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TREK

はいから東京1st mini Album
『Farewell Seasons』
セルフライナーノーツ6曲目。
「TREK」

この曲を作ったのは2022年の6月26日です。
この日は、先日のレコ発に出演してくれたsoshakuのドラマーであり、僕がバンドを組んでライブハウスでライブをするようになったばかりの19歳の頃からずっとお世話になっている田代さんという人の結婚式が大塚Deepaであった日でした。(田代さんはかつて大塚Deepaでブッカーをしていた人で、「若者のすべて」という大塚のサーキットイベントを立ち上げるなどした人です。みんな大好きな人、Deepaで結婚式やってるの参加できてすごく嬉しかった)

そんなおめでたい日で、式に僕が参加するのは夜からの予定だったので昼間は家でギターを弾いていて、なんとなくの思いつきからポロッと出来上がったのがこの「TREK」という曲です。
なので歌詞を読んでもらえれば、この後のパーティーが楽しみだったんだろうな〜ということがよくよくわかってもらえると思います。

俺この日ビールのあと結局何飲んだんだろう、ハイボールかな?
誰かとパーティー抜け出して雲の上まで行っちゃうみたいな展開は残念ながらなく、酔い潰れてDeepaのフロアで寝て朝を迎えました。

そんな感じで曲を作ってスタジオに持っていってバンドでアレンジを進めていったのは良かったのですが、曲名がなかなか決まらなくて困っていました。
そんななかで7月22日、Zepp DiverCityにceroのツアー「TREK」のファイナル公演を観に行きました。
ライブめちゃくちゃ最高で興奮冷めやらぬなか乗り込んだゆりかもめから、夜の東京臨海部の景色を見ました。
練馬区に住んでいる僕にとってモノレールに乗るのは滅多にないことで、モノレールの車窓から見える景色はいつもすごく特別なものに思えます。
特にカーブを曲がるタイミングで車体が斜めになるときの、ビル群の光たちと斜め上から向かい合うような状態になった光景がすごく好きです。

そんなふうにして車窓から夜景を見ているときにふと、タイトルが決まっていない曲のことを思い出して、「あの主人公が屋上で見ていた不思議な光はもしかしたらこんなふうだったのかもしれないな」と思いました。
それでなんとなく、今この瞬間のフィーリングを閉じ込められるタイトルにしたい!と思って、その日観に行ったceroのツアータイトルから拝借して「TREK」と名付けました。

ceroツアー「TREK」のテーマイラスト

そんなこんなの流れで、この「TREK」は出来上がったというわけです!

バンドのアレンジ面に関しては、キーボードのがくくんがかなり色んな音色を探して試してくれて、結果的に非常にバッチリな感じに仕上がったんじゃないかなと思います。
今まであんまりこういう曲調は作ってなかったので、はいから東京的にはかなりチャレンジした曲になってると思います。
当初、この曲をアルバムの1曲目に置こうかと思ってたんですけど、むしろこの曲が最後の方が「次の季節の報せ」としてはいいのかなと思い、この曲でアルバムを締めることにしました。
CDを手に取ってくれた方の中には気がついた方もいるかもしれないのですが、CD本体をケースから外すと、ケースの内側に、「Next is more better!?」という文字がちっちゃく入っています。
一応元ネタがあるので、もし気になった方は「この次はモアベターよ」でググってみてくださいな!
はいから東京の次回作に乞うご期待!!!!!!
ということで、はいから東京1st mini Album『Farewell Seasons』セルフライナーノーツおしまいです!!
読んでくれた方ありがとうございました!!!!

ヘッダー画像はサイゼリヤの安ワインで酔っぱらって楽しそうな僕です。
「TREK」を作り田代さんの結婚式に行った前の日、6月25日は僕の誕生日でして、僕の誕生日は毎年友達とサイゼリヤでワインを馬鹿ほど飲んで酔っぱらうのが何故か定番になっています。
今年の誕生日こそは恋人と過ごすなどしてこの状況を抜け出したい気持ちと、またこんな感じで楽しくやりたい気持ちが半分ずつくらいあります。
どうなるかな〜たぶんサイゼだなぁ
僕の今後にも乞うご期待です!なんでや!
そんな感じで!それでは!

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