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中京ダート1400mじゃないプロキオンS(2022)

京都改修により元来中京競馬場のダート1400mで行われるこのレースが昨年に続き小倉ダート1700mで行われる。
昨年はその影響もあってか9、14、12番人気の大波乱決着。
この3頭は全て4角4番手以内で回って来た馬で、雨降りしきる重馬場も手伝って人気馬のほとんどは中断〜後方で脚を使えず終わった結果だった。
今年も雨予報があり圧倒的に前有利の傾向は強く、近走成績よりも先行力を重視したい。

<全頭分析>
1-1 エアアルマス 栗東池添学
牡7 57.0 松山
20年G2東海S勝ち馬もその後成績はパッとせず。昨秋よりダート短距離路線にシフトするもそこでもOP3着が精一杯。
前に行けない馬ではないので内枠を利用し思い切って逃げの手に打てれば変わる可能性はある。

1-2 サンライズノヴァ 栗東音無
牡8 58.0 松若
19年Jpn1MCS南部杯の勝ち馬。長きに渡りダートマイル路線を善戦してきたが近走は翳りが見えてきた。
斤量、脚質的にもここでは厳しい。

2-3 ロードレガリス 栗東野中
牡7 56.0 富田
3歳時芝戦で未勝利卒業出来ず大井に転厩後ダートで活路を見出し開花。大井で4戦3勝で、再転厩4連勝でOP勝利。特筆すべきはこの8戦を全て上がり1位の脚で勝っている点。
その後OP勝利はあるが重賞では2着が精一杯。かつ今回は13ヶ月ぶりの出走とさすがに厳しい。

2-4 エブリワンブラック 栗東武幸
牡5 56.0 岩田望
キタサンブラックの全弟。兄とは違い芝では勝ち上がれずダートで昨夏OPに上がる。
OP実績はなく2走前のJpn2ダイオライト記念で地方所属馬に負けた2着がある程度。
ここでは根本のスピードがなく前付けする脚もないので足りない。

3-5 メイショウウズマサ 栗東安田隆
牡6 56.0 北村友
昨年の3着馬。3走前の府中のOPダート1400mを逃げ切るだけあって、今年も逃げはこの馬だろう。
今日の2勝Cの同距離を見る限り、少々速いペースでも逃げ馬は乗り切れてしまうので、昨年同様に馬券内に残る可能性は高い。

3-6 アンセットヴァウ 栗東中竹
セ5 56.0 団野
3勝C勝ち上がりから5戦全て1秒以上の負けを考えるとここは家賃が高い。

4-7 アルドーレ 栗東西村
牡7 56.0 和田竜
比較的安定した成績で前目も控えても競馬ができる。反面どちらも決め手はそれ程でもない。
前々走の府中Lダート2100mを56kgで勝っており、今回同斤なのでチャンスはある。
また父オルフェーヴルの血統はこのコース良く走る。

4-8 エクレアスパークル 栗東今野
牡8 56.0 荻野極
3走前の同コースL門司Sを先行して勝っており、同じ競馬が出来ればチャンスある。
ただこれ以外のレース先行出来ていないのが気掛かり。

5-9  サクラアリュール 栗東村山
牡7 56.0 藤岡康
後方待機でいつも良い脚で上がってくるが、ここはデビュー以来初となる小倉コース。
届かないと見た方が賢明か。
展開にもよるがいい所3着が精一杯だろう。

5-10 ヒストリーメーカー 栗東新谷
牡8 56.0 小沢
前に行くと甘くなり、控えると届かない典型的な善戦馬。
金沢の経験で小回りに問題はないが、近走結果が出ていなく年齢的な衰えを感じる。

6-11 トップウイナー 栗東鈴木孝
牡6 56.0 城戸
昨年の同レース2着馬。馬場状態も昨年と似通っていて夏になると調子を上げる馬だけに、前々での競馬がハマれば近走の不振は目を瞑れる。
抑えておきたいかな。

6-12 ゲンパチルシファー 栗東佐々木
牡6 56.0 川田
前々で競馬が出来て、小倉実績もそこそこ。リーディングジョッキーが鞍上とくれば抑えてはおきたい馬。
ただ勝ち味に遅い点だけが気掛かり。

7-13 ユニコーンライオン 栗東矢作
牡6 56.0 川須
昨年G1宝塚記念2着から爪不安で1年休養明けでここに参戦。
ダート実績がないのにここが初戦というのが引っ掛かるも、調教は動いている。
何より芝では快速逃げ馬。ウズマサとのダッシュ争いは見もの。

7-14 ヴェルテックス 栗東吉岡
牡5 西村淳
条件クラスの時に小倉ダート1700mの好走歴と交流重賞の好走から小回りは問題ないが、ペースが早いとどうか。
2000m超の方が今は向いているように思える。

8-15 サンライズウルス 栗東安田翔
牡4 56.0 横山典
出遅れ癖ある馬にこの騎手でこの厩舎。ポツンしそう。
府中向きですね。武蔵野Sで狙ってください。
ただ4歳という点は魅力だし、ヘニーヒューズだし。

8-16 ラーゴム 栗東斉藤崇
牡4 56.0 鮫島駿
ダート転戦2戦目となった前走OPは58.0kgで勝利。大外枠の不利はあるも2kg減で出走、前付け出来る脚もありここは芝ダート重賞制覇のチャンス。
父オルフェーヴルのコース相性の良さ、4歳馬、調教CW 81.9-36.2-11.3を馬なりでマークと好調な点も見逃せない。

展開重視して
◎16 ラーゴム
○  5 メイショウウズマサ
▲11 トップウイナー
△12 ゲンパチルシファー
△  7 アルドーレ
△13 ユニコーンライオン

3連単フォーメーション
1着 5.11.16
2着 5.11.12.16
3着 5.7.11.12.13.16
計36点

馬単
1着 16
2着 5.7.11.12.13
5点

トップウイナーが絡んでくれればいいなぁ

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