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白毛馬による芝ダート重賞制覇〜函館記念振り返り〜

白毛馬による重賞勝利でも凄いのに、芝ダート重賞を制覇という結果を出したハヤヤッコ。
雨降る洋芝で前半1.00.1のペースはHペースの部類。パワー指向に有利に働く形になった事がこの勝利に繋がったのだろう。
内枠でじっくり脚を溜めてうまく捌いた浜中の手腕も大きい。
2着にはミルコはもはやオハコになりつつあるスタート出遅れ最後方から3コーナーより大外から捲って差してきたマイネルウィルトス。
この馬だけ他馬より100mくらいロスする外回しが功を奏した所はあるが、強い競馬を見せた。
正直今日のメンバーではこの馬だけが次に繋がるレースをしている。
3着のスカーフェイスも3コーナーでウィルトスに捲られ4コーナーでは後方に位置するも、Hぺーすの恩恵もあって直線最後伸びてきた。
あとの馬は重の功出もあるとは思うが、先に繋がる競馬は出来ていない。
毎年好走馬を出す中一週ローテの巴賞組もウインイクシードの4着が精一杯で馬場差があり過ぎて今年は好走馬なしだった。

反省点
①前哨戦良馬場、本番重馬場では前哨戦は参考にならない。
②マイネルウィルトスは大箱向きだが、小回りでも重馬場強い。
③雨で前に行きたい馬が多い場合、パワー優先で差し追込み馬を選ぶ事を一考。
④ダート馬で芝善戦実績がある馬は、こういう時に来ても驚くな
⑤確固たる主役もいない割れたオッズの混戦時は得手して大荒れしづらい。
⑥開催序盤の成績は鵜呑みにするな。
⑦500kg超の馬体重馬は全滅。体重=パワーではない。
⑧サマー2000をここから取るのはきつい。

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