未来を託す一票

数日前に期日前投票をしました。各政党の実績、公約等を参考に、それぞれ一長一短ありつつもベターと思える選択ができました。

今回特に重視したのは、各政党が作ろうとしている国のビジョンです。今の若い人たちや子供たちに手渡しても大丈夫な国になるのか否かです。これを「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト」で見ていきます。

まず一つ目の点は、「民主主義は守られるのか」です。公文書は政府が正しいかどうかの見極めをするのにとても大切な資料です。それらが適切に保管され開示されることは、国民の知る権利にとって大変重要です。また、学術の独立性が保たれるかどうかも、民主主義の維持に関わっています。研究者や学者の口が人事権を盾に塞がれるようでは、健全な議論は成り立ちません。民主主義とは多数決ではなく、議論の積み重ねです。

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もう一つは、デフレ問題です。日本は賃金が下がり続け、今やお隣韓国にも抜かれてしまいました。この状況下で本当に苦しい生活を強いられている方たちがいます。若い方からご年配の方まで。これほど多くの方が低賃金に苦しめられているのは、ご本人たちの努力が足りないのではないのです。国の政策が悪いのです。その証拠に、企業の内部留保は増え続けています。国民に分配する仕組みになっていないことが問題なのです。これを解決しない限り日本は衰退の一途を辿り、じきに先進国ではなくなるでしょう。

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次は環境問題です。原発は放射能廃棄物の処理方法が確立されていません。間違いなく次世代にツケを残す施設です。地球温暖化も対策が待ったなしです。我々はあと30年もすれば死ぬかもしれませんが、まだ60年70年と生きていく若者たちにとっては、「いい加減にしろ!」案件でしょう。

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そして、女性が安心して暮らすことができ、だれもが愛する人と暮らす幸せを求められる社会なのかも重視しました。

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最後に、あまり争点になっていませんが、入管の問題です。外国人を人とも思わないような扱いをしていることは、国際的に恥ずべき行為です。私は第二次世界大戦中に日本兵がアジア・太平洋諸国で行った残虐行為を教えられて育ったために自国に誇りを持てません。同じ経験を若い人たちにしてほしくないのです。今、外圧ではなく自らの力で入管の在り方を変えることができれば、若い人たちは世界に向かって胸を張っていられます。

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下のサイトには、まだまだたくさんの項目があります。自分が気になっていることがあれば、是非チェックしてください。なお、質問に△で答えているものは、補足意見がついています。「詳細」ボタンから各政党の詳しい回答がわかりますから、そちらも読んで判断されたほうがいいと思います。



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