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フロースクールの形が見えた

地方から見えてきた現実

地方を回って現実が見えてきました。

某地方では、高校を卒業して東京に出ても、数年で戻って来てニートか就農する奴らが増えているらしいです。ここに多分、就農給付金も入ってますね。

また某地方では、看護学校へ通いながら水商売をしたいという子たちが増えているらしいです。「なんで?」と聞くと、「お母さんがやっているから」。

母親がシングルマザーで、全く同じ暮らしをしているそうです。この話を聞いて、俺はちょっと切なくなってしまいました。というのは……これはつまり、『地方の田舎でずっとおっさんたちの面倒を見ながら一生を終える』ということだから。

どこかでこの連鎖を止めなければならないんじゃないでしょうか。

情報を取り扱う教育の重要性

まずは情報教育が必要だと思います。

スマホ禁止なんてとんでもない。俺は義務教育も反対派ですが、せめて現状であれば幼い義務教育のうちからネットの使い方を覚えさせて、「情報の使い方」を覚えましょう。

情報という道具をどう使うべきか。それさえ教えることができれば、今の時代なら後は勝手に自分で学ぶことはできます。その情報の取り方を教えるんです。

……いや、もっと言えば、使い方じゃなくてもいいです。困った時に助けてくれる存在があることを知っているだけでもいいのかもしれません。この国では、明るい道を歩く方法は溢れていますが、暗闇を進む方法は教えてくれません。

例えば、犯罪に巻き込まれた時。

例えば、借金を抱えた時。

道を誤った時や孤独になった時に、助けてくれる組織があることを知っておくだけでもいいでしょう。

……それすら知らないから、みんな路頭に迷うんじゃないでしょうか。

では、どこから辿るべきでしょう?

生涯教育をITと紐付ける

それは……生まれた所からでしょう。

出産施設から教育段階をサポートしていく必要があります。もちろん、母親からも。それをマイナンバーと紐付ければ、漏れが無いようにできるでしょう。

産後のケアで、母親も含めた情報リテラシーを学ぶのがいいんじゃないでしょうか。

形式だけの道徳教育なんて止めて、失敗から学ぶべきでしょう。免許の書き換え講習の時に見るように、実際に犯罪を犯したり道を踏み外してしまった人を講師として呼んで、実際の体験を語ってもらいましょう。リアルしくじり先生のように。

公にこれを語れる人は、既に更生の方向に向かっていると言えるのではないかと思うので、これを職業としてもいいでしょう。社会的な再生の先生となれる可能性があります。

『教育を流動化しよう』

きっと、今はもう教室で学ぶ時代ではなくなったんでしょう。

これから必要とされるのは多分、リモートでサポートしながら地方の現場を回る、フローコーチのような存在です。これからの学校は、より多様な人材をアウトソーシングして集められるといいでしょう。学校とは、そのためのハブ組織になるべきなのかもしれません。

あとは交通と拠点ができれば、どこでも働き、どこでも暮らせるようになります。

きっと僕らは、どこでも学ぶことができる。そのうち、火星留学生だって出てくるんじゃないかな……?

さあこれからは、新しいフロースクール時代の幕開けが来ますよ!

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