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op.1 はてしない物語

10月28日、本とうたた寝。がライブデビューしました。
場所はサンリオピューロランド。新しい物語を始めるにあたっては、最高のステージでした。

【op.1 はてしない物語】構成

朗読1

子どもの頃読んだ「はてしない物語」

すごくおもしろかったけど、
最後のページを閉じたとき、やっぱり物語は終わっちゃうんだって思った

あれから何年も経ってぼくたちは気づく

物語は終わってない

新しい朝が来れば嫌でも次のページが開く

誰もが物語の中を生きている

きっとたくさんの困難が待ち受けているだろう
それを乗り越えるために奮闘したり、傷ついたり、
君とぼくの間に何かが芽生えたりして、
物語の展開を大きく変えていくのかもしれない

だから、この物語の結末はまだ誰も知らない

夢の中でも逢おうね
気づいてね
新しい物語はいつも突然はじまっているから

●「fable」

朗読2

「ねえ、海を見に行こうよ」

真夜中、小指を絡ませて
翌朝、きみは来なかった
知ってたよ
いつだって手をはなすのは、きみのほう

プリズムみたいな世界じゃ
一つの光だけ見てられないね

夢と現実 嘘と本当 子どもと大人
そして、きみとぼく

いいよ、わかちあえないままでも
ひとりで歩くには夜は深いから
たよりない輪郭を手さぐりでいろどって
ふたりでどこまでも踊ろうよ、

暗くて怖いなら、きみの灯りを見つけてあげる

ねえ、きみだよ
この声が聞こえてる、きみだよ
いつだってきみだけに歌ってるよ
すべての物語はきみのもの
涙が染み込むページに片耳を寄せたら
ほら、音楽が鳴ってる

●「daydream」

MC

●「Get up boys & girls」

MC   〜 fin.

本とうたた寝。のライブは、毎回古今東西の小説1作品を選び、小説にちなんだ朗読(小説そのものではなく、小説世界から、現実の私たちの日々の生活にちなんだ詩をメンバーや運営が制作します)、楽曲、映像など、演目に合わせてステージングを変えていきます。

ライブは20分とか30分という短い時間なので、なかなか小説そのものの魅力を伝えるのは難しいです。

でも、ライブで取り上げたことをきっかけに、メンバーとの会話や、ファン同士の会話の中で、ちょっと気になって、読んでみようかな、と思ってもらえたら、そんな願いを込めて、おもしろい作品をご紹介していけたらと思っています。

次回の決まっているライブは11月27日。詳細の発表は11月4日。どうぞお楽しみに。

インタビュー記事、クリエイターへの連載依頼など、コンテンツが増えていくよう頑張ります! ご要望などもお聞かせください!