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テクノ向けプラグイン D16 Group!その3:NITHONAT(ニソナット)

どうもマイコンです。D16 Group から発売されている製品の特徴とサウンドをレビューするシリーズ第3弾をお送りします!

NITHONAT(ニソナット)
レトロドラムの最高峰!TR-606の温かいサウンドを再現

特徴

  • TR-606には無かった様々なパラメーターを追加

  • MIDIラーン

  • マルチアウト

  • 64bit内部処理

  • パワフルな内蔵シーケンサー

  • パターンのランダマイズ機能

お勧めポイント!

NITHONATは Roland のビンテージリズムマシン TR-606 からインスピレーションを得て開発されたドラムマシン音源です。エレクトロ、ヒップホップ、R&Bといったジャンルの名曲で多用されるそのサウンドをソフトで再現するべく、完全にゼロから設計されました。サウンドを変化させるパラメーターはボリュームのみだった TR-606 実機の機能を大幅に拡張し、様々なツマミで幅広い音色を生み出すことが可能になっています。内蔵シーケンサーの多彩なモードに加えて、全てのサウンドや機能はホストDAWからコントロールすることが可能です。TR-808(1980年発売)、TR-606(1981年発売)、TR-909(1983年発売) という時系列において、606は808の後継機でありながら音色や機能が縮小され、一番レトロなサウンドを響かせます。NITHONATはキック、スネア、タムの温かいサウンドと、ハイハットやシンバルの金物が606のアナログ回路を元に作られており、これが非常にユニークなサウンドです。金物の透き通る高音と豊かな倍音が 808や909 にはない個性として際立ち、そのオールドスクールな音色はプログレッシブ・ハウスやR&Bなど、どんなトラックにもその輝きを加えることができます。TR-606はTB-303の相方として発売された経緯を考えると、NITHONATをPHOSCYONと一緒に使うのが正統派と言えるでしょう。

NITHONAT / DRUM MACHINE


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