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サプリでLDL(悪玉)コレステロールは減らせるのか?

30代を過ぎた頃から会社の健康診断を受ける度にコレステロール関連の数値が正常範囲を上回っていたので、毎回食事改善や運動を定期的に行い数値を下げる様にアドバイスを受けていました。
なかなか食事改善や運動を習慣的にする事ができないので、サプリメントをに頼ってみようと思いいくつか試してみました。

最初のサプリメント

もう何年前の事かは覚えていませんが、最初に服用したサプリメントは
紅麹
EPA&DHA
の2種類です。

健康診断の結果が出てから飲み始めてはみたものの、次回の健康診断で改善された結果がでないので結局は飲むのを止めしばらく経ったしまいました。

サプリメント服用の再開

その後も毎年の健康診断の度に総コレステロール値やLDLコレステロール値は正常値を少し超えた辺りにとどまっていたのですが、ここ数年その値が少しづつ上昇してきました。

最近では2019年に受診した人間ドックの結果が出て、今回は正常値を今まで以上に超えたのが気になり、2019年の12月より大正製薬の 「コレステロールや中性脂肪が気になる方のタブレット」を服用し始めました。
https://www.taisho.co.jp/company/news/2018/20181127000257.html

サプリ選定にあたってはネットでLDLコレステロールに効果がありそうなサプリを中心に検索。
今まで服用したサプリ成分と違った物という事で上記のサプリをチョイス。

こちらのサプリメントの特徴はアフリカマンゴノキ由来エラグ酸を含有していて、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能や、HDL(善玉)コレステロールを上昇させる機能があることが報告されているという謳い文句に惹かれました。

通常サプリメント商品を選ぶにあたって使用者のレビューなどを重視するのですが、この製品に関してメーカーによる効果説明はあるのですが、効果があったとのユーザーレビューがあまり見当たりませんでした。 
ただ、大正製薬以外からも、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸含有サプリメントが売られているのでそれなりの効果が見込める事を信じて。
次の血液検査の予定が次回の人間ドックを予定している 2020年11月なのでそれまで飲み続けてみようと思いました。

突然の含有成分の変更

しかし飲み始めて半年が経つかたたないかのタイミングで、飲んでいるサプリの含有物の大幅変更が行われるお知らせが届きました。
ショックな事に効果を期待して服用していたアフリカマンゴノキ由来エラグ酸に代わり、DHA・EPAに変更されるとの事でした。 DHA・EPA含有のサプリなら他にも沢山のメーカーが扱っているのでリニューアルされたサプリを継続するか迷いましたが、ネット上の薬局系小売店ではまだ前の商品の取り扱いが在庫限りでは販売されていたので数ヶ月分を調達し、それ以降はリニューアルされた商品を読み続けました。

約1年サプリメントを飲み続けた2020年11月の血液検査の結果ですが、心配していた総コレステロール値は正常範囲上限ギリギリに収まり (250→216)、LDLコレステロール値は正常範囲上限をちょっと超える程度(170→144)まで改善されました。
これには検査結果を説明してくれた人間ドック担当医も驚いていました。 サプリを飲んでいるとの説明をしたところ、「サプリは効果がでる人、出ない人がいますからね!」との事で、この結果はこれからもサプリを続ける励みとなりました。

今月に入って胃カメラを受ける為に血液検査をする機会があったのですが、検査結果を見ると「総コレステロール値」、「LDLコレステロール値」が共に2019年レベルに逆戻りしていました。
原因を考えると普段の食生活や運動不足に起因している事は重々承知していますが、少なくとも今服用を続けている「コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル」は現状を維持する事ができないと考えました。

なぜ昨年11月の検査では数値が一時的にしても改善されたのか考えてみたところ、やはりサプリの含有物が「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」から「DHA・EPA」に変更されたのが大きいのではと思いました。

しかしなぜ、大正製薬が販売を開始してさほど経過していないサプリメントの含有物を変更したのかが気になってネットで調べてみると以下のリンクの記事を見つけました。

機能性表示食品

どうやら機能性表示食品に該当する食品への誇大広告や効果が疑わしい食品を排除しようとする動きが管轄する消費者庁から通達でもされたのでしょうか。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」の作用効果に関しては日本人に対しての検証がされておらず、アフリカのカメルーン人に対しての効果の結果だけを利用して宣伝広告されている事が問題視されて、「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」を含有するサプリメント販売各社からの消費者庁への届出が相次いで撤回されたとの事でした。

もしかすると私個人には「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」は効果を見せて検査数値が下がった可能性もあるが、公的なエビデンスもないので何とも言えないです。 

フランバンジェノール

しかし、元に戻ってしまったコレステロール値をまた下げていきたいので、他のサプリメントを調べてみました。
毎回サプリメントについてネットを調べて思うのは、販売会社の宣伝は沢山見つかるのに、利用者の声は意外と見つけにくいという事。 サプリメント会社のレビュー欄に記載されている内容は鵜呑みにできないですし。。。。
その中で、富士フィルムのフランバンジェノールに注目
その理由は単純で、「悪玉(LDL)コレステロールを下げる」という文言が大きくパッケージに記載されている点もありますが、富士フィルムは会社のフィルム技術等で培った研究技術を生かして、化粧品でもヒット商品を出し、医薬品やサプリメントの分野でも勢力を拡大している会社だからこそ試してみたいと思わせてくれました。

フラバンジェノールなんて今回の検索をするまで聞いた事もなかったのですが、天然由来のポリフェノールの1つなんですね。 お茶に含まれるカテキンも同じくポリフェノールの1つ。
どうやらスキンケア効果も高く、フラバンジェノールで検索した時には化粧品関連でヒットする数の方が多かったです。

こちらも機能性表示食品で届出の詳細は以下のリンクから確認できました。

届出されている機能性は
本品には、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)が含まれるので、悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能があります。そのため、悪玉(LDL)コレステロールが高めの方に適した食品です。
悪玉コレステロールを改善する目的のサプリメントである事が伺えます。

必ずしも届出内容の結果で、私自身に効果があるサプリメントであると判断するのは早計ですが、富士フィルムという会社の信用を背負った製品である事も加味して、しばらくこちらのサプリメントを服用したいと思います。 まだ残っている大正製薬のサプリもあと1か月程は一緒に服用します。

新たなサプリメントでコレステロール値に変化が現れるかどうかの結果は、やはり2021年11月頃になるかと思います。 それまでは毎日忘れずに服用を続けて少しでも総コレステロール値とLDLコレステロール値が前年を下回る事を願います

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