかの給料」。今はコロナ禍で落ち込んだ経済を早急に浮揚させるべき時です。枝野さんの所得税免除も悪くはないのですが、貧困層にはあまり恩恵がありません。非正規雇用が4割を超えている今、ボトムアップが急務なのです。

他にも理由はありますが、一番には上記のような理由で山本太郎さんとれいわ新選組を推しています。


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