ストレスとロジカル

先週1週間は、仕事でストレスがたまった。仕事が上手くいかなかったのが原因だ。ストレスを解消するために、私はコーピングについて書かれた本を購入した。コーピングとはストレスに対処する方法論のようなものである。その本を読み、私はストレスに打ち勝つにはロジカルであることが大事だと感じた。理由は、ストレスは認知の歪みからくる場合が多いからである。

認知の歪みとは現実をありのままに見ないで、自分なりの解釈をしてしまうことである。例えば、石に躓いて転んだとする。この場合に「ほんと俺ってついていないよな」と思うのは認知のゆがみが発生していることになる。なぜなら石に躓いて転んだのは、石に躓いて転んだという事実だけである。「ついていない」というのは事実ではないのだ。自分なりの解釈をすることで、事実と異なる認知をすることを「認知のゆがみ」という。

そのように考えると、ロジカルに考えることがストレスに対処する一番の方法だと思う。事実に対して、認知のゆがみを生じさせないからだ。仕事が上手くいかなくても、別にストレスをためる必要はない。業務が滞りなく進んでいるという事実があるので、大きく他人に迷惑をかけるようなミスではないことが明らかである。なので、ストレスを感じた時こそロジカルでいることに気を付けていきたい。

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