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時間の重力 100億分の7秒遅くなるんだ

一般相対性理論においては、重力は空間(時空)を歪ませ、時間の進みを変化させる。このため重力ポテンシャルの低い惑星上では、重力ポテンシャルの高い宇宙空間に比べて時間がゆっくり進むことになる。例えば、地球上(正確には、ジオイド表面上)で1秒当たり100億分の7秒遅くなる。

アインシュタインは、特殊相対性理論における無重力の観測者と慣性の観測者が同様に経験することが重力の基本的性質を現していると仮定し、これを一般相対性理論の基礎として等価原理で定式化した。大まかに言うと、この原理は自由落下するエレベーターにいる人は自由落下していることを知ることはできないというものである。このような自由落下環境における全ての実験は、静止している時や全ての重力源から遠く離れた深宇宙で一様に動いている観測者に対するであろうものと同じ結果になる

重力の分布が一様でなければ、水は重力の強い方に流れてしまうように、正確な標高を知るためには、地形の起伏に加えて重力の影響も考慮する必要があります。国土地理院の重力値は、土地の正確な標高を決めるための情報として利用されます。

https://www.gsi.go.jp/common/000184137.pdf

 光のはやさで飛べることができたら,自分の目の前に置いた鏡に自分の
顔が映るのだろうか? 16 歳のときに,ふと考えたこの疑問が,10 年後に
相対性理論となる.

https://www.oit.ac.jp/is/shinkai/lecture/20180729_HirakataText.pdf

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