【演奏録画を見た】

ギターの左手は、1和音分や1小節分を纏めて押さえます。本来は、鳴っている弦のみ力を入れるものです。鳴っていない弦については、左指はすぐに動けるように待機している。指を弦上に置いたままで、力は入れません。ところが、私の場合、左指の全部に常に力が入っています。先日気付きました。

日曜日にライブハウスで開催されたネット配信のイベントに参加しました。イベントのYoutube動画を見てみました。演奏がちゃんと出来ているのか、気になったからです。演奏を聴いていると、演奏時の動きに違和感があります。どうも右手と左手に力が入ったままになっているようです。さらには全身にも力が入っています。緊張しているのか、勢い余ってなのか、体全体に力が入っています。そのせいで動きのタイミングが微妙に遅れて、メロディが繋がらないようです。

実は、このイベントの当日ですが、2曲目だけ『試し』をしてみました。「糸(中島みゆき、Siyoh編)」だけを『音量控えめで、軽く』弾いてみました。録画を見ますと(あくまで当社比ですが)違いがあるようです。曲の流れがわりと滑らかに聞こえます。

これまで『脱力』については、『どこをどうするのか?』という実感が沸きませんでした。今回、脱力の感覚を若干掴めたような気がします。自分の演奏を聴くのは甚だ嫌ですが、勉強になりますね。