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チョコレート煉獄 1 Purgatorium CHOCCO

(煉獄:古くは「浄罪界」とも訳され、主にカトリック教会の教義において、死後地獄へ至るほどの罪はないが、すぐに天国に行けるほどにも清くない魂が、その小罪を清めるため赴くとされる場所である。ただ、第2バチカン公会議以降の教会の現代化の流れにより、現代のカトリック教会で煉獄について言及されることはほとんどない。(Wikipediaより))

あれはワルプルギスかソクラテスか
泡をふいたともだちのからだは
また
どこか遠くへとばされた





ワシャT

ユクツクリツクリ クツリツクリツ
カップコマリマス
ユクツクリツクリ クツリクツクリツ ソックリコ ソックコ
カップガナイテ\マス
ピーポン
イィサンオニイィイイサンイィサンオニイィイイサンイィサンオニイィイイサンイィサンオニイィイイサンイィサンオニイィイイサン
ピーポン
「ョコレート」
ビ________________________________________________________________
ワシャT
ィニャー。。。。
キニャー。。。。
ワニャー。。。。
ワッハ、Tワッハ、Tワッh
********
ビ「ここは
どこだろう?」
どこだろう


めがさめたぼくがみたものは
埠頭にある倉庫の一室
そこで巨大なかまどをもって
ゆげをたてている
調理器具
せせこましく
うごくどれいたちと
そいつらに指示する
色とりどりの鱗を持つにんげん
の大きさをもった

/\ 化”

白いにんげんの顔をもち
ガの羽をもつ
/\ 化”
口はなないろにかがやき
なめくじの舌がついていて
にじいろのまばたきを何度も繰り返し
羽と、ロロロロという声と、両目のまばたきが
それぞれべつの
リズムでうごいている
/\ 化”
の魔物
というのか

「ロロロロッロ!」幾人かのこびとがそこでははたらいており
数名は
熱心に楽器を叩いている
たいはんはびっこで、片足の筋を
切り取られているようすだ
った

ひとのかおをもった/\ 化”には
かたほうだけ乳房があり
もうかたほうが切り取られ
焼きごてをあてたように
ただれている
乳房はたれさがり
黒や、虹色になる
汁がたれている
/\ 化”は
小人たちをつかって
巨大な鍋を
木製のかきまぜ棒
モリニーリョ

まぜている
ほおが、ナイフで
そぎおとされている
ものたちもいる!

「ロロロロロー、
チガう、チがウんだよこのボケらすどもれが!
いいか、チョボクレ、そこにいれルのJhaaaァあない
汁いれろー、二がジルぃれロー、すぐいれろー
バッカ、T、バッカ。。。」

むちのおとがしなり
それがまぶたを直撃すると
小人たちは目の前がまっらになって
泣く
太鼓のおとはだんだんきつくなり
小さな太陽が、まどのそとからみえていたが
巨大ななまずのようなくちが
太陽をのみこみ
太陽がうんことなって うんこがようがんになり
鍋につならる行列に
到達するごろには
ひとつの
木の実が生まれている
/\ 化”はすかさず
その木の実をとってきて
両腕をきりとられた
このぼくの目の前までやってくる
なめくじの舌は
ふたまたにわかれ
触覚がぼくのほおをなぞる
ぞろり
と音がして、それから、
思い切り、木の実をバーン
もっかい 景気良く

バーン

とぶつけられて目の前に青い火花が
ちり、脳のなかに焦げ臭い匂いが
たちこめる
ぼくははなじをながしているもよう
なまあたたかい
歯にちがしたたる

/\ 化”はギャギャギャロロロとはじめへんなわからない
こえをだして
から その木の実を「これは
カカオだよ!」といって僕に見せびらかした
「これは
カカオだよーっ!カカオだよーったら、カカオだよオオオオォォォー!」
といって、なんども、なんども
ぼくを殴る
それはもう
とても痛いのだし
つらい
こぶがつぎつぎとふくれあがり
なぜだか
体中にみみずばれが
できて
ひりひり
とする

「カカオだよ! 
カカオだよ! 
カカオだよー! 
カカオだよ!」

ウッヒャッヒャッヒャッjヒャー カカオだよ!

ぼくはおなじようになるために、へびになるために
同じ声で絶叫した。ぼくのこえはしわがられていた
声がすりかえられているのだ
けれども 僕はがんばっていった 
カカオだよ!
カカオだよ!

パッカーン!パカパカ....
パッカーン!パカパカ パカパカ

パッカーン!パカパカ....
パッカーン!パカパカ パカパカ

ジドウシャ ワシャワシャワシャ
クジドウシャ ワシャワシャワシャ

ガガガガガガガ ワカドカ ウーワカドカ ワカドカ

クシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシ
クシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシ
クシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシ
シャクナッtョコレート カスタマイズ」
パッカーン!パカパカ....
パッカーン!パカパカ パカパカ
パッカーン!パカパカ....
パッカーン!パカパカ パカパカ

パラパラパラ
「ョコレート カスタマイズ」

ビ________________________________
ビーMウワッチ
ビーMウワッチ 
ビーMウワッチ
ニシキヘビニシキヘビ
コードネームハニシキヘビ.....チョボクレ
ワッシャー音はかき消されて
ぼくのいのちの火も
消えかけようとする

くじけそうになったそのとき
まぶたのよこから
きらきらと
光るものが
ながれる

「ウイズダム(エイチを)」
僕は言った、

それは
祈りの様にぼくにちからをあたえ
神話のように
ぼくはよみがえった
ぼくは、いままた、このぼくのからだの主人公になるのだ
太陽は、ぼくの心臓になるのだ
心臓は僕の目をたべつくし、ちきゅうをのみこむのだ
江イチ
ことりが、僕のあたまにとまった
こえの調子はととのい
/\ 化”に
いう

君の名は、
ククルカン
だ?ククルカンだかんだ。かつてカカオの神と呼ばれ
いまは、追放された身の 火身差魔
ククルカン(カツァルコアトル


へびはうれしそうに、人間のかおまねをして
髪をふりかざして
「ククルカンだー。((´∀`))そうだー。くくるカンだよー。
おいしいところベロベロミー、うろこだヨー、べたべたニー
そして!これが!
カカオだよ!」

といってまたぼくをぶつのだ。とても強いベンダ
で、ぼくのからだは
ふっとんで、いたのか、割れたのか、よくわからないが
木のようなものに
おsらくぶつかった
がすぐ
水をかけられて
目をさまされる
ぼくのくちびるからも黒い
シルのようなものが滲んだ
ぼくの娘ふたりは
そのせいぶんやぶんりょうを
しらべ、丁寧に書きとっているのだ!
おい、きみたち。まぶたがはれて
まえがみえなくなったぼくは
くちもはれあがって声をだすのがつらく
もう、いうのをあきらめてしまった

「ジャー、ギャオロ、ギョロ
おまえをたぶる(食べる?)まえにさらにわれにからに
これをやろう」

それは
カカオだなンだよぉーーー!

カカオだよ!

カカオなンダヨロロロロロヨ! カカオ! カカオ!

ぎゃぁー。ワ、チョロロロロロロロ
チョロロロ
てのひらから
目から
口から
ひたいから
なさけなく
チョコレートが
流れていくていくいく

つづく

お願い致します