「デザイン、アート、そしてエンタメ 〜コンサートあるよ〜」
忙しい忙しい言いながら筋トレ中に進めてるドラクエが1.2クリアして3に進んでます。
#絶対暇だろ
#ほんとに忙しい人に謝れ
#すぎやまこういちさんの音楽最高です
昨日、ついに楽しみなコンサートのリハが始まりました。やっぱり誰かと音楽で対話する空間は好きだなぁと改めて感じてます。
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音楽での対話
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世界的なヴィオリストである大山平一郎さんが率いているMusic Dialogueという団体があります。
そちらでは室内楽を通じて音楽を学ぶ機会を若手アーティストに用意する、という活動をされています。
https://music-dialogue.org/business/
知り合いのピアニストからお声がけ頂き今回は参加させて頂いてます。
三組で10時間近くリハが組まれていて、三日間の綿密なお稽古の後成果発表会があります。
ritenutoとritardandoの違い。dolceの意味。
ただ言葉の意味を知るだけではなく、作曲家がどのように使用していたかを知る。
また楽譜には書かれてないけれど、慣習を知っていれば明白な事。
書かれている素材をどうしたら美味しくお客様に出せるか。
作曲家の意図した事を届けるため1音1音確かめながら進んでいます。
「すごい創意工夫して弾いてるけど、蛇足だなぁ。」
そんな事を大山先生に指摘されながらも学んでます!笑
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歴史に学ぶ
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改めてクラシック音楽のリハをやはり伝統芸能だなぁと感じました。
決まり事やルールがたくさんある。
書かれてないじゃん!といってもそういうものだから、という世界です。
そういえば、去年は日本の伝統芸能に浸る一年にしました。人形浄瑠璃、歌舞伎、落語、能。
外から見てみると「これはなんなんだろう?」という演出が沢山ありました。
ただ
八岐大蛇との剣劇。葵上への恨み。
鳥肌が立ちました。全身の感覚が目覚めて、気づけば涙が流れてました。
ポップスのような俊敏さはないものが多い。けれど、何世代もの歴史が織りなした表現は深淵で、重厚で、心の一番奥底を揺さぶってくれます。
お決まり事やルールは無意味ではなくて、人類の根底に流れる心の琴線を探究した結果なのではないでしょうか。
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喜ばせる
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最近仲間と一緒にアートとデザインの違いについて話しました。
デザインの力ってすごいんですよ。
例えばトイレのマークは色しか見てないというのが有名です。
どうデザインしたら人が狙ったように動いてくれるか。それを極める分野です。
アートといわれるものはデザインの積み重ねなのではないかなと考えています。
朝日を見たら感動した。贈り物を貰ったら嬉しかった。赤色を見たら興奮した。
そういった素朴な感情の揺れを積み重ねて作品を作っていく。
ヒトに普遍的な身体反応としての感情を組み合わせて大きな真理を感じる。
ここでふと思うのですが、根本に人を喜ばせたい、という欲求があるのではないでしょうか?
誰も気づかないことにこだわったり、まだ誰にも欲しがられていない作品を作ったり。
でもその作品が世の中にあってほしいと思って創り出す。
他者としての自分を喜ばせるためにアーティストは活動しているのではないかと考えます。
そしてひいては周りの人、世界、人類を喜ばせたい。
デザイン、アートの究極はエンタメだと僕は感じています。
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というわけで
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しばらく書いてなかったら鼻息荒い記事になっちゃいました。
これで来ようと思う人がいるのかははなはだ疑問ではありますが、リンク貼っておきます。
当日会場でお待ちしてます!
以上、現状報告でした!
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