テラヤマキャバレーがやばかった
鈴木おさむさんがお勧めしていたので梅芸でやっていたテラヤマキャバレーを観に行きました。
結果、これは、、ほんとに行ってよかった作品。。
少なくとも表現者にはブッ刺さる内容。
昭和を代表する劇作家、寺山修司が、死が迫る中、生と死がいりまじる夢か現実か分からない世界で最後の作品を上演する。
過去でも未来でも、どこにでもいける3本のマッチとともに、自分の表現とはなんなのか、をめぐる物語。
劇中劇によくある、客席も含めて作品にする形なのですが、ほんとに境目がわからなくなってきます。
自分が作品の中に描いた母親は本当の母親か、虚像か。
この言葉を発しているのは本当の自分か、それとも演技しているのか。
"人生は芝居だ"
僕らも普通に生きていて
相手によって態度を変えるし
環境が変われば振る舞いが変化する。
そのどこまでが本当の自分で、
どこまでが演じてる自分か。
おそらく誰もが一度は考えたのある主題ですよね。
心の底まで見透かすような、けれど同時に暖かさを感じる、めちゃくちゃすごい作品でした。
主演が香取慎吾さんだったのですが、カーテンコールで上着だけチェンジして出てきたんです。
そしたら隣のお姉様が、「あぁ、やっぱりかっこいい。」
と声を漏らしていて、さすがスターと思いました笑
明日だけ、少しチケットがありそう。それ以外は完売ですね。
これは、いけるなら行った方がいいー。。
https://www.umegei.com/terayama_cabaret2024/
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過去の画家と作曲家から曲の魅力に迫っていく。
こちらも命を懸けて、作品を作り上げた人ばかり。
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